みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「明治大学文系学部の選び方」
というお話です。
受験生のみなさんね、一言でMARCH(明治、青学、立教…)と言いますが、大事なことは有名な大学に入ることが目的ではなくて、その大学でどんな学問をやりたいかが大切なのです。
特にコロナによって大学のキャンパスに入れなくなり、ほとんどの大学が2020年の前期はオンライン。ネットの授業を家で聞くという形式にならざるを得ませんでした。
そうしますと大学のキャンパスに通って、先生や仲間と交流をするとかサークル活動をするといったような大学の授業以外の楽しい活動というのは大きく制限されてしまい、
なんとびっくり学問しか残らないのです。
パソコンの画面上で教授が提供してくれる動画の授業やネット上での学生同士の交流。
つまり、今回のコロナで明らかになったのは、大学というのは究極的には学問をやる場である。経済学であったり、文学であったり。
なんとか大学が有名だから入りたい。もちろん構いません。
MARCHならどこでもいい。そういう人もいるでしょう。
何学部でも構わない。そんな受験生もいます。
あるいは、は○○学部は入りやすいとか、もちろんそれらの情報が無駄だとは言いません。
でも、それらのすべてを越えて、あなたにとってもっとも大切なのは、どの学部でどんな学問をやるかということをきちんと理解をして進学してほしいです。そうでなければ有名な大学に入ったのにネットの授業だけで面白くないということになりかねません。
ということで、MARCHの代表選手ともいえる明治大学ですが、
もちろん伝統ある良い大学です。
では、高校3年生の人はもうだいたい学部学科を絞り込むと思いますので、
中学生や高校1、2年生の方で、明治大学が憧れだけど、どんな学校だろうという方向けに、今日は文系の人向けの文系学部どんなものがあるのっていう話をしたいと思います。
理工系ですと、工学部や農学部や医学部といったようになんとなく学ぶ内容のイメージが湧きやすいですが、文系学部の場合、いろんな学部があるものを、私は、大きく3つの塊に分けています。
まず人文系。
これは文学や歴史や哲学といった学問を中心に学ぶ。
社会科学系。
これは大きくは現実のビジネスや社会につながる分野。
経済、経営、法律、商学などです。
そして、最後が学際系。
人文系の文学や歴史と社会科学系の経済や法律の両方が勉強できる。
大きくこの3つのグループに分けられます。
明治大学の場合ですと、人文系は文学部しかありません。
そして、社会科学系は政治経済学部、商学部、法学部、経営学部と4つ揃っています。
大きくは経済・経営・商・法という学問分野ですので、それぞれどんなことをやっているのかを調べてください。
学際系は情報コミュニケーション学部と国際日本学部があります。
国際日本学部は英語が得意で海外留学に関心があるという方向けの非常に人気の学部ですが、ここは大きくは人文系に近いです。
やはり言語とか文化、歴史といったところに社会科学系、経済やビジネスが少し入ってきます。
情報コミュニケーション学部は情報と名は付いていますが、
文系ですから、いわゆる理工系の学部のコンピュータサイエンスではありません。
ここは実は、法律や政治や経済系の先生が多く、そこに少し人文が入ってくる。
マスコミやいわゆる文学部系の先生もいらっしゃいます。
このような学部の構成ですので、大きくは自分が入学した学部の授業を中心に受ける。
あまり他の分野の学問を他の学部学科でたくさん受けるということは難しいので、
いま申し上げた学部をそれぞれよく調べて自分に合った学部を受験してください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。