日本の大学全部行った男、山内太地です。
「青山学院大学の比較芸術学科について」というお話をします。
美術や音楽の大学に行きたいけど、親に反対されているという人、多いのではないでしょうか。
そんなあなたにおすすめなのが、青山学院大学の文学部比較芸術学科。
「えっ、どうして。私は美術や音楽をやりたいのに文学なの」
そうではないのですね。
この青山学院大学文学部比較芸術学科というのは、なんと、勉強する内容が、美術と音楽と演劇、映像なのです。
ただし、美術学部のように絵を描いたり、音楽学部のように演奏をするという学校では、
残念ながらありません。
あくまでも、美術や音楽や演劇や映像を学問として勉強をする。
でも、その代わり、ピカソはどういういきさつでこういう絵を描くようになったのかとか
モーツアルトやバッハが、活躍した時代ってどうなんだろうとか
歌舞伎というのはどういういきさつでできた学問か
といった感じのものを研究ができる。
あくまでも学問としての研究なのですが、しかし、芸術大学と同じように、やはり深く学べるという点で、芸術系の学部とは少し違うのですが、みなさんの知的な好奇心は十分に満たされると思います。
こういった学校は、あまり多くないのです。
文学部というのは基本的には、文学や歴史や哲学、心理学といった領域を扱っていて、芸術系の学問が学べる大学というのはあまり多くない。
青山学院以外だと、明治学院大学にこういう芸術の学科があったり、あとは成城大学が少し扱っているのですが、青山学院大学に入りたいという人も多いでしょうから、一つの考え方を捨てずに考えてほしいと思います。
どうしてもイメージがわきやすい文学とか歴史といった学科というのは、やっぱり人気が高いのですが、この比較芸術学科で、美術や音楽や映像の勉強を学問としてきちんとできる。
あとは、東京で、青山、渋谷といった街にいれば、自分で学校の外に飛び出して、芸術の分野美術や音楽や映像というものが、アルバイトであったり、インターンであったり、あるいは一流の演劇や絵画や彫刻といったものを自分で見学するということで、深めていくことはできます。
親が美大を反対している。
「音楽の学校なんて」と言われているという場合に、一つの選択肢として、青山学院大学の文学部比較芸術学科へ行く。
という選択肢もある。
美大と両方考えたっていいと思います。非常に魅力的な学校です。
適当に行きたくもない学部、学科に行くのではなくて、自分が本当に興味がある、面白い学科に入るという点で、とてもおすすめです。
ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
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