皆さん、こんにちは。
日本の大学全部入った男、山内太地です。
「関西大学文学部が面白い」
という話をします。
関関同立の一角、関西大学ですが、
目指している人も多いと思いますが、個人的には文学部に注目しています。
「文学部なんてどこでもあるだろう」
いや、関西大学の文学部が本当に面白いです。
それは他の大学と比べても文学部が扱っている学問分野がすごく広いのです。
16専修。要は16の細かい学科みたいなものがあって、2年生から選ぶことができます。
どんな風に細いかというと、まず皆さんイメージがわかりやすいところで言えば、英米文学英語学というものがあり、それとは別に英米文化があるのです。
英米の文化をやるか文学と言語をやるかで専修が分かれています。
日本語の場合は、国語国文学です。
そして、文学部にはよく哲学ありますので、
哲学・倫理学という専修がありますが、なんと比較宗教学だけ別で宗教学をじっくりできます。
さらに哲学から分離した部分では芸術学美術史ですね。
「芸術って何」とか美術の歴史をやる。
芸術の大学とは違います。
さらにヨーロッパ文化という専修があって、ここは大きくはフランスとドイツをやります。
外国語学部ではなくて、文化や文学を中心にやります。
あとは歴史ですが、日本史・文化遺産と世界史というふうに分かれていまして、
日本史やりたいか世界史をやりたいか。それから地理ですね。
意外と地理学科を持ってない大学は多いのです。
大規模な有名大学でもしっかり地理ができる。地理学・地域環境学。
あとは教育文化、初等教育と言って、学問としての教育学をしっかりやるかそれよりも小学校教員の免許を取る方を集中的にやって、きっちり先生になるか。
教育文化は同志社にもありますけれど、学問としての教育学をやりたいという人には一つこれはアリかな。
大阪ですと、大阪大学の人間科学部が教育学ということで大きな拠点ですので、
大阪の人はそこも考えるし、関西大もアリかなという感じになっていくのではないでしょうか。
そして心理学。
心理学は実は関大は社会学部でもガッツリできます。
そのため社会学と文学でどちら心理をやっても別に差はないです。
あとは映像文化。
ここが面白いです。
文学部の中で映像の勉強ができる。
なかなかこれは他の大学にはない特徴がありますね。
それと文化共生という専修があって、ここは世界各地の文化を学びます。
中国だけとかアメリカだけじゃなくて、全体的には世界はどうなっているの。
こういう時代だからこそ特定の国だけじゃなくて、時にはやっぱり文化や宗教の対立する国も含めた幅広い世界のことをちゃんと学べる。
そういう分野ですね。
最後、アジア文化。
このように文学部というと、大きくは文学、歴史、哲学、それから心理学みたいなところで、みなさんのイメージが湧きやすいですが、関西大学の文学部の面白いことがこのように文学部の中にいろんな学問の領域がある。
その中に含まれているものの多くは、高校生の皆さんには、正直ピンとこないものもあると思います。でも大学で特定の分野をじっくり専門的にできるということでは、とても面白い学部ですので、是非ご検討ください。
ありがとうございました。
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