みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「早稲田大学の3つの理工学部の違い。先進理工学部編」
ということで、早稲田大学の理工学部は、基幹理工、創造理工、先進理工の3つに分かれています。
ちょっと違いが難しいなぁという方もいるので、わかりやすく言うと、
基幹理工は数学を応用する。主に情報系。
創造理工はものを作る。建築や土木やロボットというものが中心。
最後の先進理工は、大きくは、生命の学部です。
物理と生命そして物理学科、応用物理学科、化学生命科学科、応用化学科、生命医科学科、電気情報生命工学科というように物理とほとんど生命というところで他の理工学部とは大きく違うんですね。
中でも、生命医科学科は東京女子医大と一緒に研究をしたり、
早稲田大学で一番医学部に近い領域を研究しているということからものすごい受験の難関の一つです。
また、高校の物理、化学、生物何を選ぼうかという時に、女子の方を中心に化学や生物が得意だ。どれか2つやるなら。
ということで、非常に先進理工学部って人気が高いんですが、
受験人気が高いのと学問としての価値や社会から求められているかどうかは別なので、先進理工が一番偉いと思ってはいけません。
どれが偉いとかじゃないんです。
というかシビアな話、機械や電気の学科の方が圧倒的に就職良いのです。
これは、たとえ東大でも。
先進理工を考えている人は、実は基幹理光と創造理工もちゃんと調べてください。
特にバイオテクノロジー系の研究は実は他でもできます。
機械系の先生なのに、なぜかバイオ系やっている先生とか医療系、特に生命医科学を目指している人医療系でしょ。
実は、創造理工学部の総合機械工学科は医療系の研究いっぱいやっています。
医療用ロボット作るなんていうときには、ちゃんと機械工学、電気工学やってなきゃいけないんです。
そのため、もちろん先進理工にも電気情報生命工学科がある。
ここは、根本的には電気工学なんですよ。
ところが、電気電子工学というと男性ばかり来るんですね。
そこで明治大学にもあるんですけど、電気と生命がくっついていて、
例えば、脳の電気信号みたいなバイオテクノロジーと電気を両方勉強できる。
ここはめちゃくちゃ面白い学科です。
先進理工というのは大きくは、物理や化学、生命を中心にやっています。
ですから、3つの理工学部の中では、やっぱり、生命とか物理が好きな人におすすめの学部なんですが、
結構ここに関心持っちゃって、ぎゅっと先進理工だけとならないで、必ず基幹理工や創造理工と比較をして、
他の2つにも私が勉強したい事あるかもって視点で同じ早稲田大学なんですから、幅広く探すという視点を持ちながら、先進理工学部を目指して頑張ってください。
ありがとうございました。
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