「日本史に限らず、歴史の勉強はとにかく暗記勝負!」と思っている方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ丸暗記するだけでは「小テストなら丸暗記で対応できるが、定期試験の範囲は広くて暗記できない」
「模擬試験では暗記では太刀打ちできず焦った」など意外なところに落とし穴があるため注意が必要です。
そこで今回は、日本史の勉強法として暗記のコツをご紹介します。
日本史は私大入試でも重要な科目です。入試本番での思わぬつまずきを避けるためにも、ぜひ参考にしてください。
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日頃の小テストではいざしらず、入試問題レベルとなると単純に用語を丸暗記しているだけでは歯が立たない問題も少なくありません。
例えば、歴史上重要な人物や出来事の名前を問う問題の場合、その詳しい意味や内容まで把握しているかという知識量も同時に試されることが多くあります。
以下が、高校日本史の勉強で暗記するときに覚えるべきポイントです。
・用語(人名や時代名、出来事の名前や地域名)
・用語の内容や意味(単語の意味や漢字表記も含めて)
・年号
大学受験において日本史の試験では、「事件名と年号は分かっているのに、どんな出来事だったかを知らなかった」という理由で、事件の説明文から出来事の名称を答えられず何点も落としてしまうケースは少なくありません。
ただ名前と年号を記憶するだけではなく、「誰によって何が起こった事件か」「何をした人物か」など経緯を結びつけて覚えることが必要です。
多くの方は、教科書や参考書の重要部分にマーカーを引いて、人名・事件などの用語を暗記しているのではないでしょうか。
しかし、目で見て覚えようとしても「名前は言えるが、漢字で書けと言われると分からない」という事態を招く可能性もあります。
特に日本史は、難しい漢字の人名や出来事が多いため、普段から漢字で書けるようにしておかないと試験で書けなくなるでしょう。
そのため、少し根気が要りますが、用語を暗記するときはいちいち書いて覚える癖をつけるようにすることをおすすめします。
具体的には、「参考書にマーカーを引き、まずその横の空欄にカラーペンを使って漢字で書く。
その後、ノートに鉛筆書きで繰り返し書いて覚える」という方法です。
また、用語を「見て覚える」ときにも教科書や参考書を読むだけではなく、日常生活でたびたび目に入る場所に付箋をいちいち貼り、強制的に目に付く状態にして接する回数を無理やり増やす方法もあります。
冷蔵庫や部屋の壁、トイレのドアなどに貼ることが一般的です。
人名や出来事などの用語は覚えていても、出来事を時系列順に並べ替える問題を苦手とする方は多いもの。
これは、「通史」の理解で解決することができます。
通史とは、日本史の全範囲において起こった出来事を一連の流れで捉えたものです。
高校歴史(日本史)の勉強法のコツは、下記1と2の繰り返しが肝心です。
1.先に通史を把握する
2.次に詳しい出来事や年号、人名などを暗記する
通史を理解することで、人や事件の名前・年号だけでなくそれらが歴史の中でどう順を踏んで動き、変化してきたかという経緯(流れ)や、Aの出来事が起こったから、Bが起こったという因果関係まで読み取れるようになります。
事件名や人物名の時系列にそった並べ替え問題は入試でも頻出パターンです。
日本史の受験勉強を始めるときは、まず通史の理解から始めることがおすすめです。
今回は、高校歴史(日本史)の勉強法として、暗記のコツをご紹介しました。
ある程度日本史の勉強が進むと「暗記したものがどれくらい頭に定着したかチェックしたい」と思う方もいるでしょう。
そのような場合には、私立大学受験に的を絞ったプロ教師に指導を受けるという方法もおすすめです。
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