みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「中央大学法学部VS国際情報学部」
という話をしたいと思います。
「全然学部の名前が違うし」
「何を対決しているんだ」
「対決しないだろう」
「というか中央といったら法だろう」
わかります。
でも、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
中央大学国際情報学部は中身は法学部です。
これは教員の一覧を見てください。
法律の教授ばかりなんですよ。
もちろん、情報と名乗っていますから、情報の先生もいらっしゃいますけど、
よく見ると情報法、コンピューターに関する法律の先生だったり、基本は法学部出身者だったりするんです。
ほとんど中身は法学部。
そのため、国際情報学部といっても他の大学の国際なんとか学部とは、学問内容が全然違います。
MARCHだったら明治の国際日本、立教の異文化コミュニケーション、法政の国際文化とは完全に別人です。
青山学院の国際政治経済、地球社会共生とも全く勉強内容が違います。
ひたすら法律なのです。
国際情報学部という名前は、私、個人的にはこれはどうなのと。
実体は、法情報学部ですよ。
だからダメってことじゃないですよ。
また法律も情報も国際的な要素はあります。
そうですね、青学で言うと経済学部と国際政治経済学部があるようなもんですよ。
被っていて、経済という言葉は。
でも内容が違うでしょ。
あとは、法政大学だと政治学科と国際政治学科ありますよね。
あれに似ているんですよ。
どっちも法学部で情報がいっぱい学べるのが国際情報学部なんです。
伝統的な法学部の方ですと、法律や政治といったことをじっくりやるわけですけど、
世の中が変わっていくわけですね。
その世の中が変化していく中で、特に皆さんコンピューター、パソコンやスマホを使うように情報という分野、残念ながらネットの世界では犯罪もあったり、いろいろなトラブルが起きます。
またその情報が、世界を飛び回る中で、いろんなことが起きる。
そういうことを法律と情報の勉強の両方あくまでも文系としてやる。
コンピューターサイエンスじゃありませんので、ちゃんとしたコンピューターの勉強をしたければ理系にいってください。
理工学部や情報科学部へ。
でも、法律と情報がやりたかったら国際情報学部に行くんです。
あとは何が違うのか。
キャンパスですね。
国際情報学部。なぜか多摩の中央大学の本部キャンパスじゃなくて、東京の都心市ヶ谷の長いビルの中だけで4年間を過ごします。
ただし、数年後には法学部も東京の都心に戻ってきて、
わりと近いところにできるんですね。
ですから国際情報学部に関しては、正直国際というところはあんまり重視しないで、
情報というところは、明治大学の情報コミュニケーションみたいに文系の中でも情報学
をやるということをよく理解して、
それと事実上ここは法律をしっかりやる学部なんだというところで、伝統的な法学部と比較をしてください。
どっちが自分に向いているか。
キャンパスがどっちがいいかというのは、いずれどっちも都心になるんで、あんまり差がなくなります。
あとは伝統的な法律の勉強ができるのか新しい時代の法律の勉強がやりたいのかで決まります。
それと、なんとですね国際情報学部の方が学費が30万円も高いです。
やはり新しい学部になると色とユニークな新しい教育をやるので、経費がかかるというの がおそらく大学側の見解だと思うんですよね。
これ、他の大学でもそうなんですけど、新しい学部を作ると正直なところそちらのほうが学費が高く設定されることが多いので、学費が高いのに見合った教育が得られると思った人は国際情報学部はありでしょう。
そうでない場合は伝統ある法学部で法律の勉強をするというのもありだと思います。
ということで、どうしてその法学部と国際情報学部を対決させたかっていうと、これは偏差値とか受験の難易度とかの勝った、負けたじゃないんですね。
実はどちらも法学部、法律を学ぶからこそ愛決する価値があるのです。
そして、自分にどっちが向いているかで選んでください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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