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入試傾向・対策
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Univoftsukuba2006.jpg
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- 受験勉強のやり方が分からない
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- 筑波大学の偏差値に届いていない
- 筑波大学で何が出るのか分からない
- 何を勉強すれば合格できるのか分からない
こういったお悩みを抱えていると、大学受験に対して不安も大きいと思います。
このページでは、筑波大学に合格するために具体的にどうすればいいのか、大学受験で実績のある私たちから詳しくお伝えしていきます。ぜひ、参考にしてください。
- 筑波大学に合格するための受験勉強の進め方
- 筑波大学に逆転合格させるメガスタのやり方
- キャンパス&大学紹介 など
筑波大学に合格するための受験勉強の進め方
筑波大学に合格するために、受験勉強をどのように進めていけばいいのか、2ステップに分けて、具体的にご紹介します。
ステップ 志望学群の入試情報を確認し、勉強の優先順位を決める
筑波大学に偏差値が届いていない場合、やみくもに何から何まで勉強している時間はありません。
ですので、効率的に受験勉強を進めていく必要があります。
そのために、まずは志望学群の入試情報を確認し、必要科目や配点などを参考に、受験勉強の優先順位を決めましょう。
ご存じだと思いますが、大学入試では大学や学群によって科目、配点、出題範囲はバラバラです。
ですので、入試情報で配点が高い科目や出題範囲をしっかりと確認し、入試に重要なところから優先的に対策を進めていくことが合格への近道です。
反対に、入試情報を知らないまま受験勉強を進めてしまうと、配点の高い科目を後回しにしてしまったり、入試に出ない範囲の勉強に時間を使ってしまったりと、非効率な受験勉強をしてしまう可能性があります。
下記は、筑波大学の学群別の入試情報です。
筑波大学
学群別入試情報
※前期のみ掲載 ※偏差値、大学入学共通テスト(旧センター試験)得点率は河合塾のデータを参照
人文・文化学群
学科 | 偏差値 |
人文 | 62.5 |
比較文化 | 60.0 |
日本語・日本文化 | ー |
[人文学類/前期]3教科1800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 600点 | 現代文B・古典B |
外国語 | 600点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
地歴 公民 |
600点 |
「世B・日B・地理B」から選択または 倫理 ※地歴・公民から1科目選択 |
[比較文化学類/前期]3教科1200点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 400点 | 現代文B・古典B |
外国語 | 400点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
地歴 公民 |
400点 |
「世B・日B・地理B」から選択または 倫理 ※地歴・公民から1科目選択 |
[人文学類/後期]3教科1200点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 400点 | 人文系諸分野の勉学への意欲と適性を問う |
総合学域学群
学科 | 偏差値 |
文系 | 62.5 |
理系I | 57.5 |
理系II | 57.5 |
理系III | 57.5 |
[文系/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
国語 | 500点 | 現代文B・古典B |
外国語 地歴 数学 |
500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可)または 「世B・日B・地理B」から選択または 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル) ※外国語・地理・数学から1科目選択 |
[理系I/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 500点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 500点 | 「物基・物」必須 「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から1科目選択 |
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択も可) |
[理系II/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 500点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 500点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択も可) |
[理系III/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 600点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 400点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択も可) |
社会・国際学群
学科 | 偏差値 |
社会 | 65.0 |
国際総合 | 65.0 |
[社会学類/前期]2教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
外国語 | 400点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
国語 地歴 数学 |
400点 |
現代文B・古典Bまたは 「世B・日B・地理B」から選択または 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル) ※国語・地歴・数学から1科目選択 |
[国際総合学類/前期]2教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
外国語 | 400点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
地歴 数学 |
400点 |
世B・日B・地理Bから選択または 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III ※地歴・数学から1科目選択 |
人間学群
学科 | 偏差値 |
教育 | 62.5 |
心理 | 65.5 |
障害科学 | 60.0 |
[教育学類/前期]2教科500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
外国語 | 250点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
国語 地歴 公民 数学 理科 |
250点 |
現代文B・古典Bまたは 「世B・日B・地理B」から選択または 倫理または 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数IIIまたは 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」 ※国語・地歴・公民・数学・理科から1科目選択 |
[教育学類、心理学類、障害科学類/後期]50点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 50点 | 筆記回答により応答性、論理性等を評価 |
生命環境学群
学科 | 偏差値 |
生物 | 55.5 |
生物資源 | 55.5 |
地球 | 57.5 |
[生物学類/前期]3教科900点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 300点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 300点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 300点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
[生物資源学類/前期]3~4教科900点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 300点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
外国語 | 300点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
地歴 理科 |
150点 | 地理Bまたは 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 ※地歴・理科から2科目選択 |
