山内太地です。 5教科やらなくても国公立大学に受かるという話。保護者の皆様は、国立大学受験っていうと5教科やらなきゃいけないってすごく思ってるんですね。
もちろんほとんどの大学はそうです。だけど私立大学の多くは3教科ですよね、地方の高校生の多くにとって悩ましいのは、例えば東京の私立大学に入りたいからしっかり3教科を勉強しようと思っているときに先生や保護者から、いや5教科やって国立なんとか大行こうよ、っていう圧力が凄い、気持ちはわかります。
特に学校の先生や親は地元の名門の国立なんとか大学に受かるって気分いいですよね。だけどあなたはどっちですか?もちろんあなた自身が新潟大学とか福井大学に本当に憧れて入りたいならもちろん、5教科勉強して頑張って入ってもらって構いません。でも東京や関西の私立大学に入りたい、だから必ずしも5教科やらなくてもいいとあなたが思ってるんですが親や先生に勧められるという場合に、実は3教科で受験できる国公立大学に行くという手があるんですね。
親や先生は国公立入ってほしいんだから、あなたが3教科の国公立に受かれば文句は言わないはずです。意外とそういう大学は多いので自分で探してください。
たとえば経済学部であれば私立大学と同じ文系3教科の国公立大学って意外とあるんですね。私は国立大学の先生から聞いた面白い話があって、ある国立大学の経済学部は3教科の入試です。国語と英語と社会ですね、これは決して数学と理科は無駄だ、いらないって言ってるわけじゃないんですね。その大学は何を考えているかと言うと、同志社大学や立命館大学や明治大学を受けるような受験生が欲しいんです。
だから受験も科目そろえる。金融業界に行く人が経済学部には多いんですが、その場合は国立大学も私立大学も関係がありません。特に私立大学から結構銀行入る人多い。それは私立大学では比較的時間の余裕があるために、まあスポーツ頑張ったり企業でインターンシップをしたりとしたような豊かな人間関係とか経験を積んで金融業界でパリパリ活躍する。こういう時には必ずしも国立大学5教科タイプどの勉強もできるじゃないタイプも銀行は欲しいわけですね。国立大学の経済学部でありながらその大学はそれを知っているわけです。
ですから科目をそろえてくるんですね。例えば文学とか国際系であっても、そのように難関私立大学の受験生を獲得したいために科目をそろえている国立大学公立大学は実はたくさんあるんです。親や先生にはもちろん5教科やりますよって言って、別に理科や数学の授業がなくなるわけじゃないんだから、普段の勉強はちゃんとやってください。
ただしテスト受験自体は得意の科目を中心に受けられる国公立大学は実はたくさんあるんです。これは探せば見つかります。きちんと自分で調査をしてその国公立大学と本当に入りたい私立大学の両方を併願して両方受かれば、親も先生も文句はありません。散々考えて入学は私立へ行くっていう決断をすれば、親も先生も納得するはずです。
というわけで、3教科で受験ができる国公立大学を探し併願をして、両方を受かって本当に入りたい東京の私立へいく。これで誰もがハッピー、頑張ってください。
ありがとうございました。
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