まだ志望校に届いていない高校生へ
学部別・学校別の対策を教えます!
E判定から成蹊大学に
合格するための
入試傾向と対策
Dick Thomas Johnson(Flickr) / CC BY (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)
成蹊大学を目指している方へ。
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- 受験勉強のやり方が分からない
- 勉強しているのに成果がでない
- 成蹊大学の偏差値に届いていない
- 成蹊大学の一般入試で何が出るのか分からない
- 何を勉強すれば合格できるのか分からない
こういったお悩みを抱えていると、大学受験に対して不安も大きいと思います。
このページでは、成蹊大学に合格するために具体的にどうすればいいのか、大学受験で実績のある私たちから詳しくお伝えしていきます。ぜひ、参考にしてください。
- 成蹊大学 一般入試情報と対策
- メガスタの成蹊大学対策
- キャンパス&大学紹介 など
成蹊大学 一般入試情報と対策
成蹊大学に偏差値が届いていない場合、やみくもに何から何まで勉強している時間はありません。
ですので、効率的に受験勉強を進めていく必要があります。
そのために、まずは志望学部の入試情報を確認し、必要科目や配点などを参考に、受験勉強の優先順位を決めましょう。
ご存じだと思いますが、大学入試では大学や学部によって科目、配点、出題範囲はバラバラです。
ですので、入試情報で配点が高い科目や出題範囲をしっかりと確認し、入試に重要なところから優先的に対策を進めていくことが合格への近道です。
反対に、入試情報を知らないまま受験勉強を進めてしまうと、配点の高い科目を後回しにしてしまったり、入試に出ない範囲の勉強に時間を使ってしまったりと、非効率な受験勉強をしてしまう可能性があります。
下記は、成蹊大学の学部別の入試情報です。
成蹊大学
学部別入試情報
※前期のみ掲載 ※偏差値、大学入学共通テスト(センター試験)得点率は河合塾のデータを参照
経済学部
学科 | 偏差値 |
経済数理 | 55.0 |
現代経済 | 57.5 |
[経済数理/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(400点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 100点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
数学 | 200点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル) |
外国語 | 100点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[現代経済/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(300点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 100点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 100点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
●地歴 | 100点 | 世B・日Bから選択 |
●公民 | 100点 | 政経 |
●数学 | 100点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル) |
[経済数理/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(500点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 200点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
外国語 | 300点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[現代経済/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(500点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 300点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[現代経済/G方式(2教科型グローバル教育プログラム統一入試)]2教科(700点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 400点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
経営学部
学科 | 偏差値 |
総合経営 | 55.0 |
[経営/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(350点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 100点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 100点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
●地歴 | 100点 | 世B・日Bから選択 |
●数学 | 200点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル) |
[経営/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(600点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 400点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[経営/G方式(2教科型グローバル教育プログラム統一入試)]2教科(700点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 400点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
法学部
学科 | 偏差値 |
法律 | 55.0 |
政治 | 55.0 |
[法/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(320点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 100点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 120点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
●地歴 | 100点 | 世B・日Bから選択 |
●公民 | 100点 | 政経 |
●数学 | 100点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II |
[法/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(500点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 300点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[法/G方式(2教科型グローバル教育プログラム統一入試)]2教科(700点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 400点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
文学部
学科 | 偏差値 |
英語英米文 | 52.5 |
日本文 | 55.0 |
国際文化 | 55.0 |
現代社会 | 55.0 |
[英語英米文/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(450点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 150点 | 国語総合・現代文B・古典B |
地歴 | 100点 | 世B・日Bから1科目選択 |
外国語 | 200点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[日本文/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(350点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 150点 | 国語総合・現代文B・古典B |
地歴 | 100点 | 世B・日Bから1科目選択 |
外国語 | 100点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[国際文化、現代社会/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(400点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 150点 | 国語総合・現代文B・古典B |
地歴 | 100点 | 世B・日Bから1科目選択 |
外国語 | 150点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[英語英米文、国際文化、現代社会/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(500点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B・古典B |
外国語 | 300点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[日本文/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(500点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 300点 | 国語総合・現代文B・古典B |
外国語 | 200点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[英語英米文、国際文化/G方式(2教科型グローバル教育プログラム統一入試)]2教科(700点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 200点 | 国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) |
外国語 | 400点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
理工学部
学科 | 偏差値 |
データ数理専攻 | 47.5 |
コンピュータ科学 | 52.5 |
機械システム | 45.0 |
電気電子 | 47.5 |
応用化学 | 47.5 |
[理工/A方式(3教科型学部個別入試)]3教科(360点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 120点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 120点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1科目選択 |
外国語 | 120点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
[理工/E方式(2教科型全学部統一入試)]2教科(600点満点)
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 300点 | 数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
外国語 | 300点 | コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II |
※当ページの大学入試情報は執筆時点での情報となります。最新の情報については、大学の公式サイトをご確認ください。
志望学部の入試情報はご確認いただけましたか?