[地球学類/前期]3~4教科1100点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 400点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
外国語 | 300点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
地歴 理科 |
200点 | 地理Bまたは 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 ※地歴・理科から2科目選択 |
[生物学類/後期]200点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
面接 | 200点 | 生物学に対する考え方、理解力、広い興味を問う |
[生物資源学類/後期]400点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
面接 | 400点 | 生物資源学類における勉学の意欲、主体性、論理的思考力、表現力、学習適格性等を評価 |
[地球学類/後期]400点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
面接 | 400点 | 地球学類における勉学の意欲や主体性、論理的思考力、表現力、学習適格性等を評価 |
理工学群
学科 | 偏差値 |
数学 | 57.5 |
物理 | 57.5 |
化学 | 57.5 |
応用理工 | 57.5 |
工学システム | 57.5 |
社会工 | 60.0 |
[数学類、物理学類、応用理工学類、工学システム学類/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 500点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 500点 | 「物基・物」必須 「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
[化学類/前期]3教科1500点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 500点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 500点 | 「化基・化」必須 「物基・物」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
[社会工学類/前期]2教科1000点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
外国語 | 500点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
数学 | 500点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
[物理学類/後期]300点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 300点 | 物理学を学ぶ上で必要な論理力・思考力・応用力を総合的に評価 |
[応用理工学類/後期]300点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
面接 | 300点 | 口頭試問(数IIIなどに関する試問も入る)を含み、論理的思考力及び表現力、並びに主体性をみる |
[工学システム学類/後期]300点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
面接 | 300点 | 勉学に対する主体的な意欲及び本人の希望分野と本学類の教育内容の適合性を評価 |
[社会工学類/後期]400点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 400点 | 現代社会の課題や動きに関する資料から抜粋した図表を題材に与え、その内容に関する設問を論述形式で解答させる。論理的・数理的な分析力をみる |
情報学群
学科 | 偏差値 |
情報科学 | 57.5 |
情報メディア創成 | 60.0 |
知識情報・図書館 | - |
[情報科学類/前期]3教科1600点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 700点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 500点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目選択 |
外国語 | 400点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
[情報メディア創成学類/前期]2教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 400点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
外国語 | 400点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中の選択可) |
[知識情報・図書館学類/後期]2教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 200点 | 論理的思考力、表現力、広い視野からの発想等を評価 |
医学群
学科 | 偏差値 |
医 | 65.0 |
看護 | 55.5 |
医療科学 | 55.0 |
[医学類/前期]3教科1400点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 300点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 300点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2科目選択 |
外国語 | 300点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
面接 | 500点 | 筆記試験(300点)と個別面接(200点)を課す |
[看護学類/前期]2教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
外国語 | 300点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
面接 | 300点 | 個別面接(300点)を課す |
国語 理科 |
200点 | 現代文B 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から選択 ※国語・理科から1科目選択 |
[医療科学類/前期]3教科800点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
数学 | 200点 | 数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III |
理科 | 200点 | 「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2科目選択 |
外国語 | 200点 | コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II |
面接 | 200点 | 個別面接(200点)を課す |
体育専門学群
学科 | 偏差値 |
体育 | - |
[体育専門学群/前期]700点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
小論文 | 100点 | 保健体育に関する基礎的学力及び文章表現能力をみる |
実技 | 600点 | - |
芸術専門学群
学科 | 偏差値 |
芸術 | - |
[芸術専門学群/前期]700点満点
教科 | 配点 | 科目または備考 |
---|---|---|
実技 | 700点 | - |
※当ページの大学入試情報は執筆時点での情報となります。最新の情報については、大学の公式サイトをご確認ください。
志望学群の入試情報はご確認いただけましたか?
もし、配点の高い科目が苦手科目だったり、後回しにしてしまっている科目だったりした場合には、要注意です。今すぐに受験勉強の進め方を変える必要があります。
ステップ 筑波大学の入試傾向に沿って、出やすいところから対策する
筑波大学の場合、入試問題の傾向は、毎年一定で、ほぼワンパターンです。
問題量、難易度、出やすい分野が決まっているのです。
ですから、筑波大学に合格するためには、筑波大学の傾向を知った上で、 優先順位の高い分野から解けるように対策していくことが合格を近づけます。
下記では、筑波大学の科目別の入試傾向と対策を簡単にご紹介しています。
筑波大学
科目別入試傾向と対策
英語
大問数 | 3題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 120分 |
時間配分に注意!
