みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「総合型選抜で高校の先生を説得する」
という話をしたいと思います。
でも、そうすることで向こうに一つチャンスを与えているわけですよ。
先生の言うとおりの大学を受けますよ。でも、プラスアルファの挑戦は許してくださいねという風に説得して、総合型選抜では必ず本当に行きたい大学や一般入試では受からない難関大学、東大であったり、慶應のSFCであったり。
それを加えることで両方受かってからどっちに行くか考えますと。
もちろん静岡大学も信州大学もいい学校ですから。
本音を言うと、高校の先生というのは有名な大学に何人受かったかという数字が大事なんですよ。
決して、これは悪いことじゃありません。
だから、みなさんが、国公立に受かれば、入学するかしないかは別なんですね。
どうぞ、金沢大学も富山大学も受かってください。
その上で、総合型選抜でSFCに受かって、
「先生、いろいろ考えたんだけど富山大学じゃなくて慶應に行きたい」
と言えば、もう先生は止めないはずです。
なぜならば、国公立の合格者数は高校側が稼いでいるからです。
こういうやり方というのは、ちょっと戦略的なので、高校生のうちだと親や先生に反発しがちなのですが、ちょっと大人の世界のビジネスで考えてほしいですね。
あなたは新入社員みたいな若手の社員です。
上司の部長、課長や社長や取引先といったような偉い人が上にひしめいているときに、
偉い人たちに向かって、
「社長のやり方間違っていますよ」なんて言う若造。嫌われるじゃないですか。
これじゃうまくいかないんですよ。
うまく上の人も納得するように説得して、新しいビジネスをやっていかなければ会社は回りません。
これを、ちょっと意識をして親や先生と意見が分かれた場合には、彼らの意を汲んだ勉強もやってください。
というのが私からのアドバイスです。
もちろん納得していただいて、
先生も親も許すということで総合型選抜に一定集中するというのであれば止めませんが、
僕個人は、それは怖い。
いるんですよ。総合型選抜ですごい難関大が行くぞと思いこんでいて、そればっかりやって、
大変厳しいですから、うまくいかない。
その時にもう一般選抜で行ける大学のランクがかなり下がってしまうという人は、残念なのですが、私はたくさん見てきました。
すごくもったいないです。
正直いくつも受けたほうがいい。
国公立大学は、その気になれば、4回受けられますからね。推薦、前期、中期、後期。
私立大学も併願を認めている私立であれば、
推薦入試は何校も受けられることだって現実ありますから、
くれぐれも親や先生とは喧嘩せず柔軟にやる。
ということで、総合型選抜で挑戦したいという学校があること自体は素晴らしいので、
あとは、喧嘩しないで、本当に行きたい進路に行くというひと工夫をしてください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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