はい、みなさんこんにちは。
山内太地です。
「高専 対 普通科高校から工学部!!」という話をしたいと思います。
ご質問いただいてまして、
「高専に進学するのってどんなメリットやデメリットがありますか?」と。
はい、高専、この高専のこと結構知らない方もいらっしゃるので、
中学生が、まあみんな高校行きますよね?
ところが、高等専門学校、高専っていう道があるんですね。
高専のほとんどは国立です。まあ、国立の法人ですね。
まあ何個か少しだけ私立もあるんですけど。
でこれは、美容専門学校とか調理師専門学校とかと違って、
ほとんど工学の専門学校ばっかりです。
福島と富山に文系あるんですけどね、少し国際経営系があるんですけど、
おおむね工業高専ですね、なので、大学で言うと工学部ですね。
みんなが高校生やってる間、まあ工業高校と似たような感じで、
機械・電気・建築・土木みたいな勉強をやっていく。
ただし、工業高校と違って、高専は高校生と同じ3年間過ごした後、
短大と同じ2年間さらに同じ学校で勉強します。
なので、高校生なんだけど、5年やってるわけですね。
しかも、教える先生は大学と一緒で教授なんですよ。
そういう先生たちなんですね。
だから、むしろ、普通科高校に行くよりも工業大学みたいなことを
高校1年生から早くからやりたいっていう人は、高専に行くっていう手があると思います。
地方の高専は受験の難易度は、上位高校並みですね。
で、じゃあ短大卒になるのかっていうと、
短大卒のような扱いで社会に出る人もいるんですが、
大学の工学部の3年次編入する人が多いです。
で、この進学先はトップ大です。
私もいろいろ行きましたけど、本当に、東大・京大・阪大・名古屋大みたいなところに
高専の学校を終わってから、大学3年生に名古屋大や大阪大の3年生になる工学部の。
当たり前ですが、大学院まで行くということで、
正直、旧帝大とかトップ国立大の工学部を狙うなら、高専に行くというルートはかなりアリ。
これはおいしいルートだと僕は思います。
まあ、しかも国立ですから学費も高くないと、
私立も何校かありますけど、同じように工業の勉強できます。
で、じゃあデメリット何かあるのかなっていうと、
その世の中の普通の高校生・大学生みたいな生活ではなくなる。
すごくエンジニアリングチックな、あとは、まあやっぱり女子すごく少ないです。
まあ、そうは言っても女子の方にも目指してほしいんですけどね。
なので、普通科高校にみんな行くんだけど、
私は僕はもう早くから情報とか機械とかやりたいんだっていう人は
高専は大いにアリだと思います。
勉強は大変です。
でも、あなたは一流のエンジニアになれます。
しかも、その工業高校卒の人と大卒の工学部卒の人の真ん中の
専門性の高いエンジニアになれるんですよ。
で、その上にしかも、行こうと思えば3年次編入で名だたる大学の高学部に編入できる。
これ、そんなにすごい難しい受験じゃありません。
だから、保護者の方によってはもしかしたら、
「うちの子、旧帝大行ってほしい」っていう場合に、
「名門高校へ入れなきゃ」っていうよりは、
高専から行ったほうがルートとしてはいいかもしれないです。
なので、良し悪しはあるんですけど、そんなすごいデメリットって感じないですね。
目指す人も少ないし。
なので、高専っていうものの存在に気づいちゃった人は、
ぜひ、中学生の方ね、考えてもいいんじゃないかなと思います。
ただし、人それぞれですから、やっぱり高専を見学して、
自分に合ってると思った人が志望すべきかなと思います。
ぜひ、頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。