みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
地方のマンモス私立高校は強い!という話をしたいと思います。
色んな全国の高校にお邪魔しているのですが、
感じるのは地方にある大規模な私立高校は
ものすごく強いです。
どう強いかという話をしたいと思います。
それは、いろんなタイプの中学生を高校に集めてきて
社会のいろんなところで活躍させる、
しかも規模が大きい、
そして、魅力的な高校づくりができているのですね。
特に印象に残っているところの名前をいくつかあげます。
作新学院・星稜・智弁和歌山・常総学院・鳥取城北・前橋育英
松商学園・敦賀気比・愛工大名電・大阪桐蔭・沖縄尚学・明徳義塾。
と、こういう高校の名前を聞くと
みなさんこう言います。
「甲子園ね」と。
そうなんです。甲子園の常連校です。
都会の人から見たら
「甲子園に出てくる地方の高校ね」って思うじゃないですか。
実はこれらの高校って、東大にも受かるんです。
スポーツだけの高校じゃないです。
ここがポイントですね。
どうしても都会だと、スポーツだけ強い高校みたいな
イメージを持ちがちですが、
実際にはこれら各県の私立高校は、
頑張って勉強して、東大とか国公立を目指すぞという生徒もいるし、
野球部は甲子園目指すという生徒もいる。
こんな風に、いろんなタイプの生徒が集まっています。
言うなれば
ショッピングモールみたいになっています。
いろんなお店が入っている。
学力によってクラス分けされています。
まず、特進コースは医学部や東大、
といったような名門国公立を目指します。
この特進クラスはだいたい、県立トップ高校に落ちています。
秋田高校とか山形東とか、県を代表するトップ高校。
そういう高校に入れなかった中学生が、
この特進コースに入ってきて
東大医学部頑張るぞ、というのが特進コースです。
次に進学コースです。
これは一般選抜で、国公立大学や
難関私立大学を目指すという
普通の受験のコースです。
次に総合コースというのがあります。
総合コースは、部活を頑張って
推薦で私立に行ったり、専門学校に行ったりします。
甲子園目指している生徒はだいたいこのコースにいます。
また、学校によっては体育コースとか
スポーツコースというものを設置して、
いろんなスポーツの全国大会を目指します。
ということで、学力によって
特進・進学・総合のようになっているのが、
県立高校のトップ校、2番手校
進路が多様な高校を、
マンモス私立校と、全部くっつけています。
そうすると1学年13クラスくらいあって、
東大行く生徒は頑張っているし
野球部は甲子園に行くし
吹奏楽は強いし
部活もいっぱいあるということで
中途半端な公立自称進学校より、楽しいです。
しかも東大も行くし甲子園も行くので
プライドも満たされます。
「あの名門高校」といわれるので。
このショッピングモールみたいな
地方のマンモス私立高校っていうのは
強いんですね。
都会の学力で分けられて
真ん中くらいのパッとしない高校って正直あるじゃないですか。
そういうところより魅力はあると思います。
甲子園でよく出てくる高校というのは、
勉強も出来たりするので、私は注目しています。
講演にお邪魔した学校も
何校かありますし、
甲子園で活躍している高校で
行ったことある学校は、僕も応援してしまいます。
こういった高校出身で、
国公立大学や名門私立にくる学生は
結構自己肯定感があって
魅力的な人材育成をしていると思います。
そういうわけで地方の有名私立高校は、
甲子園以外でも、勉強の面でも
注目ですというお話でした。
ありがとうございました。
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