日本の大学全部行った男、山内太地です。
こんにちは。
「日東駒専の文学部の併願校どこが良いか」
という話をしたいと思います。
文学部志望の人って、おそらくは経済とか法学部の人に比べると、
ちゃんとやりたいことがある人が多いと思うんですよね。
「日本文学がやりたい」「歴史がやりたい」「心理がやりたい」みたいに、
しっかり学問領域を絞っている受験生の人が多いと思います。
これは、非常に良いことで、偏差値とか難易度とか模試の成績とかに縛られず、本当に自分が「興味がある勉強ができる学校」を選ぶ目を持っている。
それが文学部志望の人だと僕は思うんですね。
日東駒専の併願校という場合は、
必ずしも受験の難易度ではなくて、勉強する内容の面白さでしっかり選んでください。
例えば、大東文化大学って文学部に書道学科があるんですね。
これは全国的にはとても珍しくて、東京ではここだけです。
書道。もちろん日本文学、国文学の一部ではありますから、国文学や日本文学の学科もあるんですが、書道を専門にできてちゃんと国語の教員免許が取れますから、大東文化大学の文学部はとても良いです。
ただし、1年が埼玉県の東松山ですごく遠いので頑張って通ってください。
遠いというのは電車に乗って遠いだけではなくて、駅からキャンパスが遠い。スクールバスに乗って登っていく。
ちなみにこのスクールバスのバス停も駅から遠いというですね。頑張ってください。
次に、東海大学の文学部もなかなか良いです。
例えば東海大学はやたら北欧に強かったり、マスコミ関係の学科があったり、伝統的にここも文学部とても充実しているんですね。
一部の学科を文化社会学部の方に切り離したんですけど、キャンパスは一緒です。
実際に東海大学にお邪魔して驚いたのは、先生の研究室。高校の先生と違って大学の先生は職員室ではなくて個室がもらえます。1人部屋なんです。
そこに大学教授の先生方がたくさん自分の本や研究の本を用意していて、なんというか図書館に住んでいるような。
東海大学の文学部ってこの先生の部屋がとても広くて、いつも学生が出入りしていて、非常に研究環境が充実しているんですね。
実際にこれは私も東海大学を見学して東海大学の文学部の設備の良さに驚きました。
そのため、併願校としては、入学後にしっかり勉強ができる良い環境ということでおすすめの学校です。
大東亜帝国と言いますが、亜細亜大学には文学部がありません。そのため、この話題からは外れます。
帝京大学と国士舘大学の文学部ももちろん良いです。
帝京大学の文学部の場合は、やはり結構規模が大きくて学生が沢山おりますので、
図書館も新しくて、なかなか大きいのができました。
そして、国士舘大学も伝統的に文学部を非常に大切にしておりまして、
ここも大きな図書館を持っていますし、学科もいろんな種類の学問ができる。
また、大東亜帝国っていう言葉にとらわれず、文学の領域が非常に規模の大きい、伝統がある学校としては、立正大学、大正大学、文教大学なんかもおすすめですね。
あとは規模こそ小さいものの渋い伝統校としては二松学舎大学。
ここの文学部もとても良いです。
国語の先生になった人がたくさんいるし、中国文学科を持っていまして、漢文ですね。
なんと、夏目漱石も卒業生という。
夏目漱石そのあと東大に入り直すんですけどね。進学していくんですけど。
文学部の場合は偏差値とか知名度とかにとらわれず、
自分が本当に勉強したい分野の先生が充実している良い大学を選んでください。
そういう点では文学部の規模が大きい大正大学なんかは、正直本当にいいと思います。
偏差値とかじゃないんです。自分が勉強したいことがしっかりあるっていうのは素晴らしいことです。
東海大学や大正大学や大東文化大学。
文学部に行く人はそういうなんとなく受験で入れそうな学校に行くのではなくて、
本当に自分が学びたい学問を学びに行くんだというプライドを持って大いに文学部へ行って頑張ってほしいですね。
ありがとうございました。
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