もし、配点の高い科目が苦手科目だったり、後回しにしてしまっている科目だったりした場合には、要注意です。今すぐに受験勉強の進め方を変える必要があります。
成蹊大学の入試傾向に沿って、出やすいところから対策する
成蹊大学の場合、入試問題の傾向は毎年一定で、ほぼワンパターンです。
問題量、難易度、出やすい分野が決まっているのです。
ですから、成蹊大学に合格するためには、成蹊大学の傾向を知った上で、
優先順位の高い分野から解けるように対策していくことが合格を近づけます。
下記では、成蹊大学の科目別の入試傾向と対策を簡単にご紹介しています。
成蹊大学
科目別入試傾向と対策
英語
大問数 | 6題 |
解答形式 | マークシート方式 |
試験時間 | 90分 |
長文読解の対策が合否を大きく影響する
成蹊大学経済学部の英語(E方式)は、大問が6題、全てマークシート方式で出題されます。大問3以外は全て長文読解問題が出題され、大問3では対話文形式の問題が出題されます。
細かな文法の知識を問う問題よりも英語の読解力を問う問題が比較的多く、問題文を読みその文章の全体の要旨を短時間で把握して選択肢を選ぶ必要があります。
成蹊大学経済学部の英語の対策としては、毎日一定量の英文を読み、文章の内容を掴む訓練を行いましょう。問題の中には英語で出題されるもののあるので、出題形式に慣れるために数年分の過去問を解き、過去問分析を行うことも必須です。
数学
大問数 | 3題 |
解答形式 | マークシート方式+記述式 |
試験時間 | 75分 |
失点することなく確実に解答しよう
成蹊大学理工学部の数学(E方式)は、大問が3題出題されます。大問1は小問集合問題が出題され、大問2や大問3では証明問題や総合問題などが出題されます。大問1、大問2はマークシート方式、大問3は記述式問題が出題されます。
数Ⅰ、数Ⅱ、数Ⅲから満遍なく出題されますが、難易度はそれほど高くありません。教科書や問題集の標準問題レベルの問題が多いため、失点しないように確実に解答しましょう。
成蹊大学理工学部の数学の対策としては、教科書や問題集に掲載している基本問題の解法を確実にマスターし、時間内に解けるように正確な計算力を身につけることが必要です。
国語
大問数 | 3題 |
解答形式 | マークシート方式 |
試験時間 | 75分 |
現代文の読解問題を徹底的に演習しよう
成蹊大学経済学部の国語は、大問が3題されます。3題とも全て現代文の読解問題が出題され、小問の中に漢字や文学史、語彙力を問う問題などがバランスよく出題されます。
問題文の分量はいずれも多いことから、速読することが要求されます。内容正誤問題では分かりにくい選択肢もあるため、文章の細かな箇所まで精読する必要があるでしょう。
成蹊大学経済学部の国語の難易度は標準レベルです。普段から漢字の読み書きに意識しながら、できるだけ多くの読解問題に取り組むことをおすすめします。演習する際は時間を測り、速読を意識しながら問題に取り組みましょう。
日本史
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート方式 |
試験時間 | 60分 |
事務処理能力を身につけて時間内に解答しよう
成蹊大学経済学部の日本史は、大問が3題出題されます。全てマークシート方式で問題が出題され、大問1では史料を使った問題が例年出題されています。
全体的に問題の難易度は高く、いずれの時代も満遍なく細かな知識まで問われます。教科書や重要用語集に掲載されている知識は確実に身につけると同時に、史料集に掲載されている様々な史料を時代ごとに確実に押さえる必要があるでしょう。
成蹊大学経済学部の日本史の対策としては、基本知識だけでなく一歩踏み込んだ細かな知識まで網羅的に押さえることが大切です。普段から史料集や用語集を手元に置き、丹念に確認しながら知識を増やすことをおすすめします。
世界史
大問数 | 5題 |
解答形式 | マークシート方式 |
試験時間 | 60分 |
分量が多いため時間配分に気をつけよう
成蹊大学経済学部の世界史は、大問が5題されます。全てマークシート方式の問題が出題され、小問の数が多いことから時間配分に注意をしながら解き進める必要があります。
網羅的に出題されますが現代史に関する問題の出題が比較的多く、中には時事的な内容を問う問題も出題されます。政治経済の知識も問われるため対策する必要があるでしょう。
