絵やイラストを書くのが好きな方や、デザイナー志望者などが志す芸術学部。
芸術学部に興味があっても、「入学前から高いセンスや技術が問われるのでは?」「芸術学部ではどんな勉強をするのだろう」と疑問に思うことも多いかもしれません。
今回は、芸術系学部で学べる内容や資格、就職情報をご紹介します。
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芸術学部とは、映像やイラスト、グラフィックデザインといったクリエイティブな技術や技法について学ぶ学部です。
楽器の演奏など、音楽関連の学科を併設しているところもあります。
芸術学部というと、画家や彫刻家を目指す浮世離れした学生が集まっているイメージを持つかもしれませんが、純粋な芸術家を目指す学生ばかりではありません。
ほとんどの芸術学部ではビジネスとして通用する芸術や、学問としての芸術も教えています。
イラストや映像、空間デザインなどは広告やPRになくてはならないもの。
どのような企業にも広報は必要で、そのためには人の心を動かしたり、感動を与えたりするモノづくりの力が必要です。
ITなどのメディアと連携して広がりを見せる現代社会では、芸術を体系立てて学問として学ぶ意義は十分あるといえるでしょう。
芸術学部では、1年次に芸術史やデザイン論、一般教養といった基本的な科目を学び、2年次からそれぞれの専門領域へと入っていきます。
「ファイン系」と呼ばれる美術学科では絵画や彫刻、多くの学生が志すデザイン学科ではイラストやグラフィックデザインや環境デザイン、写真や映像学科では器材の知識や表現技術などを学びます。
その他にも演劇学科や声優、音楽、マンガなど、大学によって非常にさまざまなコースが設置されているのも芸術学部の大きな特徴です。
芸術学部で目指せる資格についてご案内します。
芸術学部では、クリエイターを目指すだけでなく、教職課程を取れば中学や高校で美術を教える教員免許を取得することも可能です。
幼稚園・小学校教諭や学芸員、図書館司書といった資格を取得することができます。
建築デザインであれば建築施工管理技士やインテリアプランナー、演劇科であれば舞台機構調整技能士など、専攻するコースによって目指せる資格は多岐にわたります。
芸術学部は課題が多く、忙しい学部でもあります。
いたずらにさまざまな資格に挑戦するよりも、自分の目指したい職業や業界に有利となる資格取得を目指すことが大切です。
芸術学部の就職先や、卒業後の進路についても見てみましょう。
芸術学部の卒業生は、デザイン事務所や映像編集プロダクション、メディアコンテンツ作成、芸能やイベント関連といった企業への就職が主な進路です。
コースによっては舞台美術やメディア建築事務所などへの就職や教員、絵画教室の講師といった道もあります。
一方で、最初から芸術家志望の学生もいます。
大学院や海外留学を選択する学生が他学部より多いのも芸術学部の特徴。
芸術学部で就職を目指すなら、早期から就職の意志を持ち、インターンシップが充実している大学を選ぶことがポイントです。
芸術学部ではAOや推薦入試も多く、実技試験が重視される傾向にあります。
また、知名度や実績を誇る芸術大学や芸術学部の倍率はかなりのものです。
このようなハイレベルな芸術学部の志望者で「学業面が心配」「実技に不安がありセンター利用受験を検討している」「デッサン教室に通うため、日々の学習が疎かになっている」といった方には、私立大学受験専門「メガスタ」がおすすめです。
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