みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「なんで先生は国公立大学や難関私大を目指せというの」
という話をしたいと思います。
誰もが有名大学を目指すような名門高校の人はともかく、
専門学校に行ったり、就職する子もいたりする進路が多様な高校であっても、先生方はけっこう名門大目指すように言いますよね。
なぜ、そんなこと言われなきゃいけないのと思っている人も多いと思います。
これには理由があるのです。
正直、学校の先生になる人達は、有名な高校や大学を出たエリートじゃないですか。
国公立大学の教育学部とか私立大学でも学校の先生だった人たちの母校はそれなりにブランド高いですよね。
はっきり言って学校の先生というのはお勉強ができる人たちです。
気をつけないと彼らは自分たちと同じような国立大学の教育学部や難関私大にいくというのを、生徒さんたちについつい期待してしまいがち。
名門高校ならいいのですが、そうじゃない学校の場合、反発する生徒さんがいるのはわかりますが、先生に反発していないで、どうして彼女が(彼らが)そう言ってくるのだろうと考えてほしいです。
それは、やはり学力が高い人が社会のリーダーになっていくからです。
社長、政治家、学者、教員、ベンチャー起業家、大学に行かないでなれる天才もたまにはいますけど、多くの人はやはり有名大学に行って、社会の中枢でリーダーになっていく傾向が強い。
そして、国立大学の場合は、入試で文系理系両方を学んでいるから、総合力がちゃんとある。5教科やっているわけですね。
これがどちらかの力しかない私立大学の人というのは、早慶、同志社ぐらいの例外を除けば、
文系理系両方の総合力がある偉い人に使われる側になりがちです。
そしてもう一つ。
都会の私立大学の場合は、やはり小学校のころからの長い受験勉強を勝ち抜いてきた証拠が難関私立大学に入っているということです。
この勉強を最後まで粘り強くやるという力が社会で生きるし高く評価されます。
特に国公立の後期試験まで頑張っている人は、3月の26日ごろまで入試やっています。
推薦で決まっちゃった人が秋から冬に遊んでいる中、3月の大学受験。
なにせ卒業式やった後も受験ですから。国立の後期試験なんて。
これを頑張れる人の粘りはすごいです。
みんなが、桜が散る中、卒業式をやっているのに、まだ入試あるけどというこの根性。
そしてこうやって頑張っている人たちというのは、学力において自分の限界を突破する
ことに挑戦しているのです。
大学受験って、勉強の甲子園とかオリンピックみたいなことです。
やっぱりこの頑張りを先生としては皆さんに期待しているのです。
人によって意見は分かれます。
だからみんながみんな良い大学に行けというのに抵抗する人がいるはよくわかるんですけど、先生の味方するつもりはありませんが、大人たちがいわゆる勉強できる大学に行けというのには何か根拠があるぞと。
それが正しいとは言っていません。
でも、理由があって、それを理解した上で本当に自分に合った進路を目指す。
若いうちは大人や社会に反発する気持ちというのはみんなあります。
でも、そんなあなたも30歳40歳になったら社会のどこかに着陸しなくちゃいけません。
いつまでも若くはないのです。
その時になると今度は皆さんが子供や後輩に若い人に勉強しておくといいぞと言う側に回るかもしれません。
大人に反発するのはわかりますが、なぜ大人はそういうのだろうと理解をする。
そして自分に合った作戦を考えてください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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