日本の大学全部行った男、山内太地です。こんにちは。
「国際的なことをやりたければ慶應義塾大学法学部政治学科に行け」という話をしたいと思います。
英語の得意な方は、国際なんとか学部行きたいですよね。
早稲田大学の国際教養学部、上智大学の国際教養学部あるいは明治大学の国際日本学部、あれ慶應義塾って国際なんとか学部ないんですよ。
困りましたねぇ。
では、どうしよう。
「英米文学やりたければ文学部かしら」
「経済学部に入ったら国際経済学はできる」
でも「世界情勢に興味がある」とか「国際的なビジネスをやりたい」みたいな時に
「国際なんとか学部がない。でも慶應には入りたい」
安心してください。
そんなあなたは、法学部政治学科です。
皆さん、イメージがちょっと薄れて政治学科っていうと政治家とかあんまりかっこよくないとか別にあの東京都とか神奈川県とか興味ない。
そうじゃないんですね。
慶應義塾の政治学科は、慶應義塾大学のパンフレットの31ページ、政治学科のカリキュラムをよく見てください。
なんとここ、実際には国際関係学部に匹敵するんですね。
例えば、この現代アメリカ論、現代中国論、ラテンアメリカ、中東そして外交、国際政治、韓国と朝鮮の現代の話といったように、他の大学における国際なんとか学部が行っている勉強は、実は、政治学科でできる。
ここがポイントで、政治学科の中にもいわゆる学問的な政治学だけをじっくりやっている学校も多いんですね。
そういう学校の場合は、まさに皆さんがイメージするような政治って堅苦しくてあんまり面白くないんじゃないっていう方向に正直力が入っている大学もあります。
具体名出しませんけど。
ただ、慶應義塾の政治学の場合はこの国際関係学の科目が圧倒的に多いんですね。
しかもその中東の政治の専門家とか現代のアメリカの政治の専門家といった教授の先生もたっぷりそろっている。
これは実は慶應以外だと一橋がこんな感じですね。
あそこの場合はまあ法学部のほかに社会学部もそういう先生が多いんですね。
国際なんとか学をやりたいっていう人で、でも自分の志望校にそういう学部学科がないという場合は、試しに政治学科を調べてみてください。
そうすると実際には、世界中の政治あるいは世界情勢が学べるという学問というのは政治学科に集まっているんですね。
日本では多くの大学で法学部の中に法律学科と政治学科がある。
法政も中央もそうですね。
そうするとなぜか我々は政治学っていうのは法律学よりも下なんだという風に思い込みがちなんです。
でも早稲田や明治では政治経済学部ですよね。
法学部から離れているわけです。
そして海外の大学では例えば台湾なんかだと政治学部って名乗っていたり政治大学というのがあったりするんですね。
実は政治学というのは日本の大学の中では正直なところ、本来の役割より軽く見られているような設置のされ方が多い。
でも実際には独立した学問として大変に価値があります。
国際的なことがやりたいという人は、この慶應義塾大学法学部政治学科を強くおすすめします。
是非ご検討ください。
ありがとうございました。
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