山内太一です。
「オープンキャンパスは、ここを見ろ」というお話です。
いろんな大学のオープンキャンパスに行かれる人多いと思うんですけど、ぜひやってほしいことがあるんですね。
それは、大学が提供してくれるプログラムを黙って聞いて帰るのはだめだということです。
説明会受験の科目の説明、あるいはうちの学部はこういう教育内容だって説明を黙って聞いて帰る。そして美味しいカレー食べて帰るという、これだけじゃだけじゃダメです。
オープンキャンパスで重要なこと。それは必ず質問をしてください。
例えば経済学部の教授から経済学の授業をやってくれるんだったら、あらかじめノートに質問を書いておくんです。
先生はこうおっしゃってますけど、ここをもっと知りたいとか
他の大学と何が違うんですかとか、こういう資格取れますかみたいなことを書いておいて手をあげて質問をするんです。
なぜならば教育の本質は対応だからです。
黙って聞くんじゃなくて、教授や仲間と話し合う。
いまどきの大学の授業はそういう方向に変わってきています。
だから、オープンキャンパスでは、新聞記者のように根掘り葉掘り取材をするぞという気持ちを持って行って欲しいんですね。
先生や職員や学生に必ず質問をして話をして帰ってくる。
これがとても大切です。
2つ目。
授業以外に時間を過ごす場を見てください。
皆さん教室だけ行って帰ってきちゃうんですね。大学の教室っていうのは、高校と全然違うんです。自分の机がないんです。
皆さん3年B組だったら自分の机ありますよね。
ところが大学は授業ごとに部屋を移動していくので、朝学校に来たら自分の机があるというわけにはいかないんですね。
だから実は大学って居場所がなんですよ。なので授業をやってない時間に時間を過ごすとこがないんですね。これが多くの学生が困っています。
ですから授業がない空き時間って絶対大学にはありますので、その時間を過ごせる場所を探してください。
イメージしやすいのは図書館や学食ですが、学食はお昼ご飯は混んでるから長居はできないし一人でいても寂しいですよね。
図書館は静かに勉強ができますけど、仲間とがいながら喋るっていう場所ではありません。
なので授業外で、時間を過ごせる場所。
最近はラーニングコモンズっと言って、いわばしゃべれる会議室みたいな場所もできています。あとはぜひ探してほしいのが、難関試験の勉強部屋ですね。公務員試験とか公認会計士とか教員採用試験を目指す学生が集まった勉強部屋を持っている大学が多いのでぜひこれは探してください。
要は空いた時間はそこに行って仲間と一緒に勉強をすればいいんです。
このように大学は、授業外にどう過ごすかがとても大切なんですね。
ですから、駅からキャンパスまでの間に商店街があったりとか、そばにお店があるなんていう大学も当然時間が潰せるのでとても容易です。
名古屋なんかだと、隣がイオンモールの大学ありまして大人気なんですよ
なぜ空いた時間はイオンモールにいけばいいわけですからね。
本屋さんもあるし、学食よりおいしいレストランまである。
大学がどんな町にあるのか、高校生の皆さんの想像を超えて、大学はハッキリ言って暇な時間がたくさんあります。それが大学なんですね。
それは決して無駄じゃないんです。
空いている暇な時間に自分の勉強をやる。それが大学なんですね。
なので授業以外に時間を過ごす場所はどこだろうって考えながら
オープンキャンパスを見学するというのがとても大切なんです。
これを意識をしながら、大学を見学して下さい。
以上です。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。