日本の大学全部行った男、山内太地です。
「コロナの影響で志望校のランクを下げた方がいいか」
という話をしたいと思います。
けっこう相談を受けていまして、コロナで学校が臨時休校になっちゃったし、勉強がなかなか思い通りできなかったので、ちょっと不安になってきちゃって、志望校のランクを下げたいという高校生の相談いっぱい来ています。
結論を言います。
「下げちゃだめだ」
わからないのですか。
あなた以外のライバルたち、みんな不安なんです。
ということはですよ、あなたのライバルたちはみんな志望校を下げるんですよ。
受からないじゃないですか。
特にはっきり言って真ん中辺の高校通っている人たち、
上の方の高校のとたちが下げてくるんですよ。
「ちょっとMARCHうからないから日東駒専にしよう」
「ちょっと日東駒専自信がないから大東亜帝国にしよう」
みたいに、どんどん下げてくるんですよ。
はっきり言ってみなさんの先輩たちが受かりやすかった真ん中あたりの大学、絶対今年激ムズですよ、ぐらいの気持ちでいた方がいい。
ということは、去年の先輩と同じ大学を受けたらみなさん受からない恐れがある。わかりますよね。
うちの高校だったらみんなこの大学受けているよねという大学はもちろん受けていいですが、そこに今年は有名高校がみんな下がってくる。
戦って勝つしかない。
2つのことをやってください。
まずシビアな話ですけど、
その入りたいゾーンが激戦区になった場合、
併願校として、じゃあここだというのをちゃんと用意した方がいいです。
それはいやいやいく学校じゃなくて、色々あってここになってもここなら満足だっていう
いい大学と思えるところをしっかり探しておく。
もう1個は難しい高校の子たちが志望校を下げてきて、上の大学も入りやすくなるんだから、そっちを受けろということです。
その場合は、時期的に間に合うのだったら、総合型選抜も受けてください。
一般選抜の点数の競争だけだったらトップ高校にはなかなか勝てません。
でも総合型先発だったらしっかりした志望動機の勝負であれば、有名な高校、偏差値が高い
高校に負けるはずがない。そういう戦いじゃないので。
今のうちにしっかり本当に入りたい大学があるのだったら、そこの学校のことをしっかり調べること。
そして志望動機をしっかり作って、小論文と面接と書類選考の対策をやっておくこと。
こういう理由でこの大学入りたいんだというのがあれば、
例えば真ん中あたりの大学であっても志望動機がしっかりしているわけですから、モチベーションが上がりますよね。
本当はこの大学行きたいのに難しそうだから下げたというところを第一志望にしてやる気出ますか。
いや、出ないでしょう。
オリンピックでられるのに国体で帰るんですか。
甲子園へ行っていいというのに県大会で帰宅しますか。
ありえないですよね。
みなさんは今年、自分が高校3年生の受験生の時にコロナって最悪って思っているでしょ。
違うんですよ。どう考えてもチャンス。
例えば、総合型選抜では英語の外部試験、今年に限っていりませんという国立大まであるんですよ。
大チャンスではないですか。評定平均でいいんですから。
はっきり言えば無名な高校ほど有利ですよ。
今年は下克上が起きているんです。
いわゆる有名な学校に自信を持ってチャレンジしてください。
コロナで不安なのはあなたより勉強ができる高校生も同じなんです。
みんなが同じ条件の時にみんなと同じことをやっていたら負けます。
みんなと違うことをやるんです。
大事なことは、今の自分では受からないけど、本当は行きたい大学をしっかりと調べること。
そこにどの入試方式で行くかを調べること。あとは入れそうな大学は絶対に負けないように頑張って勉強してください。
ということで、志望校を下げてはいけない。
あくまでも私の意見です。
参考にしてください。
ありがとうございました
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