【私立大学編】大学別年収ランキングを見て、就職が強い大学を考えよう！

Name: 【私立大学編】大学別年収ランキングを見て、就職が強い大学を考えよう！
Cast: 山内太地

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みなさん、こんにちは。

日本の大学全部行った男、山内太地です。

大学別年収ランキング私立大学編という話をしたいと思います。

週刊朝日の2021年2月5日号に掲載されていた、
大学別の年収ランキングです。

就職・転職のための情報サービス会社オープンワークという会社が集計したもので、
その会社に登録している18,000人の年収と出身大学を、
50件以上データがあった大学100校で分析した30歳の時の想定年収が公表されています。

これが偏差値とはまた違う物差しになっていて、
とても面白いのでご紹介します。

もちろん年収が高いから偉いみたいな価値観を
皆さんに押し付けるつもりはありません。
こういうデータもあるよっていうだけで、
決して大学や人間の価値の上下をつけるものではないということは強調しておきます。

なので、どこかに勝った・負けたとか、そういうコメントは書かないでください。
あくまでも、こういうものの見方があるよということです。

国公立は別の動画を撮りました。
さすがに東大とかすごいです。

大学別年収ランキング私立大学編

1位は、慶應義塾大学。
なんと30歳にして平均年収727万円です。すごいですね。
これはやはり、皆さんが慶應に憧れるのが分かります。

2位が当然、早稲田なのですが、
なんと、70万円も差がついた654万円です。

これはやはり慶應義塾は金融に行く人が多いからだと思います。
金融あとは外資系、製造業など。

早稲田は結構芸能人とか小説家とか文学が強くて、
そういう給料が高い会社に行くぞっていう人ばかりではないです。
もちろんいるとは思いますが…。

でも慶應の場合は、やはり皆が認める一流企業に入りたいという人がすごく多いです。
文学部もすごく金融が多いし、早稲田も多いですけど慶應が強いです。

3位は上智ではないです。
国際基督教大学。
小さい大学なので、会社に入った人数とかあんまりランキングは上がってこないのですが、
年収ランキングだと上智の上で、早稲田の次というすごさです。
ICU、非常に見事です。

そこまで詳しくは書いてないのですが、私が色々なデータを集める限り、
これもやはり外資系・金融・メーカーだと思います。

4位が上智大学です。

5位が東京理科大です。
理科大・理系でやはり手堅い製造業に行っているのだと思います。
年収高いランキングに入っているといことは、
最近は金融や情報通信も多いのだと思います。

次が中央大学です。手堅いです。

ここから中央、同志社、明治、立教、青学と手堅いところが続くのですが、
なんとその次が芝浦工大です。

理科大もそうですが、工業系はかなり年収が高いです。
このランキング見ると驚くところがどんどん出てきます。

関西学院・立命館・東京都市大学…
東京都市大学は東急がやっている、元々は武蔵工業大学というところで、
工業大学の伝統校は給料が高い会社に入るのです。

芝浦とか都市大はすごいということです。
東京電大も非常に良い位置につけています。

だから法政、成蹊、関西大、学習院、津田塾、南山、甲南というところに
工業大学がどんどん入ってくるのです。
ということで皆工学部は良いです。

有名な工学部を出て、名だたる会社に入れば、とても賃金が高いという、
素晴らしいですね。

21番の南山大っていうのは名古屋トップで、
甲南大学は関西ではエリートっぽいイメージ、
ここに思い切り食い込んでくる23位は立命館アジア太平洋大学です。
歴史の浅い大学ですが、やはりここ海外の学生も多いし、
外資系や海外展開する大企業に行こうという人がすごく多いと思うので、
年収が高い会社を狙う文系の人にとっては立命館アジア太平洋ありです。

ここから創価大、成城、神奈川、駒澤、亜細亜、日大となり、
なんと、いわゆる日東駒専よりも神奈川大とか亜細亜大とかが上位に来て、
少し驚きです。

例えば、亜細亜大だと女性が金融機関の一般職に就く人が多い部分もありますが、
割と有名企業狙いの人が多いのかも知れません。
そうすると平均が上がってくるので、偏差値ではなく就職がいい大学と言えると思います。

正直、受験する時にこれらの大学は手堅い就職で強いです。

東京工科大や名城大は、理工系が思う存分やっています。
そして京産、獨協、明治学院、東洋で、
そのあとで関西外大、武蔵となります。

正直、武蔵はもう少し上に行くのかなと思いましたが…
東洋、明治学院辺りは頑張って欲しいです。
正直、受験の難易度の割にどうかなという感じがします。
悪いっていうことではないです。

でもこれは言い訳めいていますが、
規模が大きい大学で早稲田のように文学部がしっかりしていると
人生お金ではない人が多いのです。

正直、文学部の人は金融や製造業、外資系にすごく行きたいですか？というと
初めから選んでいないのです。
だからお金が人生ではないのです。

もちろん一部の人はそういう良い会社に入れてますから。
きっちりランキングには入ってきているということです。

ということで、このランキング自体は割と面白いです。偏差値の序列通りではないですからね。

就職で給料が高い会社に入りたいという人は、
ハッキリ言ってこういうデータを参考に狙うのはありだと思います。

一方で、そういうの関係ないという人は、
本当に自分が勉強したいことをやって、
行きたい会社を年収に関係なく探していいと思います。

あくまでもこれは、そういう物差しもあるという話でした。