みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
山内太地の面接対策という話をしたいと思います。
入試で面接がある人は、やはり緊張すると思います。
アドバイスをしますので、総合型選抜や学校推薦型選抜で面接がある人は参考にしてください。
面接の場合に、重要なことは2つです。
志望動機と自己PRです。
志望動機というのは、
“どうして私が〇〇大学に入りたいのか”
これが明確に言えなければいけません。
自己PRは、
“私は〇〇を頑張ってきました”
これを確かに伝えなければなりません。
これらをしっかりしなければ大学側から見ても、
この人は本気でウチに入りたいのかなとなりますので、
やはり熱意をきちんと伝えないといけません。
この面接対策が甘くて失敗する人が大勢います。
特に問題なのは志望動機です。
例えば、工学部機械工学科志望の人がいるとします。
“僕は〇〇大学機械工学科に入ってロボットを作りたいです。”
さて何がいけないんでしょう?
大学側は、他の大学でもできますね!となると思いませんか?
“ロボットを作りたいの?〇〇大学じゃなくて、✕✕大学もあるよ。”という時に、
瞬時に“この大学でなければいけないのです。なぜなら~だからです。”とならなければなりません。
これを言えない人が多いです。
大学について、しっかり調べてないからです。
面接で受験する大学は、だいたい1校だと思いますので、
その学問分野の他の大学も調べてください。
そうすると、第一志望の大学になぜ入りたいのか、はっきりと分かるはずです。
“確かに、ロボットの研究は他の大学にもある。
でも〇〇大学さんは〇〇ロボットの研究をしている先生がいるからそこで勉強をしたい。”
というように、深い理由が言えないと他の学校でもいいですねと言われて終わりです。
要するに、大学側はウチでなければいけない理由が知りたいのです。
例えば、“〇〇大学看護学部に入りたいです。”
看護大学は、今やいくらでもあります。
“何でウチなの?”
“それは〇〇だからです”
というものを必ず考えてください。
皆さん、大学のことは結構しっかりと調べていますよね。
“〇〇大学はこういう勉強ができるから、他の大学と違うので私に合っていると思いました。”
と言いますね。
でも、これだけではダメなのです。
あなたがウチに入りたいのは分かっています。
では、“ウチがあなたを入れるメリットは何ですか?”
となります。
なぜなら、他の高校の生徒でも良いのです。
あなたの高校よりもっと有名な高校のやる気が大いにある人も受験してきます。
その時に、他の子ではいけない理由であるあなたの必殺技を言わないといけません。
それが自己PRです。
“私は高校時代〇〇を頑張ってきました。”
これでよく出るのは、部活で大会に出た、生徒会長をやった、ボランティア活動したと言いがちです。
しかし、大学が本当に求めているのはそれではありません。
甲子園へ行ったとか、アイドルですという場合には見事です。
でも本当に重要なのは、
あなたが頑張ってきたことが大学側とどう関係があるのかということです。
例えば、工学部機械工学科志望なのに、
野球をすごく頑張って甲子園に行きましたというのは関係がないですよね。
しかし、関係するように話すことはできます。
スポーツに関わる機械、テクノロジーの勉強がやりたいなど、
頑張ってきたことと、入りたい大学が結び付いていないといけません。
“〇〇大学の教育が素晴らしいからです。”
それは分かりました。
それで、あなたはその素晴らしい教育を受けて何がやりたいの?ということです。
れが言えないといけないのです。
面接対策で重要なことは、
親、友達、先生に面接練習に付き合ってもらい徹底的に対策をしてください。
悪いところ、ダメなところを沢山突っ込んでもらってください。
これは突っ込む側の力量も問われます。
例えば、“新潟県立大学に入りたいです。”と言います。
そしたら“あなた自分が新潟に住んでいるから入りたいのでしょ?もっと他の理由ないの?”
というように相手が嫌がるところ、嫌なことを質問してください。
これをやって、申し分なく返事ができるようにしておけば本番では失敗しません。
ロボットなんて他の大学でもできるますよね。何でウチなの?と本番で聞かれて、
答えられなかったら終わりなので、練習で嫌なことは聞いておいてください。
そして、想定問答集を作ってください。
嫌なことを聞かれた場合の返答を徹底的に練習をすることが重要です。
質問をする側は、相手の弱いところを突いてください。
もちろん、面接対策がこれで全てということではありませんが、私なりの意見でした。
ぜひ参考にしてください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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