メガスタディオンラインの横山(以下、横山):こんにちは。メガスタディオンラインの横山です。
室長の山内(以下、山内):室長の山内です。
横山:山内室長に高校生の方から質問をいただいております。
山内:はい。
横山:「上智大学総合グローバル学部はどのようなことを学ぶのでしょうかあと経済学は学べるのか。その辺教えてください」というご質問です。
山内:経済学は学べます。が、経済学部ほどは学べません。
なんていうか、ちょっと経済学の勉強できるかたっぷりできるかです。
たっぷりやりたければ、上智大学経済学部に行ってください。
じゃあ総合グローバル学部は何か。
横山:はい
山内:ここは正体を言うと、国際関係学部です。
これは、上智の国際教養学部とは実は全然違う。
国際関係学部。
国際関係学というのは、政治とか経済とか法律とか社会とかをちょっとずつ勉強して、その全体像から、国際関係を見る。それを上智は総合グローバルと称しているんですね。
そのため、経済学はちょっとできます。
これに加えて政治とか法律とか文化といったものも勉強できるのが、総合グローバル学部なので。
あなたが、まず、経済をやりたい度合いが高いか低いかなのです。
高かったら本当に経済学部に行った方がいいです。
経済学は少し学びますけど、それ以外の学問も幅広くやりながら、自分にとっての新しい学問体系を作る。
という気持ちじゃないと、総合グローバル学部に向いているとは言えない。
つまり、経済学部と違って、経済学はちょっとやりますというのが答えですね。
横山:なるほど。
ちなみに経済学にちょっと興味もあるんだけど、他に面白いことも学べるみたいなちょっと難しい質問ですけど、そういう大学とかあれば、ぜひアドバイスを。
山内:上智以外で。
横山:上智以外でも。はい。
山内:なるほど。
これは、例えば、中央大学の総合政策学部に国際政策文化学科というのがあって。
総合政策というのは法律と経済と両方なんですよ。
政治とか経済とか法律とか両方やって、そこに国際を覆いかぶさってくるという感じで。
あの中央大学の総合政策。結構面白いかなと。
上智受かったらそっち行くと思いますけど。
結構いいかなこういう分野もあって。
とにかく総合文化政策とか総合グローバルとか総合政策という名前って、何やっているかよくわからないと思うじゃないですか。
大事なことは、教授の一覧表を見ることです。
要は、上智大学総合グローバル学部にこんな教授がいますというのが、パンフレットやホームページに載っています。
そこで必ず、この教授がなんの専門家かと書いてあります。
これをちゃんと出してない大学というのは基本的には勉強する気がないところなので。
そんな学校はないと信じたい。
上智であれば、見れば、例えばA先生は経済の専門家。B先生は政治の専門家。
と書いてあるので、こういう先生がいるんだなと。
大きくはその中の誰か一人の先生からじっくり学ぶことになりますから、そういう点では確かに経済は学べる。
ただし、実際の授業自体は政治の先生とか例えば国際関係学の先生とか英語先生とか幅広くやっている。
幅広くやりたいのかしっかり経済をやりたいのかによっていきたいがどこが変わってきます。
ということで。よく考えてほしいですね。
横山:はい。ありがとうございました。
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