みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から目指す 早稲田大学!!
という話をしたいと思います。
早稲田大学を受験するときに
どんな高校からも当然、一般選抜で受験するチャンスはあるのですが
中学受験や高校受験でどんな中学や高校を選んだら
いいんだろうとお悩みの保護者の方。
大学の入学者数から行きたい中学や高校を選ぶ
というお話をしたいと思います。
「うちの子まだ小学生なのに、大学受験のことなんて考えないといけないの?」
そうなんです。
なぜなら、有名中高一貫校に入れても
大学受験で肝心の大学に入れなければ意味がありません。
どうしてもお子さんの中学受験や高校受験に
親の関心はいってしまいますが
受験する本人はお子さんである以上
保護者の皆様には時間的な余裕をもって
一応のゴールである大学の状態を
お子様が小学生の頃からよく知っていただくことが
勝利への近道かなと思うんですね。
ここで重要になってくるのが
入試方式別の入学者数です。
お父さんお母さんの頃の大学受験というと
一般選抜、いわゆる一般入試が中心だったと思います。
例えば、早稲田大学であれば文系は国語、英語、社会。
その3教科で受験をする。
ところが今は、そういった方式で入る人は
半分くらいになっているんですね。
例えば、早稲田大学政治経済学部の新入生は“827人”いるんですけど
一般選抜や共通テストで入ったのは“393人”しかいないです。
半分以下なんですね。
つまり、大学受験イコール一般だと考えていると
現在では大変狭い門になってしまっています。
なので、中学受験、高校受験の段階からの
学校選びが非常に重要になってくるんですね。
早稲田大学の政治経済学部は付属系列校から“289人”も
入学しています。
そして、指定校は97人。
つまり、附属に入るのが一番いいんです。
もちろん、全員が入れるわけではありませんから
次に、指定校の枠を持っている学校に入る。
3番目の方法として、共通テストや一般で行く。
という風に保護者の方はお子様が小中学生のうちから
理解しておくということですね。
しかも、これは政治経済学部だけです。
将来お子様がなにを学びたいかというのは変わってくるでしょうから
他の学部の動きに注目してください。
例えば法学部志望の場合。弁護士、公務員になるぞというのであれば
法学部の入学者“744人”のうち、一般共通テストは“392人”なんですね。
政治経済学部に比べれば、指定校が“149人”と多く
附属や系列は“182人”と少ないです。
つまり、法学部は一般で目指す戦い方が、政治経済学部よりは
戦いやすいという風に考えることもできます。
教育学部に至っては、今でも一般や共通テストのほうが
たくさん採っています。“928人中638人”ですからね。
なので、お子様が教育学部志望であれば
なにがなんでも附属に入れなくてもいいということです。
商学部も同様で、結構一般の定員が多いんですよ。
変わっているのは、国際教養学部ですね。
総合型選抜の人数が妙に多いわけです。
つまり、国際教養学部はご存じの通り授業が全部英語で
これは帰国生が欲しいわけです。
外国で働いていた親御さんのお子様とか。
その場合は総合型選抜の入学定員がとても多いので
点数の競争で入ろうとしないことですね。
そうではない方法がある。
例えば理工学部であってもみんながみんな
テストの点数で入っているとは限らない。
このように早稲田大学に入る場合に
最後の関門である大学受験で何とかしようとしないで
まずは、学部によっては付属に入れたほうが非常に有利である
ということを理解して目指す。
次に、指定校ですね。
早稲田大学にたくさんの指定校を持っている高校
私立であれば公表していることもあります。
そういう所を目指す。
なので、中学校・高校選びとしては
附属には入れればベストですが、次は指定校枠をたくさん持っているところ。
これをやはり優先するべきだと思います。
そのあとに、純粋な点数の競争。
一般や共通テストで目指すという戦略になっていくと思います。
そういったことから、実際の進学実績を調べて
お子様に合った良い中学高校を探してください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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