みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
偏差値ではない真の大学ランキング!科研費2020年度という話をしたいと思います。
大学の序列、ランキングというと
偏差値と言われますが、
本当のランキングは
「科研費」です。
科研費とは、
科学研究費助成事業といい、
学術研究を発展させるために
独創的、先駆的な研究を助成する
という事業で、
文部科学省と日本学術振興会が
取り組んでいます。
すなわち、大学の研究のために
政府がお金を出してくれています。
そのお金が多い大学こそ、
研究の優れた大学です。
これは偏差値ではない、本当の大学の序列と
言えるのではないかと思います。
もちろん、これが全てだという
つもりはありませんし、
ランキングや序列というものを
絶対視はしません。
ただ、受験の難易度ばかり
受験生や受験業界が気にしすぎなので、
研究力のランキングを知っておくことも
勉強になるのかなと思いまして、
「科研費ランキング 2020年度」を
紹介します。
1位 東大 225億円
1年でそれだけの研究費がもらえるんですね。
2位 京大 139億円
関西の人は、京大は東大だと同じだと思っているかもしれませんが
これだけ研究費が違います。
3位 大阪大 105億円
4位 東北大 97億円
5位 名古屋大 80億円
6位 九州大 71億円
7位 北海道大 61億円
8位 東工大 45億円
9位 筑波大 42億円
10位 慶應義塾 37億円
ここで私立がきました。
これらの順位が高い理由は、医学部があるからです。
医学部が研究でお金を使うということです。
11位 神戸
12位 早稲田
13位 広島
14位 千葉
15位 岡山
16位 金沢
17位 東京医科歯科大
18位 新潟
19位 熊本
20位 長崎
ということで
医学部を持っているところが中心なんですけれども
地方国立大学はなかなか強いです。
私立大学は確かに受験の偏差値は高いんですが、
研究水準においては
国立大学はやはり凄いんだ、ということを
皆さんに知ってほしいです。
もちろん、こういった序列が
全てではありません。
でも、偏差値が全てでもありません。
この科研費・研究使途資金がある、
研究水準が高い大学を選ぶ、
ということも
特に理系の人には、
1つの選択肢としてあっていいと思います。
なので、この科研費の配分が多い大学という
ランキングも、
大学選びの参考にして下さい。
あくまでも1つのものの考え方です。
是非ご検討ください。
ありがとうございました。
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