みなさん、こんにちは。 日本の大学全部行った男、山内太地です。
「産近甲龍どこが良いか」 という話をしたいと思います。
関西の4つの有名な私立大学ですが、
なにしろ私、日本の大学全部行っておりますので、
4つ全部行った感想を言ってみたいな。
産近甲龍、「産」
京都産業大学。
山の上で駅からすごく遠い。
バスが混む。
もちろん勉強したい方は頑張ってください。
あと設備は素晴らしいです。
ラーニング・コモンズであったり、図書館もものすごく大きいし、学食もものすごく大きいし、また、交通の便が悪いがゆえにキャンパスの周りに学生寮がいっぱい建っていますから、
地方からいらっしゃった方は、そのまま大学のすぐそばの大学が運営している寮に住めば、通学も便利ですね。
あとは京都の北部の方ということで、非常に自然の環境も良くて、
街の中のごちゃごちゃうるさい所より自然がいっぱいな所がいいなという人は、京都産業大学のキャンパスが、ちょっとおすすめかなと。
京都駅から遠いのですが、近所に住んでいれば幸せ…みたいなね。
産近甲龍ですから「近畿大学」
近畿大学は、和歌山、広島、九州、奈良にまでキャンパスがありますけども、文系の人は、一般的には本部の東大阪キャンパス。
ここは素晴らしいです。近鉄の長瀬という駅から12分歩いていくのですが、その間が、ずっと学生向けの商店街なので、お店がいっぱいあります。賑やかで。
何がすごいかというと、キャベツ焼きが100円で売っています。
お好み焼きってあるでしょ。
あのお好み焼きとかたこ焼きの具がなくって、全部キャベツで出来ていて、
それにソースをかけて食べるだけで、お好み焼きを食べたような気分になれる。
これがキャベツ焼きです。
なんと、100円なんですね。
というわけで、お金がなくて野菜食べたい学生さん、これでキャベツ焼きばかり食べているというですね。
あとは、なぜかこういうところに限って、
チェーン店のはずの牛丼屋さんが、なぜかライス大盛り無料とかなんですよ。
あとは、いかにも学生がいっぱい来るので、カレーも大盛り、ラーメンも大盛り、
古本も大盛りということで、とにかくいろんなお店が学生向けにできていて、非常に物価が安い。
そこの学生の向けのお店のおじちゃん、おばちゃんたちは、もうみんな近代生の味方ですから、何かあったらサービスしてくれるということで、この素晴らしい商店街が、皆さんを安く応援してくれるというのが、近畿大学のキャンパスの素晴らしい魅力です。
もちろん、近畿大学の図書館とか設備も素晴らしいのですが、この大学のある街が面白いというのは、ちょっと山の上にある学校とは違うメリットです。
甲南大学。
ここはですね、大変お洒落でございまして、
神戸というのは美しい海がございまして、山がございまして、きれいな街ですが、この甲南大学のキャンパスがあるのは、神戸と大阪の間の中でもお金持ちの街なのです。
駅前は、先ほどの近畿大学のような安い商店街とかじゃなくて、ケーキ屋さんとかブティックとかね、高級な服を売っていたり…みたいな、
ちょっと学生にはハードルが高いのですが、
「ちょっとなにか良い街じゃん」みたいな。
東京の人で言えば成城とか吉祥寺みたいな感じですね。自由が丘とかそういったようなちょっと高級な街が、駅から大学まで続いていまして、
この雰囲気というのもそういうのが好きな人にはたまらない。
ちょっと贅沢な高級感のある雰囲気が好きだという人には甲南大学をおすすめします。
最後、龍谷大学。
基本は京都にあるのですが、ここですね、3箇所キャンパスがありまして、
滋賀県の琵琶湖の方にある瀬田キャンパスですと、京都産業大学と同じように駅からバスの大変な山の中にあります。
ただし、農学部や社会学部や理工学部は、まあ設備等も ありますので、そっちに通うと。
ほとんどの文系の学部は、深草と言って、伏見稲荷大社の方にありまして、
京都の街の中ではちょっと南の方で、あんまり周りにたくさんお寺とか観光地がないのですが、京都の駅から電車でもとても近いし、観光地や街もいっぱいあるということで、ちょっと商店街という感じじゃないので、買い物する場合は、電車に乗って少し先に行くのですが、だいたい町の中にありまして大変便利。
そして、龍谷大学は、文学部の3、4年生だけキャンパスが別なのです。
これどこにあるかというと、なんとびっくり西本願寺の中にあるのです。
京都の駅から10分ぐらい歩くと、西本願寺というめちゃくちゃでかいお寺がありまして、その一部が龍谷大学の文学部のキャンパスです。
狭いところに校舎が建っていますが、でも、この校舎狭いとは言ったってそれなりにすごいですよ。古い校舎で文化財ですからね。
また、どれぐらいこの文学部すごいかというと、この文学部の図書館が、本部の図書館と本部数が同じなのです。
60万冊ぐらいあります。
仏教の本とか昔の文学や歴史の本が死ぬほどある、物凄くでかい図書館を文学部だけで使っていまして、
正直、学問をしっかりやりたい人にとっては、この龍谷大学の本部の大宮キャンパスというのは非常に素晴らしい。
大学の本部は、深草キャンパスですけど、大学が本来あった心の本部なんですね。
もちろん、文学部の3、4年生しかいないとはいえ、ちゃんとした学食とかもありますし、パソコン教室なんかもあるので、非常に楽しいと。
また、本部のキャンパスとは無料のスクールバスが走っていますから。
何かサークル活動をやるときは、パスで移動する。
産近甲龍と一言で言いますけども、どこの大学に自分が入って、通うかというのは、
どの街のどの家に住むかというくらい重要ですので、色々比較して自分に合った学校を選んでください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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