日本の大学全部言った男、山内太地です。
地方の大学は就職で不利かという話をします。
不利です。だって本当なのでしょうがないですよね。結局みんな東京にある大企業を受けるわけじゃないですか。
そのとき、東京の大学にいれば就職活動で例えば明日面接きてーって言ったら別に行けますよね。ところがこれ九州にいたら飛行機乗るんですかっていう話ですね。
そして、どうしても地方の学生はのんびりしていて情報の波に乗れないんですよ。
今こういう業界が熱いとか、こんな面白い会社があるという情報。ネットの時代ですから何でも見られるって思っちゃいけません。
本当に地方には情報が入ってこないんです。厳しい言い方になりますが、これは関西もハンデを背負っています。
例えば、東京の大学。法政大学や立教大学や早稲田というのは、後慶応もそうですね。
東京の街のど真ん中であってしょっちゅう、政治家とか官僚とか企業の社長とかNPOを始めた人みたいな、社会で活躍している一流の面白い人が大学に講演会に来てくれる。
この頻度の多いこと。ぜひ早稲田大学のキャンパス行ってください。今度こんな人が講演に来ますという看板がいっぱい出てるんですね。
ところが、同志社大学や立命館大学になると非常に減ってしまうんです。
やっぱりこれは大学が悪いんじゃないんです。
社会の一線で活躍している忙しい人たちは、わざわざ東京以外の街に行く時間がないんです。
たまに行きますよ。
でも、圧倒的に量が違う。同志社大学、良い大学です。でも私はやっぱり早稲田、慶応と比べたときにこの外部から講師が来る量、正直だいぶ違う。
例えば、立教大学や法政大学や早稲田はこういった今度こんな有名人くるよっていうの。いっぱいホームページに出してましたので、東京に住んでた頃の僕はそういうのを見つけては著名人の講演会どんどん聞きに行けました。
そう、他の大学に行ける。これはやっぱり東京の大きなメリットですね。これが地方の大学ですとやっぱりほかに大学があんまりない。
だから地方の大学がダメと言うつもりはありません。どうしても申し上げたいのは、もちろん地方の大学、地元の大学入ってもらって構いません。
大事なことは、情報戦に負けているという自覚を持ってください。この県にいてちゃんと勉強をやっている、楽しい。でも就職の情報において東京の人に負けてます。ただ何もしなくとも負けてるんです。はっきり言って関西の人も負けてます。この負けてるっていう自覚を持つこと。
そして、ネット上で良い情報を仕入れたり、手間暇かけて何かあれば東京や大阪とかにちゃんと出かけていって、情報を仕入れること。この努力を一つやるだけでもだいぶ変わってきます。
なぜならば、企業の側だって地方の人、実は欲しいんですね。みんな東京の人じゃ困るわけですよ。だって、東京以外の街に転勤したがらないでしょう。関西の大学から東京の会社入れば、関西で働くことに何のためらいもありませんよね。
ですから地方で働くことを考えた時には地方出身は不利ではありません。特定の地方に詳しいっていうのはそれはそれで一つの武器ですからね。だから大事なことは、地方での就職は不利な面が大きい。でもそれは自分で工夫をすれば乗り越えられるということです。ただし、何もしなければ単に不利です。
これを意識をして地方の大学で頑張って勉強してください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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