第1志望の大学に入りたいという意志を貫き、浪人生となる道を選んだのであれば、その目標に向かって有意義な浪人生活を送りたいものです。
とはいえ、計画が思うように進まなかったり壁にぶつかったりと、浪人生活には何かと失敗がつきものです。
そこで今回は、学習面や生活面における、浪人生活でありがちな失敗を5つご紹介します。
来春の合格をつかむヒントにしてください。
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まず、学習面での浪人生活で起こりがちな失敗をご紹介します。
浪人生活は高校生のときのような部活や定期テストがなく、受験勉強だけに時間をかけられます。
そのため「時間はたっぷりあるから大丈夫」と過信してしまう方がいらっしゃいます。
苦手分野の学習を後回していると、たっぷりあったはずの時間がいつの間にかなくなってしまい、十分に対策することができないまま……ということもあり得ます。
「試験まで残り1カ月なのに何もしていない!」という事態に陥らないよう、スケジュールを立てて計画的に受験勉強を進めたいものです。
最初のうちは勉強の意欲にあふれ、「毎日8時間勉強するぞ」と意気込んでいても、
次第に中だるみして勉強をサボりがちに……というのも浪人生活によく見られることです。
また、浪人生活のはじめに高過ぎる目標を立てると、達成できなかったときに落ち込んでしまう原因になります。
志が高いことは立派ですが、あまり欲張らないよう、プロ家庭教師など周りの方にアドバイスを求めると良いでしょう。
「浪人するのだから、難関校へ合格しなければ」と、志望する大学のレベルを上げ過ぎてしまうことも、浪人生あるあるでしょう。
もちろん、目標を高く持つことは決して悪いことではありません。
しかし、次の年以降も浪人する余裕がない場合、モチベーション維持に自信がない場合は、
自分の学力レベルや勉強の進度によって志望校を修正する勇気も必要です。
次に浪人生にありがちな生活面での失敗を2つご紹介します。
浪人生活が始まったばかりの頃は、多くの方が規則正しい生活と十分な学習を心がけることでしょう。
しかし、浪人生活では高校時代とは異なり登校して出席がとられることがありません。
次第に気持ちがゆるみ、起床時間が遅くなったり、夜ふかしをしたりして生活リズムが狂ってくる恐れがあります。
また、夜ふかしや寝過ぎで頭がぼんやりしてしまうと受験勉強が思うように進まず、なんとなくだらだら過ごしてしまうことも、浪人生にはよくあることです。
浪人生活では、その気になれば自由に時間を使うことができるため、
本来勉強するべき時間をアルバイトや旅行など勉強以外の時間に費やしてしまう方もいらっしゃいます。
毎日机に向かって学習する習慣をキープしないと、長時間机に向かうのが難しくなります。
「少しだけ」「今月だけ」のつもりが、後々の受験計画に響いてくることもあるのです。
入試が近くなって「机に向かう気になれない」では、わざわざ浪人する意味がありません。
頑張り過ぎてもサボり過ぎても失敗してしまう浪人生活を有意義に送るには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
最後にご紹介する2点をぜひ参考にしてください。
良くも悪くも時間に余裕がある浪人生は、その時間をいかにうまく使えるかが成功のカギです。
頑張り過ぎても息切れするし、サボっていれば受験時期はあっという間にやってきます。
1年間の勉強計画を無理のない範囲で立て、計画を淡々と消化することで受験勉強を「日課化」することが大切です。
また、私立大学の入試問題には各校それぞれの出題傾向があり、それに応じた専門性の高い学習内容をこなすことで、あなたの強みになります。
1人で受験勉強に立ち向かっていると、
「正しく勉強が進んでいるのか」「できた気になっていないか」「この勉強法で本当に大丈夫か?」といった不安が生まれやすく、
それがストレスになり勉強に集中できないこともあるでしょう。
学力や勉強法に不安が生まれたときは、1人で抱え込まずに先輩や、家庭教師など大学受験のプロにアドバイスを求めることをおすすめします。
有意義な浪人生活を1年間送ることができれば、志望校へ合格することも決して難しいことではありません。
時間を有効に使うためには、志望校に合格するための最適な勉強法や計画を立てること、日々の学習を習慣化することが大切です。
また、
1人で勉強に取り組むことが不安なら、
大学受験のプロである家庭教師のサポートを受けることも検討してみてください。
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