「家政学部」と聞くと、一昔前は「良妻賢母になるための知識を学ぶところ」というイメージを持たれたかもしれません。
しかし、現在の家政学部は時代に合わせて、学ぶ内容も目的も変わってきています。
そこで今回は、家政学部で学べる内容や資格・就職情報をご紹介します。
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家政学部とは、人々が生活していく中で必要な知識や、生活の質を向上させるための技術などについて学ぶ学部です。
家政学部では、衣食住をはじめとする快適な生活空間について学びスペシャリストを目指すことができます。
その範囲は家庭内はもちろん、被服や住空間、調理にいたるまで、ビジネスや研究対象にもなり得る領域にまで及びます。
家政学科では、各分野においてのスペシャリストになるために必要な講義が用意されています。
家庭と社会の両方で役立つ学問として、最近では「家政学科」から「生活科学部(学科)」へと名称を変更して設置している大学もあります。
1~2年次で衣食住に関する基本的な知識を身につけ、2年次以降徐々に各専門領域へと学びを深めていく流れが一般的です。
専門領域としては栄養や食生活に関する研究を行う「食物学科」、テキスタイルやパターンなど、服飾について学ぶ「被服(服飾)学科」、快適な住環境について考える「住居学科」、保育や児童教育について学ぶ「児童学科」などあります。
家政学部で取得できる資格の例をご紹介します。
家政学部では、専攻する科目や学科によって取得を目指せる資格が分かれます。
例えば、被服学科では衣料管理士(1~2級)、食物学科では管理栄養士やフードスペシャリスト、住居学科では建築士(1~2級)やインテリアプランナー、児童学科では保育士や幼稚園、小学校教諭、認定ベビーシッターなどです。
他学科と共通の資格としては中学・高校の教員免許や学芸員、図書館司書などがあります。
家政学科の教員免許で教えられる科目は家庭科、または理科となることが多く、児童学科では幼稚園教諭の1種免許取得を卒業要件としている大学もあります。
その他、家政学科で学ぶ分野にはインテリアコーディネーターやフードコーディネーターといった民間資格が数多く存在します。
知識を深めるために、在学中から資格取得を目指してみるのも良いでしょう。
家政学部の主な就職先や卒業後の進路をご紹介します。
家政学部では衣食住に関する技能を学習するため、就職先の選択肢はかなり広いことが特徴です。
児童学科卒業生は保育士や幼稚園教諭などの他、子ども向け教室のインストラクターといった道もあります。
食物学科では管理栄養士やパティシエ、食品メーカーや大手飲食店、住居学科では建築事務所やデザイン関連、被服学科では服飾メーカーのパタンナーやアパレルデザイン、百貨店や商社などが主な就職先です。
家政学部では、ブライダルなどのセレモニー関連企業への就職やリフォーム・クリーニング業界といった就職先もあります。
また、食品衛生監視員として働く公務員や、大学院へ進み児童心理学やバイオサイエンスについて研究する道に進む方も少なくありません。
看護学部で学んだことは、ボランティアや海外での仕事などにも役立てる貴重な技術です。
看護師は一生を通して働ける資格のため、しっかりと学べば活躍の幅を広げることができるでしょう。
看護学部(看護学科)の入試問題は大学別に出題傾向があり、それに応じた対策が求められます。
学校の授業や予備校の集団指導では、ピンポイントで対応することは難しいものです。
私立大学専門のプロ教師「メガスタ」では、看護学部を目指す受験生に必要な個々の理解度やニーズにマッチした指導を行います。
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