日本の大学全部行った男、山内太地です。こんにちは。
「MARCH文学部の併願校はどこが良いか」というお話です。
文学部志望の人、明治、青学、中央、立教、法政大学の文学部。
その中で自分の気に入ったところを受けると思いますが、
それ以外にどこを併願したらいいのだろうと悩む人は多いと思います。
一般的には日東駒専ですか。日大だと文理学部。東洋の文学部。
駒澤、専修などもあるのですが、MARCHのグループと日東駒専の間で、
他にないかなというところで。
僕の一押しは、國學院大學。
なんとですね。青山学院大学の渋谷キャンパスから、本当に歩いて数分の青学の真裏にあって。
國學院大學というと神道で有名ですね。
神主さんを作る。
神道文化学部。
これ名乗っているのは日本唯一で、いわゆる神社の神職を作る大学というのは珍しいのですが、実は伝統的な文学部を持っていまして、ここが歴史や民俗学、文学などに大変強いです。
素晴らしい図書館もあります。
國學院大学の文学部。
一つ考えてください。
もう一個のおすすめは、成城大学の文芸学部です。
ここ文学部じゃなくて文芸って名乗っているのですが、大きくは文学です。
文学以外に、この成城大学は民俗学にとても強いのです。
民俗学をやるんだったら、先ほどの國學院や成城大学が偏差値に関係なく、研究水準が高いとされています。
有名な話では、タレントのえなりかずきさんが法政大学に受かったにもかかわらず、成城大学に入学しました。
みんな驚いたのですが、実はこれはわかる人は驚かないのです。
民俗学を純粋に勉強したい場合は法政大学ではなくて、成城大学の民俗学の方が研究分野が広かったり、人によっては合っているということがあるので、必ずしも知名度などだけで判断してはいけない。
文学部の中でも非常にそういった優れた伝統を持っている良い大学を、自分にあったところを見つけて入って欲しいと思います。
あとは明治学院大学。
明治大学と名前は似ていますが、キリスト教系ですから、どっちかというと学校の雰囲気は、青学や立教に近いですね。キリスト教系の学校なんですけども。
キリスト教系の学校というのが、やはり伝統的に非常に文学部を大切にします。
聖書とかですね。
文学であったり、あるいは心理学なんかも扱っている心理学部もあるんですけれども、こういった昔から伝統的な文学部を持っている大学というのは、大学の序列とか偏差値に関係なく非常に高い研究、教育水準がありますので、併願校として受けてみる。
そうした学校が、どういう勉強ができるんだろうということは、その受験して結果的に行くだけではなくて、ちゃんとどんな先生がいて、どんな勉強ができるということを理解していけば、より入学後の勉強をやる気が出ると思います。
ということで、今申し上げた、國學院大學、成城大学、明治学院大学の文学部などを、ぜひよく調べてみてください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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