【総合型選抜】正しい入学願書の送り方は?気になる疑問を徹底解説!

総合型選抜(AO入試)を受験する際、入学願書の提出方法や必要書類については、慎重に準備する必要があります。今回は、願書の書き方から封筒の使い方、郵送の際の注意点まで、入学願書を送るための基本的なルールについて詳しく解説します。
目次
1 入学願書を送る際の基本ルール
総合型選抜において、願書の送付方法を誤ってしまうと、試験の受験資格を失う可能性もあるため、慎重に準備を進めることが重要です。まずは、入学願書に記載する内容や封筒の使い方、送付方法について、しっかりと把握しておきましょう。
【1】 願書の正しい書き方と注意点
願書には個人情報や志望動機、成績証明書などの重要な情報が含まれます。記入時には、誤字脱字がないように注意し、読みやすく丁寧に書きましょう。特に、氏名や住所のスペルミス、日付の記入漏れなどは大きな問題となるため、事前に何度も確認を行うことが求められます。
また、総合型選抜では、志望動機や自己アピールなどが重要な書類の一部として求められる場合が多いので、これらの記入内容も十分に考慮して作成することが大切です。
【2】 証明写真の準備:清潔感とサイズを意識
願書には証明写真の添付も求められます。証明写真は顔がはっきりと見えるものを使用し、清潔感を意識した服装や髪型で撮影することが重要です。また、写真のサイズが指定されている場合もあるので、事前に確認してから撮影するようにしましょう。
【3】 書類記入時の修正方法
記入後に間違いに気づいた場合、修正方法にも注意が必要です。修正液や修正テープの使用は避け、訂正箇所には訂正印を押すか、訂正線を引いた上で、訂正した内容を記載しておくことが望ましいです。万が一、記入ミスがあった場合は、素早く修正し、見落としのないように再確認しましょう。
2 願書封筒の入れ方と書き方
願書を送る際には、封筒の使い方にも細心の注意が必要です。正しい封筒の使い方と、その書き方について見ていきましょう。
【1】 指定の封筒の場合の書き方
学校から「封筒はこれを使うように」と指示がある場合、その封筒を使用しましょう。封筒のサイズや色、デザインなど、学校が指定しているルールに従うことが最も重要です。封筒に記載する内容も指示に従い、必要事項を正確に記入しましょう。
【2】 指定がない場合の対処法
封筒に指定がない場合は、一般的にA4サイズの書類が入る大きさの封筒を選びます。この場合も、封筒の表面には「願書在中」や「○○大学入学願書」など、内容がわかりやすいように記載しておきましょう。また、封筒の裏面には自分の住所や名前を記入しておくことも大切です。
【3】 宛名書きのルール:御中の使い方
封筒に宛名を書く際には、宛先に「御中」を使うのが一般的です。「○○大学 入試担当者 様」など、受け取る担当者が個人でない場合には「御中」を使うことを覚えておきましょう。
【4】 「願書在中」「〆」の書き方
封筒に「願書在中」と記載することで、中身が入学願書であることを明確に伝えることができます。この記載は封筒の表面、中央あたりに記入することが多いです。また、封筒の右下には「〆」などの記号を使って封を示すことが一般的です。
3 入学願書の送り方と手順
願書を送る際の手順について、次に詳しく見ていきましょう。
【1】 「必着」と「消印有効」の違いを確認
「必着」と「消印有効」という言葉には大きな違いがあります。「必着」とは、指定された期限内に必ず届くことが求められる場合であり、期限を過ぎてしまうと受理されないことがあります。一方、「消印有効」とは、消印の日付が有効であればその日に送付されたこととして認められる場合です。どちらの場合にも、提出期限をしっかり確認しましょう。
【2】 浪人生が気を付けるべきポイント
浪人生の場合、特に入学願書の提出において気を付けるべきポイントがいくつかあります。過去の成績証明書や推薦状の取得など、必要な書類を再確認し、手続きを早めに行うことが重要です。また、出願スケジュールを見落とさないように、カレンダーなどに記入して管理することもおすすめです。
【3】 郵送方法は簡易書留が基本
願書を送る際の郵送方法としては、簡易書留を利用することが一般的です。簡易書留を使うことで、郵便物が確実に届けられたことを証明することができるため、安心して願書を送ることができます。万が一、願書が届かない場合でも、証拠を持って対応できるため、非常に便利です。
【4】 願書提出当日の服装アドバイス
願書を提出する際には、服装にも気を使いましょう。提出日には清潔感のある服装を心がけ、面接がある場合にはより一層気を引き締めて挑むことが求められます。服装はカジュアルすぎず、相手に好印象を与えるようなスタイルを選ぶと良いでしょう。
4 出願前に確認すべきこと
出願前には、再度書類や日程の確認を行うことが大切です。
【1】 書類と日程の最終チェック
願書を送る前に、必要な書類が全て揃っているか、記入漏れや誤字がないかを最終確認しましょう。また、出願締切日を再確認し、余裕を持って手続きを進めることが重要です。
【2】 願書提出スケジュール管理のコツ
願書の提出は期限が決まっているため、スケジュール管理が非常に重要です。提出期限に間に合うよう、早めに準備を始め、提出日までに余裕を持って提出するように心がけましょう。また、提出後に郵便事故などが起こる可能性も考慮し、早めに準備を進めることが大切です。
総合型選抜の出願は、正しい願書の書き方や封筒の使い方、郵送方法などをしっかりと理解し、準備を整えることが求められます。これらをしっかりと守ることで、スムーズに出願手続きを進めることができるでしょう。