成蹊大学経済学部の世界史は、難易度は標準レベルですが出題範囲が広く、特に近代現代に力を入れて対策を立てることが重要です。基本重要用語を確実に押さえながら細かな知識まで学習し、過去問対策も忘れずに行いましょう。
物理
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート方式+記述式 |
試験時間 | 80分 |
重要用語集を最大限に活用しよう
成蹊大学理工学部の物理は、大問が4題されます。大問1では小問集合問題が出題され、大問2以降は力学や波動、電磁気などの総合問題が出題されます。
難易度はそれほど高くなく、標準的なレベルの問題で構成されています。記述式では解き方や計算過程を書かせる問題もあることから、普段から意識して学習する必要があるでしょう。
成蹊大学理工学部の物理の試験対策としては、まずは全ての範囲の基本レベル・標準レベルの解法を正確に押さえましょう。計算量が多くミスが許されないことから、時間を測りながら演習問題に取り組み、速く正確に解くスキルを身につけることが重要です。
化学
大問数 | 6題 |
解答形式 | マークシート方式+記述式 |
試験時間 | 80分 |
記述対策は必須であり、化学式やイオン式などを確実にマスターしよう
成蹊大学理工学部の化学は、大問が6題されます。大問1〜大問3はマークシート方式の小問集合問題が出題され、大問4〜6は記述式問題が出題されます。
問題の分量が多く、難易度は高くないものの記述式問題では化学式や計算過程を正確に書くことも求められます。有機化学や無機化学から満遍なく出題されるため、合格するためには弱点を作らず基本問題を確実に解答する必要があります。
成蹊大学理工学部の化学の対策としては、基本問題が一通り掲載している問題集を徹底的にマスターし、できるだけ多くの過去問に取り組みましょう。記述問題の形式を把握し、時間をかけて過去問対策を行いましょう。
いかがでしょうか?
今まで、成蹊大学にどんな問題が出るのかを知らないまま勉強を進めていた方もいるかもしれませんね。
ですが、成蹊大学の入試に出ない分野の勉強を行っても、合格は近づきません。
反対に、成蹊大学の傾向を事前に理解し、受験勉強を進めていけば、成蹊大学に合格できる可能性ははるかに上がるのです。
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成蹊大学に合格する
受験勉強法まとめ
さて、今までは成蹊大学に合格するための受験勉強の進め方について、ご紹介しました。
- 志望学部の入試情報を確認し、受験勉強の優先順位をつけること
- 成蹊大学の科目別の入試傾向を知り、出やすいところから対策すること
この2つのステップで受験勉強を進められれば、成蹊大学の合格は一気に近づきます。
成蹊大学対策、
一人ではできない…という方へ
しかし、中には成蹊大学対策を一人で進めていくのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
たとえば、「英語の長文読解が苦手」といっても、苦手の原因が何なのかわからないという人は多いと思います。
また、苦手の原因が分かっていても、それを克服するためにどんなやり方で勉強を進めていけばいいのか、自分で考えて対策を進めるのはなかなかハードルが高いですよね。
しかし、受験生の多くが通う「塾・予備校」は基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた対策はしてくれません。
また、「個別指導塾」の場合でも家庭教師のような1対1指導ではなく、1対2、1対3の指導だった、ということは少なくありません。
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くり返しになりますが、大学入試の場合、実はどの大学も入試問題の傾向は毎年同じで、ほぼワンパターンです。つまり大学入試では大学・学部によって出やすいところ、出ないところが決まっているのです。
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成蹊大学
キャンパス&大学紹介
URL
■成蹊大学公式サイト
https://www.seikei.ac.jp/university/
