みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から目指す 関西大学!!
という話をしたいと思います。
大阪の皆さん、関西大学志望の人は多いと思います。
お子さんがまだ小学生の方、中学受験はどこに行こうか
あるいは高校受験、どんな高校へ入ればいいか
と、お悩みの保護者の皆様に
ぜひ関西大学の大学受験のことを知ってもらいたいと思います。
「うちの子まだ小学生なのに大学受験のことなんて先じゃないの?」
違うんですね。
なぜかというと関西大学の方式別入学者数を知ることが
お子様が確実に関西大学に入れるヒントになり得るからです。
中学・高校受験のイメージだと、大学受験も国語や数学といったような
テストの点数の競争で行くものだという風に思いがちですよね。
ところが、実際の方式別入学者数をみると
関西大学法学部は717人の新入生のうち
一般共通テストでは379人しか入っていません。
指定校推薦が187人、附属から82人が入っています。
これを各学部で調べると、かなりの数が指定校推薦や附属で入っています。
大学受験イコール一般、ではないんですね。
これを知っておけば確実なルートは
附属高校・附属中学・系列校といったような
大学のグループ校に入っておくことが、やはり重視されます。
次に指定校です。
関西大学はパイロット校といって、京都や兵庫の公立高校にも
結構な数の指定校推薦を出しています。
この関西大学の指定校の枠を持っているということを
PRしている中高一貫校や高校をよく調べてください。
結構遠い地方でもあるんですよ。
当然、それを狙えば有利ですよね。
附属に入れるのがベストですが数は限られていますから
指定校推薦に強い高校を狙う。
社会学部は250人も出していますからね。一般共通テストで402人です。
指定校の枠があるということをPRしている高校は
公立高校にもございますからそういう学校を狙う。
附属・指定校に強い高校、その次に一般や共通テストの人数をみて
どういう学校に行くのか一番有利なのか
という感じになっていくと思いますので
なんでも最後の点数の競争なのだと思わない事。
一般や共通テストじゃない部分で、椅子取りゲームの椅子は
半分くらい埋まっているんです。
そうであれば、中学受験・高校受験ができる段階の
今のうちにそういった方面も狙っておくべきですよね。
附属・指定校、それが厳しい場合は一般選抜で
勝負するしかないのか。
もし、それでもちょっと厳しいという時には
総合型選抜を狙ってください。
枠は少ないですが、そもそも受ける人も少ないんですよ。
なぜなら、附属や指定校の人は関係ないし
一般で行くつもりの人、関西・大阪は多いですから
みんな一般の戦いになるでしょう。それでやたら倍率が高いです。
総合型の倍率は低いはずです。
総合型選抜は、テストの点数の競争ではなく
書類選考や面接や小論文で決まる傾向が強いわけですね。
これであれば、偏差値やテストの点数で及ばなくても
やる気をPRして関西大に入れる可能性があります。
もうどうにもうちの子の学力・点数・偏差値では無理だから
といってランクを下げる前に、最後のひと踏ん張りでこれに挑戦してみる。
どうすればいいかというと、実は保護者の皆様の役割が
極めて大きくなってきます。
何でもいいから関関同立に入りたい、関大に入りたい
ではなくて
「総合情報学部でこんなことをしたい」
「自分は高校時代にこれを頑張ってきた。だから社会安全学部で
これを学んで将来警察や消防の仕事がしたい」
とったような志望動機や自己PRは、日常の親子の対話で生まれます。
お子さんが勝手に受験するんじゃないんですね。
「あなたはなんで関大に入りたいの。皆行くからじゃダメでしょう」
「この先生のもとでこんな学問がやりたい」
そういったことを親子で話し合うことが面接の練習になります。
これは小中学生のうちからやっておいても
早すぎることはありません。
というわけで、関西大学を目指している場合
様々な入試の方式がありますから、それを理解する。
また、学部もたくさんあります。
保護者の皆さまが受験生の頃にはなかった新しい学部も増えました。
それらの学部はどんな教育をやっているのかを
保護者の皆さまがよく調べてください。
「今時の関西大学って外国語学部を持っているの、
関西外国語大学とどう違うの?」
どう違うのかと思ったら、両方の大学の教育内容を
よく調べるんです。
もちろん関西外大も良い学校ですし、関西大学の外国語学部志望であれば
なぜこっちなの?と。
それは教育内容とか就職とかデータはありますから、よく調べる。
これは、保護者の情報戦です。
皆さまご自身が関西大学や、それぞれの学問に詳しくなって
ぜひお子さんの受験のお役に立っていただきたいという風に思います。
ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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