みなさん、こんにちは。
日本語大学全部行った男、山内太地です。
「関関同立に推薦入試で入る」
という話をしたいと思います。
参考になるのは、この「週刊ダイヤモンドの2020年3月中4日号」です。古い号ですけど。
ネットでは買えたりするので、ぜひみなさん、これを買って読んでほしいんですが、
この特集で、MARCHや関関同立といったような皆さん憧れ受験の難関校の多くが、実は推薦入試でたくさんとっているという事実が書かれていまして、
皆さんの多くが高校でしっかり勉強して、塾にも通っているでしょう。
でも大学によってはなんと新入生の半分が推薦なんです。
頑張って勉強して、皆さんはたった半分の一般入試、一般選抜の狭い戦い過酷な戦いをさせられていて、
その間に「楽々と」とは言わないけど、推薦でがごっそり入ってるわけで、納得いかないじゃないですか。
ですから、推薦で入るということも選択肢に加えることで、憧れの関関同立に受かる可能性をあげましょうというのが今日の話なんですね。
関関同立ということで、まずは関西大学。
なんと、一般入試と推薦入試が完全に半々です。
一般入試51.1%。一般入試以外48.9%ということで、そのうちの指定校推薦や付属高校からごっそりきちゃって、AO入試はわずか1.6%しか取りませんが、そうは言っても関西題はでかいので、なんと109人です。あとは公募推薦が入って1.1%で、71人ということで、狙うべきはAO。
まずどの学部学科が、どんなAO入試をやっているのかをちゃんと調べて、自分が
高校時代にどんな活動をすればAOのPRになるのかというのをしっかり調べ、
書類選考と小論文と面接を突破していただいて、大いに関西大に受かってほしい。
もちろん、そんなこちらだって簡単な道ではありませんから、
50%の一般選抜、一般入試で点数の競争できっちり受かるという道をあきらめてはいけません。
でも、それで全員は入れない。だからAOも受ける。
どういう方法でAOが人材を求めているのかというのをちゃんと調べれば、確率が上がるはずなんですね。はい。
関西学院ここは注目です。
なんと一般入試で36.6%しかとらない。推薦入試で63.4%です。
正直、兵庫県の公立高校の先生あたりは、
関西学院大学に対して、正直どうなのかという話をよく聞くんですね。推薦で取りすぎている。
うちの子たちがしっかり勉強しているのにして、指定校で私立高校からたくさん入ってくる。納得いかない。
気持ちはわかります。
皆さんの多くも関西学院憧れているんですが、なにせ一般入試3割しかとらない。ずるいじゃないか。
では、そのずるい指定校推薦の高校や付属高校を憎んでどうなるんですか。
憎んだって受からないですよ。
どうしたらいいの。
まず一般が36.6%しかなくてもそこで勝てるように勉強をする。
これは大事。
でも、それだけでは関学の偏差値を上げるのに貢献して終わりです。
わずかとはいえ、誰でも受けていいよという推薦に挑むべきで、
重要なのはスポーツ推薦とか外国から帰ってきた生徒とかじゃないあなたは、
AOを受ける。
AOを少ない少ないって言いますよ。関学のわずか3.4%。
でも、189人もとる。
東大の推薦100人ですからね。京大も130人とかでしょう。関学189人って多くないですか。
しかも、頑張って点数で入るぞと言っている人の大半はAOを見ないんですよ。
AOを受けるしかない。
重要なことは、もちろん今まで通り頑張って勉強をして、関学受けてください。
プラス、AOを受ける。
そのためには、まずAOを募集している学部学科をよく調べ、
「こんな勉強できるんだ」
そして、そのために「私は」「僕は」これを頑張ってきたんだというネタを作り、書類選考と面接と小論文を突破して関学に入ってください。
関学は推薦でたくさんとる大学。
でも、それを悪く思うのではなく、その中で勝てるように戦うのです。
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