筑波大学医学群の英語は大問が3題出され、そのうち2つが長文読解、残りの1つが長文と英作文が融合した問題です。 下線部について日本語で説明する形式の設問が複数用意されているので、書かなくてはいけない文章量は多めです。 そのため油断していると120分は瞬く間に過ぎていってしまいます。
単純な選択問題は素早く解き、少しでも多くの時間を節約するよう努めましょう。 評論文では社会問題や国際情勢、または外国語教育についてなどがよく扱われます。 どのテーマも英語の評論文としては珍しくないため、過去問や市販の問題集に取り組んで備えておくと良いでしょう。 また、普段から新聞やニュースをチェックし、社会情勢を理解しておけば解きやすくなります。
数学
大問数 | 5題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 120分 |
理系は証明問題の対策を
筑波大学医学群の数学は大問が5題出され、出題傾向の変化はここ数年間ありません。 6題のうち3題はあらかじめ指定されており、残り2題は3題の中からどれかを選びます。 指定されている3題は数学Ⅱ・Bから出題されているため、この範囲に関してはどの内容に関しても答えられるようにしておく必要があります。 一方で選択制の3題は数学Ⅲからの出題で、その内容は微分積分と複素数平面が頻出です。
理系が対象となる数学Ⅲは、毎年証明問題が出題されます。証明問題は受験生の間で差がつきやすいので、対策をきちんと行う必要があります。証明パターンを暗記した上で、問題集にあたって思考のトレーニングを行うようにしましょう。
融合問題が出されることもあるので知識に偏りがあってはいけませんが、自信があり理解が十分な内容の大問を選ぶようにしましょう。 なお、数学Ⅲから出される大問は計算量が多く、また証明問題が設けられていることもあるため、それらの対策が必須です。
国語
大問数 | 2題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 90分 |
文章力を養っておこう!
筑波大学医学群の国語は大問が2題出され、ここ数年間は出題傾向に変化がありません。 小論文と小説が1題ずつ出されますが、そのどちらに関しても設問がすべて記述か論述です。 文字数も指定されていないため、必要な文字数を推測するところから行う必要があります。
上限が設けられていないからといって長々と書くことはせず、少ない文字数で的確に内容をまとめる力が求められます。 また、重要箇所はどこかを文章内から見極める能力も必須なので、過去問を数多く解き、記述・論述問題の経験を積み重ねておきましょう。語彙力や文章力は経験を積めば積むほどに上がっていきます。 なお、大問ごとの設問数は例年4題と少ないので、1つも漏らさずにしっかりと点数を獲得していく姿勢が重要です。
古文は登場人物の心情理解が必要
古文は比較的文字数が少ない傾向がありますが、内容を理解した上で、登場人物の心情を理解する必要があります。内容を理解するには、古文単語や文法の標準的な問題集や参考書をきちんと仕上げましょう。和歌に関する問題が出題されることがあるため、類題に多くあたるようにしましょう。
物理
大問数 | 3題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 2科目120分 |
文章力を養っておこう!
筑波大学医学群の物理は大問が3題出題され、出題傾向に関してはここ数年間変化がありません。 例年、大問1では力学が、大問2では電磁気が出題されるので、これら2つに関しては念入りに準備しておきましょう。 なお、残る大問3は原子・波動・熱が出題され、どれが選ばれるかは年度によって変わります。
近年は典型問題が増えつつありますが、一方で複数の分野を横断するものが出てくることもあるので、まずは基礎的な知識を固めておくことが重要です。 見慣れない設定が設けられていることも珍しくありませんが、求められる知識は変わらないので、落ち着いて取り組んでおきましょう。 なお、問題の形式は数値計算から作図、あるいは論述など多岐にわたるので、それぞれについて演習を重ね慣れておくことも必要です。
化学
大問数 | 3題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 2科目120分 |
化学についての幅広い知識が必要
筑波大学医学群の化学は大問が3題出題され、無機化学と理論化学が2題、有機化学が1題出される傾向が強いです。 あらゆる分野から偏りなく出題されるので、高校化学について総合的に理解していることが求められます。 また、アミノ酸や糖類さらには繊維について問われることもあるため、典型問題だけでなくマイナーな分野にも目を向けて知識を積み重ねておくことが重要です。 それぞれの大問内にある設問数は比較的多く、また字数制限付きの論述問題も設けられているため、1つの問題にばかり時間を割いてしまうと解き切れなくなってしまいます。
それを避けるためには各出題のポイントを的確に、かつ瞬時に捉える能力が必須です。 化学の知識を蓄えるだけでなく過去問にも多く取り組んで本番に備えましょう。
生物
大問数 | 4題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 2科目120分 |
進化や生態についての知識が必須!
