日本の大学全部行った男、山内太地です。
警察官に強い大学!公務員志望の人多いと思うんですけど、公務員っていわゆる県庁や市役所のような地方公務員と、警察・消防・自衛隊といったような公務員に大きく2つに分かれているんですね。そしてこの2つって別の勉強をしている場合が多いんですよ。ですから、いわゆる警察に強い大学ってなると必ずしも偏差値順じゃないんですね。
例えば1位って日大なんですね。日大は、法学部が伝統があるので公務員も強いんですけど、2位がまさかの国士舘なんですね。国士舘大学、ここも法学部を持っているから公務員強いんですけど、実は、警察官や消防官に求められるのって勉強ができることも、もちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、もうわかりますよね。
体力です。ですから、国士舘の場合は法学部だけではなくて、体育学部からも公務員目指すんですね。スポーツができて、警察官になる。実は、警察官の採用は、剣道とか柔道ができる人もとってるんですよ、優先的に。やっぱり犯人を捕まえるために、武道の心得がある。現実にすごい役に立つかっていうと、そうでもないらしいんですけど。少なくとも、警察官になるために体を鍛えたっていうことでは、国士舘バッチリであると。
3位が東海大。ここもやっぱり体育学部がありますからね。それだけではなくて、地方公務員を目指す場合、みんながみんな県庁や市役所正直入れません。でも、あくまでも筆記試験の水準で言えば、警察や消防の方が少し入りやすいんですね。決して誰でもってわけじゃないんですけど。ですから、市役所は難しいが、筆記試験で警察は行けるっていうのが可能性として高いという場合、やはり東海大学や帝京大学。ではそっちに行く。これがやっぱり合格者数が多い。龍谷大学や近畿大学もそうですね。
ですから、最初はみんな地方公務員で市役所や県庁に行くつもりで勉強を始めるんですよ。でもそのうちに、せっかく勉強してるんだったら倍率が高くて入りづらい、いわゆる地方公務員。市役所ばかりではなくて、警察や消防の方に行くって合格しようということで、路線を変えていくパターンがあるために、いわゆる
MARCH 日東駒専の中だと、偏差値が高いとされない大学の方が、警察官になる人数は多くなってくる。
でも、これ自体は、決して悪いことじゃないんですね。だって同じ学校の仲間がいっぱい就職するわけですから、やっぱり非常に気心が知れてますし、先輩もいる。ですから、警察官になった人数のランキングというのは、何でもかんでも偏差値が高いのが偉いとは限らない。
神奈川大学もそうですね。そしてベストテンでビックリなのは、日本文化大学。これテレフォンショッピングじゃないわけですね。どういう学校かというと、法学部しかない、ちっちゃい大学なんですね。
ところが、この学校なんと就職3割4割警察官。警察官になる気のある人だけが入ってくるくらいの勢いなんですね。
ですから、新入生にはいきなり警察官の問題集もらえます。さらにAO入試も警察官になりたいっていうことをPRする入試をやってるんですね。
八王子にある小さい学校ですけど、警察官になるっていうことに特化すれば、日本文化大学は素晴らしい大学です。ということで、警察官になる場合には、必ずしも偏差値の序列ではなく、警察官になった仲間がたくさんいる大学に行って、一緒に勉強をするというのも一つの選択ですね。
ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
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