日本の大学全部行った男、山内太地です。
「コロナの影響で一般をやめて推薦にしたい」
という話をしたいと思います。
コロナの影響で学校が臨時休校になってしまいまして、今年どういう入試の動きかというと一般選抜が不安だから推薦で早く決めちゃいたいという受験生がすごく増えています。
そうしますと総合型選抜や学校推薦型選抜を使って、できればお正月前の年内入試で合格を勝ち取りたい。
「年明け、また冬になるとコロナさんが帰ってくるかもしれないし」
「センター試験2月の入試が不安だ」
「推薦で早く決めたい」
気持ちはわかります。
でも気を付けて下さい。
あなただけじゃなくてみんなそう思っているんです。
他の高校生もみんなそう思っているんですということで、
今年は総合型先発や学校推薦型選抜のようないわゆる推薦入試は明らかに激戦区。
みんな受けに来る。
特に今まで推薦入試なんてそんなものを使っちゃダメだとか言われたようないわゆるお勉強ができる高校もどんどんもう推薦で決めろというふうに流れが変わってきています。
そのため、推薦は極めて難しくなります。
だからやめろとは言っていません。
どうしたら勝てるか。
重要なのは、
3ポリを読め。
これは3つのポリシーなんですね。
各大学はホームページなどで、うちの大学のポリシーは、これですよという3つのポリシーを出しているんですね。
これはアドミッションポリシーとカリキュラムポリシーとディプロマポリシーです。
アドミッションポリシーがまずみなさんには一番大事。
つまりこれは、入試です。
我が大学はどういう受験生に来て欲しいかと言う。
これ絶対読んでおかないと推薦が受からないです。
次になぜうちの大学受けたいのと面接や書類選考で絶対聞かれます。
この時に重要なのがカリキュラムポリシー。
これは、その大学の教育の中身です。
我が大学の外国語学部は、例えば英語学科ではこんな風に英語力が付いたり、
「英米文学の勉強ができます」ということをしっかり大学が出しています。
これをちゃんと読んで読んだ上で、
だから私は〇〇大学外国語学部英語学科入りたいのです。
ちゃんと言えること。
最後、ディプロマポリシー。
意外とこれが重要なんですよ。
なぜならば、ディプロマポリシーというのは、大学を卒業した後の就職の部分だからです。
これは、我が大学は企業や社会から見てこんなことができるという人材をつくっていますよという大学側のPRなんですね。
例えば外国語学部英語学科だったら、
「英語を使って国際的なビジネスで活躍ができる」とか、
「いろんな民族や文化の人とも仲良くコミュニケーションが取れるような人間に大学4年間でなれますよ」
というメッセージで、これしっかり読んどかないと、
なんでウチの大学を目指したのという時に
「受かりそうだったから」とか
「なんとなく英語に興味がある」とか
「一般入試難しそうだし」だと瞬殺されます。
この3つのポリシーをちゃんと読む。
この前ある高校生といわゆるZOOMでやりとりしたことがあるのですが、
なんとその人は、自分の入りたい学科、例えば社会福祉学科の26大学の3ポリを全部読んでいました。
20以上の大学のこういう学生がほしいというメッセージを全部読んで、自分に合っている大学を4つ探してきて、この4つを受験すると言っていました。
こんなすごい人があなたのライバルなんです。
そのため、各大学の教育内容をしっかり研究しなければ、慌てて、一般難しそうだから推薦
と思ったほとんど人が秒殺します。
でも安心してください。
なぜか。
あなたはこの動画を見た。
志望校の3つのポリシーをしっかり読んで、書類選考、面接、小論文で、どうして私はこの大学に入りたいのかというのをしっかり理由を作っておけば、
数多のなんとなく推薦という人たちは敵ではありません。
しっかり勝ち残ってください。
一般が不安だから推薦という人は、その他大勢になって負けないように、
3つのポリシーを読んで、立派な志望動機を作っておきましょう。
頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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