筑波大学医学群の生物は大問が4題出題され、進化や系統、または個体群と生態系などのテーマが扱われるという傾向はここ数年間で変化がありません。 進化や生態についての問題はほかの大学ではあまり出されることがないので、まずは筑波大学の過去問へ取り組み、さらに各分野へ特化して勉強していくことが必要です。 生物の名前の暗記で留まらず各現象について説明できるように準備しておきましょう。 論述問題の数が多く、さらに図表やグラフの作成問題が出されることもあるのが特徴です
問題量に対して試験時間が短く、時間との闘いになることは容易に想像できるので、過去問や演習などでさまざまな問題に触れ、図表や設問文を素早く理解する能力を鍛えましょう。 また、設問を読む際には重要となり得るポイントを押さえておくことも重要です。
いかがでしょうか?
今まで、筑波大学にどんな問題が出るのかを知らないまま勉強を進めていた方もいるかもしれませんね。
ですが、筑波大学の入試に出ない分野の勉強を行っても、合格は近づきません。
反対に、筑波大学の傾向を事前に理解し、受験勉強を進めていけば、筑波大学に合格できる可能性ははるかに上がるのです。
筑波大学に合格する
受験勉強法まとめ
さて、今までは筑波大学に合格するための受験勉強の進め方について、ご紹介しました。
まず、ステップ1が「志望学群の入試情報を確認し、受験勉強の優先順位をつけること」、そして、ステップ2が「筑波大学の科目別の入試傾向を知り、出やすいところから対策すること」です。
この2つのステップで受験勉強を進められれば、筑波大学の合格は一気に近づきます。
筑波大学対策、
一人ではできない…という方へ
しかし、中には筑波大学対策を一人で進めていくのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
たとえば、「英語の長文読解が苦手」といっても、苦手の原因が何なのかわからないという人は多いと思います。
また、苦手の原因が分かっていても、それを克服するためにどんなやり方で勉強を進めていけばいいのか、自分で考えて対策を進めるのはなかなかハードルが高いですよね。
しかし、受験生の多くが通う「塾・予備校」は基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた対策はしてくれません。
さらに、授業以外の時間でどうやって勉強するかまで面倒は見てくれません。すべて生徒さん自身が考える必要があります。
次に、「個別指導塾」が思い浮かぶとおもいますが、個別指導塾の場合、講師は大学生が中心ですので、専門的な対策をしてもらうことは難しいと言えます。
なぜなら、志望校に合わせて専門的な対策を行うには、大学受験に対する知識や指導経験、合格させた実績などの積み重ねが必要だからです。
しかし、都市部から離れれば離れるほど、そういった大学受験専門のプロ講師が近くにいる可能性は低くなっていきます。
では、成績が届いていない生徒さんは、筑波大学を諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。私たちメガスタは、筑波大学に合格させるノウハウをもっています。何をやれば筑波大学に合格できるのかを知っています。
ですので、今後どうするかを考える上で、お役に立てると思います。
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くり返しになりますが、大学入試の場合、実はどの大学も入試問題の傾向は毎年同じで、ほぼワンパターンです。つまり大学入試では大学・学部によって出やすいところ、出ないところが決まっているのです。
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具体的には、下記のような指導を行います。
- ① 大学に届いていない原因を見極めます
- ② 最短ルートで大学に合格するための指導プランを立てます
- ③ 大学の傾向に沿った志望校対策を行います
- ④ 指導日以外の勉強内容を指示・管理します
このように志望校合格に向けて戦略的な指導を行うからこそ、成績が届いていない状況からでも逆転合格が可能になるのです。
これが、メガスタのプロ教師が圧倒的な実績を出せる理由です。
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1対1のマンツーマンで大学専門の指導を行います。
「志望校の対策に詳しい先生に教わりたい」「経験と実績のある先生に教わりたい」というのは、受験生の共通の願いだと思います。
メガスタに在籍するプロ教師は、駿台・河合・代ゼミ・東進など、大手塾や予備校で活躍する現役講師や元講師、もしくは、家庭教師として長年指導し、高い合格実績を出している教師たちです。
メガスタでは、大学受験専門のトッププロ教師が大学に合わせて指導プランを考え、1対1のマンツーマン指導を行います。
オンラインの場合、どの地域に住んでいても指導可能。
時間帯も、早朝~深夜までご希望に合わせて指導します。
筑波大学
キャンパス&大学紹介