住所
■【吉祥寺キャンパス】〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
「個性を持った自立的な人間の創造」
創立者の中村春二は、その教育の基本的なあり方を、日本古来の教育理念ともいえる「修養」(精神を練磨し、優れた人格を形成することにつとめる)としました。人間はどんな状況におかれても、それを乗り越えるだけの「心の力」がもともと一人ひとりに備わっており、その「尊い心」の存在に気づくことで、自奮自発の強固な精神力が培われる――こうした人間育成、人格養成を教育の根幹に据えたのです。成蹊学園では、この創立者の理念を礎として、「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」の3つを建学の精神とし、個性の発見伸長と自発的精神の涵養を目指す、独自の教育を実践してきました。
勤労の実践、作業教育、実地観察などの奨励が建学以来行われてきましたが、現代においても、教室の中だけでなく自然や現実社会そのものも教材として捉え、フィールドワーク、ボランティア、留学などによる実体験が持つ教育効果を引き出し、未知のものに積極的に挑む姿勢を育んでいきます。
校章やロゴマークとは別に「ピーチ君」という隠れマスコットがいます。桃に顔と手足がついたキャラクターで、学生部作成のスケジュール帳や資料にしばしば登場しました。
成蹊大学の受験情報
■成蹊大学が実施する入試方式
成蹊大学では様々な入試方式を実施し、自身にとって受けやすい入試方法を選択できます。
その中でも成蹊大学が実施する独自入試は以下のとおりです。
【A方式】
全学部が個別に実施されるA方式は、3教科の合計点から合否判定を行います。
1学部につき1学科まで出願でき、試験日を変えれば複数の学部に出願することも可能です。
理工学部なら2専攻まで併願できます。
【E方式】
全学部・同日程で行う2教科型のE方式は、共通の試験問題が用いられ、2教科の合計で合否が判定されます。
1学部につき1学科・選考まで出願できますが、経済・経営・法・文学部に関しては一度の試験でも複数に出願可能です。
【G方式】
現代経済学科・総合経営学科・法律学科・政治学科・英語英米文学科・国際文化学科で実施される入試方式です。
この入試方式で合格・入学するとグローバル教育プログラム「EAGLE」に所属することになります。
E方式と同じ試験の得点に加えて英語学部検定試験のスコアを換算した点数と、提出書類の内容を段階評価した点数も併せて合否判定に利用されます。
■成蹊大学の入試日程
入試日程は各入試方式によって異なるため、自身が受験する方式の日程に従ってください。
ここでは上記でご紹介したA方式・E方式・G方式の日程をご紹介します。
【A方式】
経済学部 2月13日
経営学部 2月11日
法学部 2月14日
文学部 2月12日
理工学部 2月10日
【E方式】
2月3日(共通)
【G方式】
2月3日(共通)
■各学科の募集人数
2024年度における各学科の募集人数は以下のとおりです。
【経済学部】
経済数理学科 80名
現代経済学科 150名
【経営学部】
総合経営学科 290名
【法学部】
法律学科 280名
政治学科 160名
【文学部】
英語英米文学科 121名
日本文学科 84名
国際文学科 110名
現代社会学科 105名
【理工学部】
データ数理専攻 73名
コンピュータ科学専攻 91名
機械システム専攻 91名
電気電子専攻 73名
応用化学専攻 82名
理工学部についてはAOマルデス入試による募集人員が専攻に限らず全体で10名となっているため、上記の募集人員から若干増える可能性があります。
理工学部全体の募集人員はAOマルデス入試も含めて420名です。
成蹊大学受験生からのよくある質問
成蹊大学の受験科目は?
成蹊大学の受験科目は学部によって異なります。詳しくは、ページ上部の学部別情報をご確認ください。
成蹊大学にはどんな入試方式がありますか?
成蹊大学の入試方式は一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜、帰国生・社会人・外国人入試などがあります。
成蹊大学の倍率・偏差値は?
成蹊大学の倍率・偏差値は学部によって異なります。詳しくは、ページ上部の学部別情報をご確認ください。