大学受験において模擬試験(模試)は、受験対策に欠かせないものの1つです。
模擬試験は制限時間が設けられ本番さながらの雰囲気で受けられるため、大学受験の緊張感に慣れる絶好の機会でもあります。
今回は、大学受験の模擬試験受け方のポイントをご紹介します。
大学受験を乗り越えるためのヒントにしてください。
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大学受験生にとって、模擬試験(模試)は本番の予行演習をする絶好の機会です。
多くの大学受験生が会場に集まって一斉に模擬試験に取り組む緊張感は、普段の自宅学習では体験することのできないものです。
模擬試験は、入試本番に向けた受験対策として最適です。
また、模擬試験を繰り返し受験するうちに、問題を解くスピードやペース配分が分かるようになります。
模擬試験は、追い込みをかけたい高3の夏から受験直前期までほぼ毎月開催されるため、積極的に受けるようにしましょう。
定期的に模擬試験を受けることで、受験勉強のペースメーカーとしても活用することができます。
夏から受験直前期にかけて「〇〇大学模試」と特定の大学に照準を合わせた模擬試験が開催されます。
自分の志望校の対策模試が行われる場合は、ぜひ受けてみてください。
出題される問題はもちろん、周りの受験生も普段の模擬試験よりも本番に近い層が集まっていると考えられるからです。
試験に慣れるためには、より多くの模擬試験を受けることが大事です。
しかし、ただ受けるだけではあまり意味がありません。
「模試の当日に自己採点をして復習すること」で、模擬試験をフル活用できます。
ここではその際に、大事なポイントを3つご紹介します。
模試の当日は解答の記憶も新しいため、自己採点すれば自分が何を苦手としているのか、何を得意としているのかが明確になってきます。
模試がおわってすぐのタイミングで試験の振り返りを行えば、早めに苦手分野を把握できて対策もしやすくなるでしょう。
模試直後は、「想像以上に難しかった」、「勘で解いてしまった問題もある」など、さまざまな感情が湧いてくるでしょう。
実はその気持ちも、受験本番に向けて大切になります。
「次はもっと頑張って点数を上げよう!」という、受験へのモチベーションアップにうまくつなげてください。
模試で間違えた問題も早めに克服しておくと、次に同様の問題が出題されたときに間違いを繰り返さず解けるようになります。
解答と解説をしっかり読んで理解すれば、確実に入試本番での点数アップにもつながるでしょう。
以上3つのポイントを頭に入れて模試当日に自己採点と復習をすることで、模擬試験をフル活用できます。
模試を受けるとき、「志望校判定」が気になる受験生は多いでしょう。
しかし、判定に一喜一憂すると「志望校を変えなくて良いのだろうか」と不安になったり、「A判定だから余裕だ」と気持ちが緩んだりしてしまっては元も子もありません。
模擬試験における偏差値や志望校判定は、あくまで相対評価で決まります。
つまり、毎回同じボーダーラインではなく、そのときの周囲の受験者と比べてどのような評価なのかが分かる仕組みなのです。
模擬試験を受けた時点では判定が思わしくなくても、今後の勉強次第で上げていくことはできるため、志望校判定はあくまで目安と考えましょう。
また、志望校が決まっているなら判定結果だけに目を向けるのではなく、「志望校で高い配点を設定されている科目や分野」に注目してください。
特に私大の場合は、志望校によって配点の高い科目が異なります。
つまり、志望校判定の結果がかんばしくないときは、苦手分野が足を引っ張っている可能性がありますし、志望校判定の結果が良ければ得意分野の配点が高い可能性があるでしょう。
模擬試験で高い配点が設定される科目・分野が苦手な場合は、集中的に勉強をして克服する必要があります。
その点を意識して、今後の勉強法を検討していきましょう。
模擬試験(模試)の受け方をご案内しました。模試は受けっぱなしにするのではなく、受けた後どうするかがポイントです。
模試を弱点を発見し苦手を克服する手段として役立てましょう。
結果ばかりを気にするのではなく、勉強法を変えたり、優先的に対策する科目を見つけたりするなど有効に活用してください。
また、私立大学の入試問題は各校の特色が反映されているものが多く、出題傾向を確実に押さえた受験対策が肝要です。
私立大学専門の志望校対策に定評のあるプロ家庭教師を利用した勉強法もおすすめです。
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