みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「スポーツ推薦で入ってスポーツやめたらどうなるの」
という話をしたいと思います。
どうにもなりません。
スポーツ推薦で大学入る人はけっこう結構多いですが、気をつけてほしいのは、
入った後に状況が変わることがあることです。
例えば、そのスポーツを止めてしまう。
この場合はどうなるのでしょう。
非常に厳しいです。
でも、そういう人はいっぱいいます。
例えば野球部。
高校の時にそれなりに野球の成績も良くて野球部入ったとしましょう。
でも名門大学の野球部入ったら野球部員100人ぐらいいるのです。
試合に出られないではないですか。
人気のスポーツだと駅伝とかも。陸上部。
それでもレギュラーになれなくても4年間頑張ったら、名門大学の野球部や陸上部にいたということで就職ができます。
問題なのは、やっぱり挫折です。
病気やけがでやめてしまうとかやっぱりアスリートとしての自分の限界を感じる。
なにせ全国の高校から我こそはそのスポーツが強いぞという人だけがスポーツ推薦で集まっているのです。そして、一緒に暮らしたり、練習したりするわけじゃないですか。
高校生の今はまさかと思うでしょうが、大学生になって限界を知ってやめてしまう場合もあるのです。
私のアドバイスとしては、スポーツをやめても大学をやめないほうがいいです。
だって、大学中退では大卒で就職できません。
本当は最後まで頑張ってほしいですが、正直なところ人によってやめる場合もある。そしてあなたがそうならないとは限りません。
ですから、私のアドバイスは場合によってはスポーツ推薦で入ったスポーツをやめてしまうということもあるかもしれません。
その場合、もうあなたにはそのスポーツは残らない。
ではあなたには何が残るか
学問が残るのです。
例えば、野球が強いから経済学ぶと言って、経済学部入る人もいます。
野球辞めちゃったら残るのは経済学部じゃないですか。
スポーツ推薦で大学に入った場合は、きちんと学問もやるという気持ちだけは絶対に持ってください。
これは、たとえあなたがその大学のスポーツ界で活躍できて、ばっちり就職できてもです。
大学の授業はきっちり受けて、それでも自分が所属している学部学科の学問はちゃんとやる。仮にスポーツで挫折しても学問は残ります。
そして、途中でやめる人もいるとはいえ、高校時代に頑張ってきて、成績もいいからスポーツ推薦で大学入れているわけです。
努力は無駄にはならない。
あなたの過去は決して否定しません。
例えば自分がやってきたスポーツと大学に入って学んでいる学問はこんな風に関係があるぞということをうまく人に説明できれば、途中でアスリートではなくなっても就職ができます。
サボって辞めたわけじゃない。
いろいろあって、スポーツという人生は中断しましたが、その経験を生かしてこんな仕事に就きたいと言えば皆さん評価してくれるはずです。
実際にサッカーでも野球でも皆さんは死ぬまでプロというわけにはいかないじゃないですか。
30代40代、いつかは体に限界が来るわけですけど、その後は、まだまだ人生は長いわけです。
何十年も働くし、一生は長い。
なので、今、高校生の頃は頭の中はそのスポーツのことだけでいっぱいだと思いますが、脳みそに隙間を作ってください。
自分からそのスポーツを取ったら何が残るのかを考えるのです。
ほとんどの人はプロでは食べていけません。
もちろん、高校大学時代スポーツ熱中していい、でも、必ずリスクヘッジ。
自分からスポーツを取ったら何が残るのか、学問が残ります。
それをうまくスポーツ経験と合わせて就職してください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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