山内:皆さん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
今日は東京理科大学経営学部にお邪魔しております。
この経営学部に2021年の4月に新しくできる国際デザイン経営学科につきまして深見義明先生にお話を伺います。
先生よろしくお願いします。
深見先生:よろしくお願いします。
山内:国際デザイン経営学科というものができると。
先生はここでいったい何を教えるのでしょう。
深見先生:ここで、エコシステムですとかプラットフォームという今どきの IoT 時代によく出てくるカタカナの単語。
こういうのをみなさんが自分でビジネスにできるような知識とか手法を教えます。
山内:すいません。私、全然分かりません。
これはコンピューターの勉強ができるとことですか。
深見先生:一応、経営学部なので、そういうコンピューターの技術が当たり前のようにビジネスに使われているこの前提条件をみんなに理解してもらって、それで実際にビジネスモデル作れるようになってもらいます。
山内:まず、経営学部ですから、企業の経営を学んで社長とか経営者になれる学科ですか。
深見先生:経営者になれるかどうかはわからないですけど、プロジェクトマネジメントとか新しいビジネスをつくったり、組織を運用したり、世の中うまくやっていくということのスキルが身につきますね。
山内:普通の経営学と何が違いますか。
普通の経営学は、例えば戦略論とかマーケティングとか、いろいろな学科の名前でついている一個一個の技術やスキルを身につけるということが普通の経営学の多いところだと思います。
それに対してここはデザインシンキングという色々なスキルや専門性を束ねて、1個の具体的な形にしていくというところを重視において学んでいくという場所になります。
山内:その具体的な形というのは商品を作るとかですか。
深見先生:商品というのもありますね。具体的にモノをつくって、世の中に出すという場合もあればアプリとかサービスとか、そういったさまざまな企業が世の中に提供しているものってたくさんあると思います。
そういったものを場合に応じて、ニーズに応じて、求められているものを頑張って作ると言うことですね。
山内:高校生のみなさんきっとその SNS とかアプリとかスマホゲームとかみんな好きだと思いますが、ゲームを作る、コンピューターの学科ではなくて、いわばその会社の中で起きている問題に取り組むみたいな。
深見先生:会社の中もあれば社会の問題というのもあります。
例えば、ゲームをやるということで、Pokémon Goみたいなものがあって、みんなが街の中に出て行きますよね、それによってもちろんみんながコミュニケーションできる場合もあれば、運動不足の方が運動不足解消になって、健康になれるというように、
1個のゲーム会社が収益を得られるだけではなくて、世の中の課題をどんどん解決していけるように活躍の場を広げていくという。
それもデザインの中に入っています。
山内:そうしますと、何か自分がある会社に入って、そこの会社がもっと売り上げが上がって儲かるっていうよりは、世の中全体をもっと良くしていくみたいな勉強もできると。
深見先生:そうですね。逆に売上をずっと上げていこうと思えば、世の中が良くなければその会社は必ずたたかれるじゃないですか。
そもそも、社会でお金払ってくれる人がずっと出てきてくれないと会社って成立しないので、ソーシャルグッドというものをちゃんと見据えた上で、
自分たちがいかに継続的に利潤を挙げられるかという、社会と経営と両方ともバランスをとって考えていくと考え方も身につきます。
山内:そういう人材になれる。
これは面白いですね。
先生ご自身はどうしてこれを勉強しようと思ったのですか。
深見先生:そうですね。
単純に自分が困ったなというところを解決したいと言うこの学科の本当にコンセプトなのですが、
昔、ネットでもの調べをしていて、
自分でアプリの中に記録をしました。
そうすると、スマホが壊れてしまいました。次もう1回そのデータを取り出そうと思っても取り出せないというのが今では考えられないですけど、20年くらいありました。
それが、今、クラウドというサービスを使って、それからgooglとmicrosoft の間でデータのやりとりができる技術が普及してきて、困った事が解決してきたのです。
わさっ
その自分の困った事が解決してきたのは、なぜだということを突き詰めているうちに、技術で解決、それから仕組みで解決、さらにビジネスモデルで解決、この3つが合てできているってことが分かってきたので、それをまとめて研究しちゃおうと今やっていると。
山内:これは凄いですね。
世の中でいろんな問題が起きていて、それを解決したいという気持ちを持っている高校生の人ってすごく多いと思います。
ぜひ、深見義明先生のお名前を検索していただいて、どんなご研究をなさっているかネット調べておいて、例えばこの先生に習いたい、また他の先生やいろんな学科の教育内容をぜひよく調べて欲しいですね。
何か先生の方で一言PRがございましたら、ぜひ。
深見先生:いま、コロナを含めて困ったことたくさんあると思います。
デジタル技術含めて、いろいろな道具ってというのはたくさんあります。
でも使いこなし方がわからないっていう人にぜひ入ってもらって、一緒に考えて楽しんでいきたいなと思うので、そんな方、ぜひ来てください。
山内:ということで、東京理科大学経営学部の国際デザイン経営学科をぜひご検討ください。
そして、先生本日はありがとうございました。
深見先生:ありがとうございました。
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