みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
大学まで優秀だった人がつまずく時 こんな人が危ない!?
という話をしたいと思います。
大学生のころまで優秀だったんだけど
就職活動でつまずくとか、社会人になったらうまくいかない
という人が時々いるんですよね。
これは、学校までの世界と社会で
優秀な人の定義が変わるからなんです。
この辺を説明して、大学は結構いい所に行っている
という人がその後の就職でつまずかないように
アドバイスをしたいと思います。
昔、早稲田大学に行ったときに
早稲田の学生さんからこんなことを聞きました。
「一番前で真面目に1人で授業を聞いている男子は成績が悪い」
どういうこと?
一番前で真面目に聞いている人って勉強できるんじゃないの?
逆だそうです。
後ろで友達と騒いでいるような人と違って
要領が悪い。友達がいないんですよ。
1人でコツコツやっていてそこそこ勉強はできると思うけども、
皆でなにかをする能力が欠けているんですね。
実はこれって、仕事ができない人なんです。
これはコミュニケーション力というよりは、
他社と仕事をする力なんですね。
もちろん世の中、1人で優秀な人はいます。
その一番前で1人で授業を聞いている彼も
受験勉強を1人でコツコツ頑張って早稲田に受かったっていう点においては
間違いなく勉強はできます。
でも、大学に入ってから1人で勉強しているだけでは
ダメなんですね。
そこで新しい出会いがあってみんなと何かをする力
というのがないと、
就職とか社会に出てからちょっと厳しいです。
1人でコツコツ勉強するタイプの人、僕もそうだし
そういう人を否定しません。
陰キャとかコミュ障とか言わない、そういう人のことを。
優秀なんだから。
重要なのは、自覚はしてほしい。
「自分はどうも友達を作るのが苦手だ」
「人と話すのが得意ではない」
「でも勉強はできる」
それは、社会に出てからつまずきかねないです。
上司や取引先、お客様、先輩、後輩、同僚
やっぱりそういう人とコミュニケーションは出来ないといけないので
足りないなという自覚がある人は
努力をしてください。
努力をすれば改善できます。
アメリカ人だって75%が、引っ込み思案だという
データもあるくらいなので。
我々人間は野生動物と同じなんですよ。
山でクマやシカやサルとかの動物に出会うと
向こうの動物だって人間が怖いから普通は逃げていくんですね。
我々もそうで、知らない人間とコミュニケーションを取るのって
ほとんどの人は本来苦手です。私も苦手です。
でも、コミュニケーションの練習をすることで
上達していけるんですね。
高校までの頭がいいっていうのは
先生が出した正解のある問題を効率的に解く力なんです。
社会に出てからの頭がいいっていうのは
正解がない問題をみんなと協力して試行錯誤しながら解く力で
実は大学はこっちです。
だから、授業を聞いて課題を解決しそれを表現する。
大学まで優秀だった人がつまずく時というのは
こういうタイプです。
そういう人を悪く言うつもりはありません。
でも、社会に出てから苦労するから
自覚して自分の性格を変えていくと社会に出てから苦労しない、
かもしれません。
ぜひ参考にしてください。
ありがとうございました。
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