社会のグローバル化や、社内公用語を英語とする国内企業が出てくるなど、年々外国語習得の重要性は高まってきています。
英語に限らず、語学に興味のある学生の受験先として以前から人気の高い外国語学部。
ここでは、外国語学部で学べる内容や資格、就職情報などについてご紹介します。
今回は、理学部で学べる内容や取得できる資格、気になる就職情報や卒業後の進路などについてまとめました。
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外国語学部とは、文字通り外国の言語について学ぶ学部です。
外国語を学ぶにあたり、会話や文法の学習も大切ですが、その国の言語を正しく理解するためには、言葉の由来や使われるに至った経緯についての知識を深めることも重要です。
具体的には、外国語の言語の成り立ちや文化、気候や歴史についても掘り下げていきます。
また、地域による方言の違いや翻訳、通訳といった語学的な学習以外にも、経済状況や発展の推移など、外国語を通して幅広い分野について学べるのが外国語学部の特徴です。
外国語学部では英語だけでなく、中国語やフランス語、スペイン語など、さまざまな言語の学部が存在します。
大学によっては、東南アジア諸国や中東諸国など珍しい言語などについて学ぶことも可能です。
外国語学部では海外留学制度も充実しており、キャンパス内には外国人学生の割合が多く、グローバルな雰囲気の学部が多いのも特徴の1つ。
「海外で働きたい」「外国の人と一緒に仕事がしたい」という方なら、有意義な学生生活を送ることができるでしょう。
外国語学部では、どの語学を選択したとしても、世界公用語である英語の基本的学力は必要です。
英検2級やTOEICで600点以上などのスコアがあれば、入学時に単位として認める大学もあります。
外国語に関する情報は英語で書かれているものも多く、1番身近な外国語についてどの程度習得できているのかを計る上でも、一定以上の英語力は問われるでしょう。
外国語学部で得ることが可能な資格としては、英語の教員免許や学芸員、図書館司書などのほか、選択した語学の上位検定試験なども目指すことができます。
外国語学部では「その言語を使ってどのような分野に進みたいか」が重要です。
自分の目指したい職業に合わせて、宅建やファイナンシャルプランナー、旅行業務取扱管理者といった資格取得を目指すのもおすすめです。
語学研究に力を入れている学部もあれば、ビジネスツールとしての語学習得を目指す学部など、同じ外国語学部でも、大学によりカリキュラムや資格取得支援などの体制に特色があります。
自分の興味があることを学べるかどうか、受験前によく調べることが大切です。
外国語学部の就職先は年々幅広くなってきています。
従来から需要の高い外資系企業や旅行業界、航空関連、貿易系商社といった就職先以外にも、工業や小売業など以前ならさほど外国語が重視されなかったような業種でも外国語学部出身者の採用を増やす動きがあります。
グローバル化によって英語や中国語、東南アジア諸国の外国語知識を持つ学生のニーズが高まっているためです。
大学院への進学も積極的に行われており、海外へ留学して本格的に通訳を目指す人や、現地での就職を目指す学生もいます。
国内ではホテルやアミューズメント施設、観光案内といった外国人観光客が多く集まる業界への就職も目立っています。
どの道へ進んだとしても、日本と世界を繋ぐ橋渡し的役割として活躍することになるでしょう。
外国語学部では、語学を学ぶことと同時に「その外国語を使って何がしたいか」を決めることが重要です。
院への進学や留学を希望するのか、通訳を目指すのか、企業で海外関連の仕事がしたいのかなど、
ただ外国語を習得するのみにとどまらず、学部入学後もしっかりと将来を見据え、積極的に情報収集を行うことをおすすめします。
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