みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「日芸はすごくない」
という話をしたいと思います。
「日芸がすごくないなんて失礼な人だな」
「何がいけないの」
日芸というのは、ご存知「日本大学芸術学部」です。
ここは、あまたの芸術家が卒業しています。
漫画家、写真家、俳優、ミュージシャン、映画監督、お笑い芸人、脚本家、ゲームクリエイター、画家、作曲家、小説家。すごい人がたくさん出ています。
でも気をつけて欲しいです。
それは大学がすごいのではなく、何者かになった個人がすごいのです。
私は日芸に呼ばれて講義をしたこともありますし、
日芸の学生も取材をしました。
日芸が素晴らしい芸術の大学であることは認めます。
でも、例えば映画学科200人入って、100人が映画監督になれますか。
ありえないことです。
日芸に入れることが目的ではなくて、あなたが芸術家になれることが目的です。
なお、日芸というのは8学科あります。
写真、映画、美術、音楽、文芸、演劇、放送、デザインです。
これで芸術全領域と思いますか。
いえいえ、気づきましたか。
漫画、アニメ、CG、ゲーム、動画などの新しい芸術分野は実は扱っていないのです。
デザイン学科等いろいろやってはいますが。
重要なことは、「日芸に憧れる」「芸術家になりたい」という気持ち自体はスタートラインとしてOKです。
でも合格がゴールではなく、日芸にやってきた沢山の学生の中で僕だけは勝ち残って、
「売れっ子の小説家になるぞ」
「映画監督になるぞ」
「役者になるぞ」
という情熱と努力才能のある人間だけしか芸能界で活躍はできません。
そのため、日芸に過剰に期待しないことです。
大学が何かしてくれると思った人は何者にもなれません。
漫画家やyoutuberや芸能人さんは必ずしも大学出ていません。
彼女、彼らには努力や才能、大学に行く人とは違う力のあるわけです。
もちろん大学に行きたい人は、行くべきだと思います。
良い経験が出来ますから。
日芸志望の人は日芸をゴールにしないで、自分の才能で芸術家として勝ち残っていくということを強く意識をして学生生活を送ってほしいです。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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