URL
■筑波大学公式サイト
http://www.tsukuba.ac.jp/
■入試情報ページ
http://www.tsukuba.ac.jp/admission/
住所
■〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
詳細情報
- ・歴史:1974年
- ・体育専門学群:合計240名、男性 70.9%、女性 29.1%
- ・歴史:1975年
- ・芸術専門学群:合計100名、男性 22.9%、女性 77.1%
- ・歴史:2007年
- ・人文・文化学群:合計240名、男性 48.8%、女性 51.2%
- ・社会・国際学群:合計160名、男性 51.2%、女性 48.8%
- ・人間学群:合計120名、男性 36.8%、女性 63.2%
- ・生命環境学群:合計250名、男性 54.6%、女性 45.4%
- ・理工学群:合計520名、男性 83.5%、女性 16.5%
- ・情報学群:合計241名、男性 63.7%、女性 36.3%
地球と人類の発展に寄与するグローバル人材を育成することを目的とした大学
筑波大学は、地球と人類の発展に寄与するグローバル人材を育成することを目的とし、国内外の教育・研究機関機関と連携して多様かつ柔軟な教育を行うことで、創造的な知性と豊かな人間性を兼ね備えた人材を育成することを目的としています。
流動的な現代社会に対応すべく、国内外に開かれた大学を旨としています。
1973年に東京教育大学を母体として第一、医学部門、体育専門の3部門で開学しました。その後1975年に、大学院修士課程および大学院博士課程を設置。1976年に、附属病院を開院しました。
2002年には図書館総合大学と統合。2007年に学群を改革してます。
あらゆる意味で「開かれた大学」を目指し、「新しく、かつ柔軟な思考を持つ人材」の育成を志しています。
新しい大学の在り方を模索、常に新分野に目を向けていくことが基本理念であり、学生へのサポートにも力を入れています。
筑波大学の敷地面積は日本の大学で第2位、北海道大学の次に広いです。
その上、キャンパスがほぼ同じ地区に集中していて、都内の大学のようにバラバラになっていないことも、広さを感じさせる一因となっています。
筑波大学の受験情報
■個別学力検査について(※前期日程)
【国語】
現代文Bと古典Bが出題範囲になります。
【数学】
数列とベクトルが出題範囲になります。
【理科】
物理基礎と物理の全範囲から出題されます。
【英語】
コミュニケーション英語Ⅰとコミュニケーション英語Ⅱとコミュニケーション英語Ⅲと英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱが出題範囲になります。
■入試の変更点
【個別学力検査前期日程、医学群(茨城県内対象)の出願資格について】
・出願期間最終日に保護者が茨城県内に3年以上住んでいて、県外の高等学校卒業または卒業見込み者
【推薦入試について】
①人文・文化学群日本語・日本語文化学群
・卒業したもしくは卒業見込み者
②医学群(地域枠)
・茨城県内の高等学校、出願期間最終日に保護者が茨城県内に3年以上住んでいて、県外の高等学校卒業から1年以内または卒業見込み者
■国際バカロレア特別入試
IBディプロマ取得者、または見込み者の両方が対象となります。Ⅰ期Ⅱ期に分けて入試を実施しています。
【実施時期について】
Ⅰ期:ディプロマ取得者に対して7月と8月に実施します。
Ⅱ期:ディプロマ取得者と見込み者に対して11月に実施します。
※Ⅰ期と2期の併願は不可
【選抜方法について】
従来通りですが、必要に応じて小論文または実技試験があります。
【Ⅰ期試験について】
実施学群(学類):人間学群(教育学類、心理学類、障碍者学類)、医学群(医学類、看護学類)
出願資格:IBディプロマ取得者
選考方法:書類審査、面接、口述試験
【Ⅱ期試験について】
実施学群(学類):全ての専門学群、学類
出願資格:IBディプロマ取得者または見込み者
選考方法:
『書類審査及び面接、口述試験』
社会・国際学群《社会学類、国際総合学類》、理工学群《物理学類、社会工学類》、情報学類《情報メディア創生学類、知識情報・図書館学類》、医学群《看護学類》
『書類審査、面接・口述試験及び小論文』
人文・文化学群《人文学類、比較文化学類、日本語・日本文化学類》、人間学群《教育学類、心理学類、障害科学類》、生命環境学群《情報化学類》、医学群《情報科学類》、医学群《医学類、医療科学類》
筑波大学受験生からのよくある質問
筑波大学の受験科目は?
筑波大学の受験科目は学部によって異なります。詳しくは、ページ上部の学部別情報をご確認ください。
筑波大学にはどんな入試方式がありますか?
筑波大学の入試方式は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、グローバル選抜などがあります。
筑波大学の倍率・偏差値は?
筑波大学の倍率・偏差値は学部によって異なります。詳しくは、ページ上部の学部別情報をご確認ください。