みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
歴史の勉強になる京都の観光地TOP5という話をしたいと思います。
歴史が好きな人、京都に旅行する人も多いと思います。
有名なお寺など沢山あり、私も大学見学で京都にずいぶん行っていますので、
私が個人的に歴史の勉強になるので、ぜひ行って欲しい5箇所をご紹介します。
まず1つ目、角屋(すみや)。
角屋という建物で、これはお寺ではないのですが、
なんとここは豊臣秀吉の時代からある高級料亭が博物館になっているものです。
建物自体は江戸時代です。
どうしてこのもともと料亭だった所が博物館なって何がすごいかというと、
誰が宴会をやったか?ということです。
なんと新選組が宴会をやりました。
それから、西郷隆盛がやりました。
桂小五郎がやりました。
というと、敵も味方も宴会をやっているということで、
幕末の頃は、京都ナンバーワン料亭だった訳です。
なので、維新志士から江戸幕府の人までみんな宴会をやるというすごいところで、
これが奇跡的に建物がそのまま残っています。
新選組の芹沢鴨というのは最期、暗殺されるのですが、
一番最後に宴会をやったのはこの部屋というように残っていて、
その部屋自体は、大正時代に火事で焼けて建て直しているのですが、
だいたい江戸時代の雰囲気そのままなので
幕末の有名人達が宴会をやった料亭がそのまま残っているのです。
ほとんど観光客がこないのですが、
ここは素晴らしいので、歴史が好きな人はぜひ行くといいなと思います。
それで新選組は結構マナーが悪くて、料亭に入る時に武士であっても、
刀はちゃんとお店の人に預けて入りなさいというルールであるにも関らず、
新選組は威張って刀を持ったまま入って、お酒を飲んで暴れて、
新選組が切っちゃった柱が2箇所あります。
西郷隆盛とかはそういう悪いことはしてない訳です。
それを見て分かるのは、新選組は東京・江戸からきた人達ですが、
正直、京都の人の中にはあまり好きではない人もいたのだろうと、
そういう新選組が乱暴したというところで分かります。
西郷隆盛は乱暴していないのですが、なんとびっくり!
ここには西郷隆盛が行水をした桶が展示されています。
ここでお風呂に入ったという、本物です。
なので、本当幕末好きにはたまらないです、この角屋。
京都でも交通の便のいい駅から歩いて近いところですから
ぜひ、旅行で行ってください。
2番目、曼殊院門跡。
京都には様々な有名なお寺がありますが、ここは最澄ゆかりの天台宗系のお寺で
本当に僕個人の意見ですが、並外れて日本庭園が素晴らしいです。
ここはとても交通の便が悪くて、駅とかバス停からすごい山の方に歩くので、
観光客が少なく、広大な美しい日本庭園をあまり人がいない所で静かに見て回れます。
曼殊院門跡、おすすめです。
3つ目、大徳寺高桐院。
京都に大徳寺という大きいお寺があるのですが、
大きいお寺は、関係のある小さいお寺が周囲に沢山あります。
大徳寺本体も見学できるのですが、滅多に開いていないのですが、
たまに特別公開で開いています。
この高桐院というのが何で良いかというと、
ここはやはり歴史好きにはたまらない戦国大名の細川忠興が建立したお寺なのです。
この人は戦国大名で信長、秀吉、家康の時代を全部生き抜きました。
この人の奥さんが、有名な明智光秀の娘の細川ガラシャ夫人です。
この本人と夫人のお墓もあって、
あとは千利休からもらった灯籠や千利休の家にあった書院などすごいです。
やはりそういうお寺は、作った戦国大名の建物とか庭の雰囲気、
建て替えられてはいますが、こういう寺にしてくれっていう雰囲気を心に強く感じて、
戦国時代の人もなかなかすごく頭が良かったのだということが伝わってきます。
また、参道がコケと竹でできていて、非常に美しいです。
観光パンフレットの写真とかになりそうな感じで、
ここも本当にあまり人がいないので、大徳寺高桐院おすすめです。
4つ目、醍醐寺三宝院。
秀吉が催した醍醐の花見がここです。
醍醐寺も大きいお寺で、
この三宝院はそのお寺の一画で、また別の料金で入って行くのですが、
何がすごいのかというと、その庭園は豊臣秀吉が造ったのです。
この日本庭園が素晴らしい理由は、
秀吉が信長や家康と違ってエリートではないことが関係しています。
信長や家康は一応大名の子供なので、当時の最高の教育を受けている訳です。
言うなれば、名門高校・名門大学を出て戦国大名をやっている訳です。
ところが秀吉は低い身分で、活躍して出世していくから、
言わば、彼は大学を出てない訳です。
秀吉は売れっ子YouTuberみたいな訳なのです。
だから、秀吉は信長の家来として歳をとってから
文化とか教養とか学問というのを勉強していったはずなのに、
秀吉が造った日本庭園を見ると、ものすごく文化や教養の匂いを感じるのです。
エリートらしい、すごい頭がいい人が造った日本庭園のように思うのです。
家康や信長より恵まれてないはずの秀吉が
社会に出てから勉強して一流の文化人になったということが、
日本庭園を見ると分かります。
この醍醐寺三宝院は、そういう秀吉のすごさが分かるのでイチオシです。
最後5番目、カフェゆんげ。
ここは歴史的な場所じゃないです。
立命館大学の衣笠キャンパスにある喫茶店です。
なんでこれを最後のオチに出したかと言うと、
この立命館大学の喫茶店にあるスーパーデラックスパフェ、
これを皆さんに食べて欲しいからなのです。
スーパーデラックスパフェ、税込み7,000円です。
重さ7.5kg。
私も頼んだことはないのですが、存在するということは知っていまして、
7,000円で7.5kgのスーパーデラックスパフェが食べられるということです。
なお、1日5個しか作れないので、前日までに予約をしてください。
なんとこれ、20~30人前とのことですが、
立命館の学生で5人で3時間で完食した人達がいるそうです。
ということで、京都の歴史的な観光地の中の勉強になるおすすめ5箇所でした。
コロナ禍が終わったら、ぜひ立命館のデカパフェにチャレンジしてください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。