【自称進学校あるある】地元の私立大に行きたいのに遠い県の国公立大を勧められる！

みなさん、こんにちは。
山内太地です。

今日はご質問頂いています。
「○○県の高校に通っている高校生です。地元の私立大学に行きたいのに、
先生が遠い地方の国公立大を進めてきてウザいです。どうしたらいいですか？」

多いですよね。
地方の皆さん。特に自称進学校通ってる人。
家から近い私立大学に行きたいのに遠い県の国公立を受けろと。
えっ、近い県の国公立は？ぶっちゃけ受からない、というですね。
そういう場合、もう実名出しますけど、
名古屋大学とか金沢大学とか岡山大学とか新潟大学あたりって難関なんですよ。
地元の県の人がなかなか受からない。
でも国公立に行きたいという時に、
秋田大はどうだ？とか、琉球大に行け！
みたいなことを先生がおっしゃるわけですね。
そうするとですね、
生徒さんや保護者の中には、
え～岡山県は私立大学がいっぱいあるのに、
なんでそんな遠い県行かなきゃいけないの？と
気持ちはわかる。
これはかなりこれで悩んでいる人が多いです。
なので私がどう思うかっていう話をしますね。

高校のブランドを守るため！？

それは先生はどうして遠い県の国公立を
勧めてくるかを考えてほしいんですよ。
そのあなたが入りたいかどうか別として、相手の利益を考える。
それはいわゆる学力が真ん中~中の上くらいの
自称進学校っていうのは、
国公立大学に入った人数を競い合っています。地方の場合は。
これ東京や関西といった大都会は別ですよ。
でも他の福井県であったり静岡県であったり岡山県であったり、
だいたい国公立大学に50人から100人くらい行って欲しいわけですね。
なのに実力のある生徒が目の前の私立でいいと言われると、
先生が困るんですよ。

それはやっぱり高校のブランドですね。はっきり言って。
うちの○○県立高校は国公立大学に50人に入れました、
100人入れましたっていう風にしたいのに、
あなたが目の前の私立行くと、
もう国公立を受けないと言われると学校が困るんですね。
皆さんもそれがわかってるんですよ。
だから喧嘩になるんですね。
これは正直どっちの肩を持つかって言われると僕も悩ましいんですけど、
先生方を一概に否定できないんですよ。
なんでかというと、
そのあなたの家から近い私立、
多くは偏差値高くない大学ですよね。

要は、先生はあなたが努力していないということを問題視してるんですね。
その地元の私立大学の入り易いところっていうのは、
ぶっちゃけ勉強が簡単なわけですよ。
その都会の私立大学と比べても。
だから行きたがってるんじゃないのと、
推薦で簡単に入れるし、入試も簡単だし、
国公立で受かる力があるのに、
そういう進路を選んでいる生徒っていうのは、努力していない。
勉強する気がない。やる気がないんです。
いやあなたは否定するでしょう。
でもそういうような進路を選んだ人が、
結果的に就職で苦労してるの先生達見てるはずなんですね。
なのでこれが問題なんだろうということで、
あくまでも私の意見です。

先生の肩を持つ気はありませんが、
進学校の宿命として、
共通テストで国公立は受けるべきです。行くかどうか別として。
その証拠に自称進学校じゃなくて、
あなたの県のガチ進学校の生徒はほぼ私立いかないでしょ。
国公立100人200人行くじゃないですか。
そういう旧制中学のような歴史のあるトップ高校の
生徒も先生も保護者も何の悩みもなく、
みんな岡山大、金沢大いこうとするじゃないですか。
なのになんであなたは私立に行くのって話なんですよ。
私立もいい学校はいっぱいありますよ。
でも本当はあなたは勉強から逃げてるんでしょ？
というのを先生方は心配なさってるんですね。

なぜかというと、
先生方はだいたいトップ進学校を出ているんですよ。
地元の国立の教育学部、
あるいはその自称進学校とか中堅進学校であっても、
人一倍勉強して国立の教育学部突破して先生になっている。
そういう人たちから見ると、
安易に私立を選ぶ生徒というのは、
勉強してなくて努力してなくて、
放っておいたら負け組になりそうという風に、
バイアスがかかっているんですね。

だから行きたくもない学校を
受けろって言ってるんじゃないんですけど、
やっぱり私はあなたがいらっしゃる高校って、
自称進学校とはいえ、
地域でそれなりに尊敬されている進学校のはずなんですよ。
ということは、
あなたがその高校に入って勉強したこと、その価値。
経験は価値になるはずなんですね。
どうせ共通テストも全員受けさせられるでしょ。
だったら、
自分が国公立受けてみたらここでしたっていう、
記録は残しておくべきだと思うんですよね。

自分の実力は証明しておくべき

一生言われるんですよ。
あなた私立の○○大出てるんでしょうって、
その地域地元にいる限り。
あなたがその地元の偏差値は高くないけど、
あなたはいいと思っている私立大学を出て就職して結婚して、
子どもが進学してというときにずっと言われるんですよ。
あるいは言われなくても、世間の目というと嫌ですけど。
あとあなた自身も思ってるはずなんですよね。
地元国立大に入れなかったとたというのを一生引きずるんですか？と、
やっぱり自分の実力がどこまであったのかっていうのは、
証明しておくべきなんですね。

だから例えば秋田大学受かったけど、
地元の私立へ行きましたというのであれば、
先生は止めないと思うんですよ。
だって進学実績になってるしね。高校の。
なのでスポーツだったら県大会で帰ろうとしないで、
行けるとこまで行くでしょ？
全国大会とかオリンピックとか。
なので、ある程度の進学校に入っている以上、
勉強において私・僕の力はここまでだったっていう、
なんかスポーツの大会でベスト8まで行ったみたいな感じで、
国公立だとここに受かるだけの力はあるっていうのを証明するべきなんですよ。
残りの人生、就職のこと人生のこと、
その地域で生きていくことを考えたときに、
それだけの力があるというのを証明した上で、
本当に入りたい私立いけばいいと思うんですよ。
というのが私のアイディアですね。

これを言うと結局先生の肩を持つのかって言われますけど、
その先生は別にあなたも嫌がらせでやってるわけじゃない、
ということは察してあげて欲しいんですね。
先生と戦うなと。
最終的には学校や先生の話を聞きつつ、
本当に自分が入りたい私立大に入ることの方が重要。
その偏差値が高くないけど私が良いと思った私立に、
あなたは入ってもらって構わないです。僕的に。
ただその高校入っちゃった以上、
その高校の中であんまり抵抗しなくていい。
だって最終的には、
ちゃんと入りたい大学入れるんですから。
というところを一つ参考にすべきなんじゃないのかなと。

その先生に従えとは言ってませんけど、
学校のルールを聞きながら、
最終的には自分が行きたい私立にちゃんと着地できるように、
親や先生とケンカしないであなたが勝つという方法を、
私はお勧めしています。

参考にしてください。

ご視聴ありがとうございました。

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