横山(以下、横山):みなさん、こんにちは。
メガスタディの横山です。
山内(以下、山内):山内です。
横山:今日は、東大の推薦入試についてお話をしたいと思います。
何かとニュースにもなったりしているので、東大が推薦入試やっているよというのは聞いたことある高校生の方もいると思うんですけど、
実際のところどうなのかと。
東大に関しては、一般入試も合わせると、定員がだいたい3000人ぐらいと。
では、推薦入試どのぐらいやっているんだということなんですけど、
調べてみると、
法学部が10人程度、経済学部10人程度、文学も10人程度、教育学部が5人程度と各学部5人から10人ぐらいで、合わせても100人くらいの定員しかないので、
いくら推薦とは言っても、東大で、これだけ定員が少ないと実際どうなんだろうと。
俺にチャンスがあるのか。
というところを、ちょっと山内さんにお伺いしてみたいと思います。
山内:全体で100人しか取らないために、みんな諦めちゃうんですけど、
みんなが諦めているから、あなたが受ければ受かります。
そうでしょ。
要は、みんな「オリンピックで金メダルなんか取れないや」とか「トップアイドルなんかなれないや」とみんな思っているわけですよ。
人生の観客で終わるんでしょ。
だけど、東大は100人とるって言っているんですから、あなた一人が、その100人の中に入ればいいんであって、他の何万人のことを忘ればいいんです。
ということで東京大学の推薦は3000人のうちのわずか100人。
各学部5人か10人。
工学部は30人で大きいんですけど、
個人的に工学部狙い目ですね。
工学部の場合は、例えば、「機械やりたい」「電気でやりたい」「建築やりたい」とちゃんと考えて挑戦をする。
学力に関して言えば、まず、今までの東大の推薦入試の場合、
センター試験で8割とってください。
それに加えて、書類選考や面接や小論文で、
「私はこれを頭大で学びたい」
「そのためにこれを頑張ってきた」
というものをちゃんとPRできれば、
受かる可能性はある。
あまりにも東大は倍率が低くて困っていますから、
みなさん、せっかくなので、ぜひ受験してほしいんですね。
一か八か受かる可能性がある。
多くの方に東大の推薦に挑戦してほしい。
点数の競争でいくっていうのは、
もう本当に、有名な高校入ったり、有名な塾行ったりしないと非常に難しい世界です。
でも、残りの100人は、実はその他のすべての高校生開かれているんです。
私だって、今、自分が高校生だったら真剣に受けたかもしれません。はい。
横山:ということで、実際に倍率調べると、2倍を超えたことがないということで、東大も記者会見をして、なんとか3倍を目指したいといっていたので、
あの門戸は開かれたので、ぜひ挑戦してほしいなと思います。
山内:これ、どういう仕組みになっているかといいますと、すべての高校、1高校、男女1人ずつ2名、校長推薦で応募できるんですね。
皆さんの通っている高校それぞれでしょうけど、
うちの高校はほとんど東大に受からないから誰も受けませんという高校が、
ぶっちゃけ、大半じゃないですか。
みんなが東大目指しているという高校だと、
正直、推薦は逆に難しいですから、点数競争で行ってください。
でも、うちの高校の偏差値45、50とかで、誰も東大なんて目指さないという場合は、大チャンスです。
今すぐ校長室に行ってください。
「校長先生」
そして、こうやって言うのです。
「私は、東大を受けるので、校長先生、推薦してください」と。
NOとは言わないはず。
あとは、しっかり勉強して、志望動機を作る。
ということで、うちの高校始まって以来の東大生になるのはあなたです。
ぜひ多くの人に挑戦して欲しいですね。
横山:はい。
山内:頑張ってください。
横山:ありがとうございました。
山内:ありがとうございました。
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