日本の大学全部行った男、山内太地です。
「明治大学文学部の魅力」という話をします
明治大学の文学部はちょっと他の大学と違う特徴がありまして、それは日本文学科、英米文学科みたいになってないんですね。
学科が3つなんですよ。文学と史学地理と心理社会というふうに学科の数が少ないんです。
その代わり1個の学科が大きくて、その中でたくさんの学問ができる。
これがちょっと他の大学との違いです。
例えば、文学科というのは文学をやるのですが、中で日本文学、英米文学、ドイツ文学、フランス文学、演劇学、文芸メディアの6個に分かれているんですね。
ドイツ文学、日本文学というのは皆さんわかると思います。
問題は演劇と文芸メディアですね。
演劇学。
これは芸術大学ではありませんので実際に劇をするわけではありません。
学問としての演技機を学ぶ。
ここは、なかなか他の学校にはない珍しい学科で、実際に明治大学を出た役者さんとか芸能人の方多いですよね。
学問としの演劇学を文学の中でやるという非常に貴重な専攻で、とても面白い。
これは多くの人に関心を持ってほしいですね。
文芸メディアというのは文学ではなくて文芸ということで、文学っていうのは小説とかエッセイといったような文学作品を研究します。
この文芸メディアの先生たちも基本的には文学を研究する先生なんですが、自分が小説を書いてみたいとか表現をしたいとか、あるいは今時だったら動画で文学作品というものをおもしろおかしく紹介するみたいな、文学の新しい潮流に乗りたいタイプの人。
例えば早稲田大学志望だったら文学部ではなくて、文化構想学部の方が何かを面白そうだなって感じている人は、明治だとこの文芸メディア専攻に行くと最先端の面白い文学の表現が勉強できるんですね。
大変興味深いです。
二つ目の史学地理学科。
ここは日本史、アジア史、西洋史、考古学、地理ですね。
そして三つ目の心理社会学科が面白いんですね。
心理学と社会学となんとここに哲学があるんですね。
法政大学なんかだと文学部哲学科なので一見隠れているんですが、この明治大学の哲学は学科ではないんですが、哲学を専門的にじっくり勉強できるということでは哲学科と特に変わりませんので、心理社会学科の中に哲学があるから何か学ぶ分野が少ないということはなくて、ここ普通に哲学科です。
学問としての哲学を真剣にやりたいという人、新しい学科で大変面白いのでこの哲学専攻も考えてもいいと思いますね。
このように明治大学の文学部、大変幅広いので「自分が興味がある」「面白い」というのは
どの分野なんだろうと思いながら学科専攻を選んでください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。