サクシードを使用しているご家庭へ
サクシード採用校の生徒さんの指導実績は全国トップクラスです!
サクシードは有名進学校などで採用されている数研出版の準拠問題集です。
このページでは、サクシードの特徴と対策についてお話しします。
数学の成績でお困りの方にとっては、きっとヒントがあるはずです。
ぜひ参考にしてください。
サクシードの構成は以下の通りです。
難易度は学習の基本から入試の中級までです。
しかし、入試標準からやや難しい問題が多くなっています。
サクシードの巻末には、「答えのみ」が記載されています。
詳しい解説はないので、答えだけを見て、間違えた問題を解き直したり、理解したりしなければなりませんが、なかなか難しいです。
別冊解答がついていますが、学校によっては配布していません。
個人で別冊解答は購入できないので、その場合は、お手上げ状態になります。
別冊解答は解答が詳しく記述されていますが、
「なぜその公式を使うか」などの理屈が、あまり解説されていません。
そのため、数学が苦手な生徒さんが、『自力で解ける』ようになるのは難しいといえます。
サクシードは、他の問題集と比べると基本問題がやや少なめです。
そのため、苦手な問題の復習が足りなくなる人もいるかもしれません。
生徒さんの学習状況に合わせてプラスアルファの学習をしていく必要があります。
以下は、つまずきやすいと言われている単元です。
「予習・復習」が特に必須となる単元ですので、ぜひご覧ください。
■方程式
方程式とは、「x+5=13」のように、文字と数字がイコールでつながっている式のことです。
文字に何の数が当てはまるかを求めます。
方程式は、中学1年生からスタートし、高校の数学まで使います。
計算問題から文章問題まで、方程式を使って解き進める問題は多いため、方程式がわからないと別の単元でつまずく可能性もあります。
■関数
関数とは、「xの値が決まると、yの値が1つに決まる関係」のことです。
問題によっては、連立方程式を使ったり、色んな関数と複合して出題されるようなこともあります。
関数がわからなくなった場合、どこでつまずいたのかを見極めることが重要です。
・一次関数
一次関数は、y=ax+bと表します。(y=一次〖xが最大でも1回かけられている〗式」で書ける関数のこと)
式の形にすると、y=2xやy=5x+8のようになります。
グラフで表すと直線になるのが、一次関数の特徴です。
・二次関数
二次関数は y=ax²と表します。
二次関数は、「xが1つに決まれば、それによってyが1つに決まる」関数のうち、xが2次になっているもののことです。
グラフでは、放物線という曲線になるのが、二次関数の特徴です。
■確率
確率とは、物事の起こりやすさを数値で表したものです。
例えば、コインを投げた時、表か裏のどちらが出るのかを数値で表してみます。
表か裏の2種類、どちらかが出るのは確実です。
2種類のうちの1つが出るので、表が出る確率は2分の1、裏が出る確率も2分の1と表すことができます。
■ベクトル
ベクトルとは、大きさと向きを表すもので、物事の位置や速度を表すことができます。
例えば、家から駅までの最短距離で移動をする場合、「家から南東へ1km」と表すと「方向」と「距離」がわかります。
ベクトルの単元は、公式も多く、複雑なため、苦手意識を持ちやすい単元です。
やや難しい問題が中心なので、数学が苦手な生徒さんは、もう少し難度の低い問題集を使うことをおすすめします。
また、別冊解答を配っていない学校の生徒さんが自学で解くことは難しいと思われます。
応用して類題を解くことは、さらに大変です。
ここまでサクシードについての対策をご紹介しましたが、サクシードの対策と言っても、お子さんの学習状況・学校のカリキュラムによって、細かく変わります。ここでご紹介したのは、あくまで教科書の内容に則った対策です。
より成果を上げたい場合には、学校のカリキュラムや、先生の教え方などによって対策を変えることをお勧めします。
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