日本の大学に全部行った男、山内太地です。こんにちは。
「早稲田大学政治経済学部を語る」
私みたいな者が語ってもしょうがないんですけど。
早稲田大学の政治経済学部を目指して頑張っている皆さんは勉強はしていただくとして、この学部の僕が面白いなと思う部分の話をしたいと思います。
みなさん、政治経済学部と言うから「政治と経済だけやっているんでしょう」とみんな思っているんですね。
大人もみんな思っています。
なんとビックリ。はるか昔もう一個学科があったんですね。
今でも国際政治経済学科はあります。
要は政治学と経済学を両方まんべんなく学べるというイメージがあるとはいえ、実際には政治学科と経済学科に分かれちゃっているので、どちらかの学問をじっくりやるイメージが強いんですね。
でも、世界情勢を知るときに、実際には、政治と経済で結びついているわけですよ。
例えば、大統領が貿易の件で、こんなことやったみたいな。
政治と経済の両方を世界的で視野で学ぶということで、国際政治経済学科も存在しているんですね。
なんとなく英語の勉強がスパルタなイメージ。
実はこの国際政治経済学科ではなくて、はるか昔は早稲田やり大学にはなんと、新聞学科があったんです。
新聞学科は今だと上智大学と日大にあります。
上智大学の新聞学科は文学部にあってマスコミの研究をしますね。
日大は工学部にあってやはりマスコミの研究をしています。
なんと早稲田大学の政治経済学部新聞学科もマスコミの勉強ができたんですね。
今でももちろん早稲田大学って、マスコミに行く人が多いのですが、かつてはこの政治経済学部新聞学科からマスコにミ行く人すごく多かったのです。
ところが、偏差値の高い低いというときにどうしても政治学科や経済学科より下の扱いなってしまって、それが大学としてどうなんだろうということでこの学科潰れました。
新聞学から要素っていうのは政治学科や経済学科の中に入って行っちゃったんですね。
でも実は早稲田大学の大学案内の25ページ。
カリキュラムよく見てください。
ジャーナリズム・メディア演習という科目群があって、実は学科こそ存在しないものの、今でも早稲田大学の政治経済学部というのは実は、ジャーナリズムやマスコミを専門的に勉強ができるんです。
入る学科自体は政治か経済に所属してください。
でも、ゼミはマスコミのゼミがいっぱいあるんですよ。
結構実華やかなんですね。
学科こそ存在しないものの 実質的にはここはマスコミ学科に匹敵する陣容がそろっています。
興味のある人はぜひこちらも考えてほしいんですね。
重要なのはここ。
27ページの教員の一覧です。
受験生ってここまでじっくり読まないんですね。
ところが大学案内のパンフレットの真髄はここなんです。
どんな教授がいるのかっていう時に、政治の分野と経済の分野というふうに書いてあるんですけど、よく見ると、ジャーナリズム・メディア論の先生がいらっしゃったりする。
政治学経済学というのは いわば大きな箱にすぎず、その中にたくさんの学問が入っているんですね。
そして政治経済学部は実はマスコミに強い。
ぜひ政治経済学部志望の人にはこのことを知っておいて欲しいと思います。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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