日本の大学全部行った男、山内太地です。こんにちは。
「経営学部志望だけど、数学が難しいです」という人のためのお話です。
経済学、経営学やりたいけど数学嫌いという人が多いのですが、安心してください。
ほとんどの私立大学は入試で数学が必修ではありません。
国語と英語と社会、まあ地歴公民ですね。
文系3教科でほとんどの経営学部は受験できるので、別に心配はいらない。
「じゃあ、数学やらなくていいの」
「捨てていいの」
違います。
数学を使わない経営学、経済学なんてありえない。
入試科目の文系だけなのは大学の都合です。
みなさんは、本当は数学やっておくべきです。
国立大学は数学ありますよね。一橋大学の商学部や経済学部。
国立大学で数学がない入試なんて、経済経営学部がやるはずがない。
私立大学がやっているのは大学の都合であって、
皆さんは高校でちゃんと数学を勉強しておくべです。
ほとんどの私立大学には、入試に数学がない。
ただし、ちょっとフォローすると、皆さんが高校でやっている数学は、理学部数学科の数学で、純粋数学なのです。
学問としての数学です。
だからみんな面白くないのです。
しかし、経済学部や経営学部で使う数学は、経営学や経済学のための数学です。
だから面白いのです、実は。
大学の先生も分かっているわけです。
例えば、
「このハンバーガーがどうしたらもっと売れるだろう」
「ハンバーガーを安くしたらみんなが買ってくれて売上が上がる」
「だけど利益率は低いから会社は儲からない」
こういう話に使う数学なのです。
何も新しい理論を思いつけと言ってないのです。
仕事で数学は必ず使う。
「我が社の売上はいくらなのか」とか
「C商品を作る広告はいくらだ」
そう、これは数学ではなくて、皆さんお金と考えてください。
働いてお金を儲けるわけです。
この時、いつか高校で学んだ数学を使うときが来る。
そのため、高校でも勉強としての数学はちゃんとやっておく。
受験に数学がない場合はそこまで無理をしなくてもよい。
そして、経営学部に入ったら、経営学としての数学はちゃんと習います。
だから心配は要りません。
数学できないと経営学部厳しいですかと言われると、純粋数学、理学部数学科の数学は必要ないです。
ただし数学そのものは嫌いにならないでください。
必ず学問とビジネスで使います。というのが私からのメッセージですね。
ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
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