日本の大学全部行った男、山内太地です。
青山学院大学のコミュニティ人間科学部。
青山学院大学っていろんな学部があるんですけど、相模原キャンパスにできた一番新しい学部が、コミュニティ人間科学部なんですね。
これは割と渋谷で人気のあった青山学院女子短期大学をわざわざ閉鎖して、そこのリソースを使って相模原に作った学校なので、ちょっと短大がなくなるのは残念だという声もあったのですが、やはり学問分野に取り組みたいということで誕生した学部です。
青学にはすでに青山キャンパスに教育人間科学部という同じような名前の学部があるのですが、やっていることが全然違うんですね。
教育人間科学部は、ガチで教育学と心理学をやっているんですね。
教育学の方では、小学校の先生になります。一方、コミュニティ人間科学部は何を勉強するのかというと、基本的には学校の先生になることが目的ではありません。
経済学部や経営学部や商学部、法学部といった分野って企業に入ることが目的の人が、多いと思うんですね。
やっぱり「有名な会社に入りたい」「会社活躍したい」
そういった会社や組織というものに属して、自分が何らかのビジネスとか活動をして
いこうというのが一般的な学部です。
では、コミュニティ人間科学部っていうのは何をテーマに勉強するかというと
プライベートなんですよ。
要は、会社って公共の場でしょ。
会社員が会社に行って仕事をする
でも家に帰って来れば、プライベートがありますよね。
子どもがいたり、夫や妻がいたり、自分が住んでいる街の地域の活動がある。
なんとコミュニティ人間科学部はこのプライベートを扱う分野なんです。
だから、いわば会社の仕事ということを学問としてやらないんですね。
もちろんコミュニティーとがプライベートのことを扱からと言ってみんな会社員にならないということじゃないんですよ。
学問として地域のことをやる。
カリキュラムを見ると、よくわかるのですが
「子供や若者を支援しよう」とか「女性の活動を支援しよう」とか
「街づくり」「地域のNPOの活動を支援しよう」とか
そのために地域の歴史とが文化。
だからここはの博物館の学芸員とか図書館司書とか社会教育主事が取れるんですね。
そういった地域の公民館とか文化施設ってあるじゃないですか
そういうところで街を盛り上げたり、子どもや若者や女性を支援しようということを
学問としてやるという。
これもなかなか他の大学にはない
。法政大学のキャリアデザイン学部も少し扱っているんですけど、そういうちょっと新しい切り口なんですね。
青山学院大学だからどこ入っても同じかと言ったら、実はそうではないんです。
扱っている学問分野というのは、文系でも結構違うんです。
だから、大事なこと、は何でもいいから有名な大学に入りたいと言って入ってしまってから、やりたい勉強がこれじゃなかったという人が、正直なところ多いんですね。
やりたくもない経済学を、嫌々やっても仕方がありません。
ちゃんと経済力をやりたい人がやるべきです。
そこで、プライベートのことをちゃんと勉強したいという人は、この学校に行くべきなんですね。学部、学科。
「子供や若者を地域の中で支援していく」女性を支援していく」「コミュニティを盛り上げる」こう言ったことに対して、きちんと高校生のうち関心をもって、やはり、何らかの形で地域の活動に関わってください。
街の人と一緒にゴミを集めるとかでもいいです。技術お祭りに参加するでもいいです。
NPOでも何か困っている子供を助けるでもいい。
こういった活動をやりたいという人にとっては、非常に魅力的な学部、学科だと思います。
これが青山学院大学のコミュニティ人間科学部なんですね。
ぜひ興味がある人は進学してください。
ありがとうございました
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