みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「農学部志望なら鳥取大学へ行け」
農学部志望の人。
農学部は、東大、京大にもありますし、明治大学や近畿大学、そして日本中にありますね。
ですから、もちろん、どこ行ってもらっても構わないんですが、
私は鳥取大を強くおすすめしたい。
なぜならば、鳥取大学の農学部だけが、砂漠の緑地化ができるからです。
鳥取大学の教授から直接聞きましたが、この研究は東大、京大ではできません。
鳥取大学だけなんです。なぜなのか。
鳥取にはあるからです。
砂漠が。
砂漠ではない。砂丘があります。
鳥取砂丘というのは別に観光地というわけじゃなくて、あれは鳥取県の人を苦しめているんですよ。農業をやっているのに砂が飛んでくるわけですから、野菜が育たないわけです。
そこで、そういう砂漠の国であったり、砂浜みたいなところで農業をやるということでは、鳥取大学の農学部がわざわざ大学のキャンパスとは別で砂丘に研究所を持っていて、まさにこの砂漠で植物を育てる、野菜を作るという研究を一生懸命やっていまして、
この乾燥地の分野の研究においては世界最高です。
普通の農業だったら、いろんな農学部、それこそ東大もいいんですが、
乾燥地の農業がやりたいんだったら絶対に鳥取大いってください。
なんと留学先はメキシコとかですからね。メキシコの砂漠とかで野菜を作る。
この砂漠で野菜を作るということが、日本ですごい役に立つかと言われると意見が分かれるでしょうが、世界中の他の国は困っているわけですよ。
それこそ砂漠の国ですよ。
中東とかそれから中央アジア、それこそメキシコだって砂漠はあって、
世界中の砂漠の国が困っているわけですよ。野菜を作れなくて。
そんな時の鳥取大学ですよ。
世界中の優秀な留学生が、真剣に砂漠の緑地化の勉強をしたくて、集まっています。
国際的なことやりたいっていう人、
英語学科とか国際なんとか学部もいいですが、いっそ鳥取大学に行って世界中の砂漠の国のお友達を作る。
この鳥取大学の乾燥地の研究の話で僕が面白かったのは、稲。お米ですね。日本人大好きな。
カリフォルニア。アメリカの。お米を作っている。盛んなんですね。
鳥取大学の先生に伺ったのはなんとびっくりで、稲は砂漠の国の方がよく育つ。
雨がいっぱい降る日本というのは、稲作に向いてないんですよ。
気候としてはお米作るのに向いてない国なのに、日本人はがんばって米を作っちゃっている。
例えば、新潟県の魚沼産コシヒカリなんて、一流ブランドですけど、実は、あの地域は
ほとんど米作りに本当は向いていない地域。
でも、頑張って品種改良したり、農業の工夫をして、頑張っておいしい米を作っているということで、日本の農業の水準は高いわけですね。
なんで砂漠の国のほうがいいかというと、
稲というのは、実は、雨を必要としてないですね。雨が降らなくていいんです。
でも、地面に水があれば、育つそうです。
植物を持っている特性と育ちやすい地域から言うと砂漠地帯、アメリカのカリフォルニアのような地域の方が実は米は育つ。下手すればあっちのほうが美味しいかもしれないと言っていました。
そういう中で、日本も頑張っているわけですね。
世界中の農業の問題を考えたり、決して実は農業に向いている国ではない日本で、じゃあ日本がどうやって農業をやっていけばいいのということを勉強したい。
その分野の専門家になりたいのだったら農学部は鳥取行くしかない。
ということで、ぜひ、鳥取大学農学部を真剣に検討してほしいんですね。
これは都会に住んでいる人も同じです。
家から通える大学だけで考えてしまうと、正直、東京や関西って農学はあんまりないんですね。大阪大学、農学はありません。
東京だって、明治が農学部の一番難関私立大学で、早慶にないわけですよ。
学問としての農学をちゃんとやりたい人は、東京や関西といった都会に住んでいても地方に行ってください。
高知大学農学部、あるいは岩手大学農学部、一流です。
就職はちゃんと都会にもあります。
ということで、今日は鳥取大学農学部をたっぷりPRしてみました。
ぜひ、志望校に選んでください。
ありがとうございました。
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