日本の大学全部行った男、山内太地です。
「駒澤対専修、どっちに入るか」
それはいわば、専修大学というのが、どっちかというと、
「これを頑張ったら君は受かる」
「これを頑張ったら、この資格が取れる」
「これを頑張って、この会社入ろう」
というふうに、コーチが細かく面倒を見てくれるに対して、曹洞宗の禅の駒澤大学は自分で考えろ。
つまり、駒澤大学に入って、雰囲気はのんびりしていますけど、
「私は公務員に受かる」
「俺は、大企業に入ってやる」と思っている人は、自分で考えて頑張れば良いんです。
その代わり、コーチように叩いてしごいてはくれない。
駒沢大学の就職実績が、例えば上場企業、大企業に専修よりたくさん入っていないとしても、入れている人は、自分で頑張って入っているわけですから、何も問題もない。
逆に、あれをやれ、これをやれと言われないと勉強しなかったタイプの人は、
はっきり言って専修に入るべきなんです。
自分で勉強ができて、自分で道を切り開くし、別に有名な会社とかそういうんじゃないって言う人には駒澤が向いているんです。
全然、大学の性格が違うんです。
あなたはどっちなのかという話なんですね。
ほとんどの大学は、たとえ東大であろうとも、自分で考えて勉強する世界なんですよ。
もちろん、専修大学も同じ4年制大学ですから、根本は一緒です。自分で考えて何になりたいか。
でも、それをサポートする体制が整っているかと整っていないかなんですね。
駒澤が整っていないからだめだとは一言も言っていない。
整ってないけど、自分で考えて勉強すればいいんですね。
公務員の専門学校行っている人もいるわけです。
あるいは、就職活動のときに自分で考えて行動して別に専修大学に駒澤が負けているわけではない。
ただし、言われたことをやるということが得意な人は、気をつけないと駒澤では伸びない可能性がある。そうするとそういう人が活躍していないと思われがちなんですよ。
そういう点では、どっちがいいかといった時に、
自立している人には駒澤、コーチがついてくれた方が伸びる人には専修。
「あなたはどっちですか」ということで、
どっちの学校が向いているかというのを考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、キャンパスですね。駒澤大学は渋谷から電車ですぐですし、
専修大学は国際コミュニケーション学部と商学部と法学部が都心の神田にありますが、
文学、経済とかは、向ヶ丘遊園というちょっと山を登らなきゃいけないキャンパスなので、そっちがいいかどうかというのは人によって、場所が違う。また自分が住んでいるところが神奈川県だったら、専修大が近いので、人気ですね。
いろんな理由があるんですけど、実は、大学の建学の精神とか理念といったものがあなたの就職にも影響を与えている。
特に推薦AO入試の場合は、大学の建学の精神というのは、とても重要になってきますから、やっぱり、大学が考えているものを目指しているものと、
私、僕がなりたいものがよく一致しているかどうかというのを大学選びでは、しっかり考えてください。
というわけで駒澤対専修でした。
ありがとうございました。
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