山内太地です。
という話をしたいと思います。
看護師さん、
主に女性の憧れの職業の一つなんですが、
年間約6万人、新たになってるんですね。
6万人看護師さんになる、これどれぐらい多いかって言いますと、
18歳の若者が120万人いるとして、女子が半分の60万人。
そのうちの6万人がなるって考えると、
10人に1人になってるんですね。
まあ男性はとても少ないので、一応女性と考えて、
クラスに女子が10人いて、1人は必ず看護師になっていると。
高校の40人のクラスだったら、4人くらい看護学部志望。
実際そんなもんだなぁって感じありますよね。
これは多いのか少ないのかって話なんですね、
まぁそれぐらいだろどうかもしれませんが、
ちょっと私個人的には看護師多いのではないか。
もちろん看護師さんは大切な仕事です。
重要なのはわかってますが、
これはちょっと多いかどうかっていうのは、
なぜかっていうと、2020年に生まれた赤ちゃんって84万人なんですね。
めちゃくちゃ減ってるんですよ。
コロナの影響、少子化で。
半分の42万人で女性だとしますね。
で相変わらず6万人が看護師になる。
なんと7人に1人なんですね。
今は10人に1人なのが、7人に1人が看護師になると。
もちろん看護師さんが大切な仕事です。
でも重要なのは、若い人はこれから発展する産業に、
もっと行くべきなのに、看護の仕事は大切な仕事ですけど、
主に老人医療なんですね。
お年寄りの医療に若い人の限られたリソースを、
すごくたくさん使ってるんじゃないのという、
疑問が生まれる訳です。
もちろん看護師さんは大切な仕事です。
でも、高校生の方イメージ湧きやすいので、
その看護師さんって、それこそ東大・京大からもなれますし、
専門学校もいっぱいありますよね。
大事な仕事で、みんななるんだけど、
本当に向いているのかどうかをよく考えるべきだと思うんですよ。
その今はお年寄りが多いから、
看護師さんの仕事いっぱいあるんですけど、
今の高校生ぐらいの人たちが、
30年も40年もやるわけですよね。
そうすると、いずれお年寄りが減っていくわけです。
だから高校生の皆さんが、例えば40代・50代になった時に
40代・50代の看護師さんこんなにいらないよねっていう
時代が来るんじゃないかなぁというのが、僕はちょっと怖い。
その女性が、結婚や出産を経ても、
看護師であれば長く働けるのは事実です。
でも、その女性の職業の中でも、トップクラスに待遇も良い。
事実なんですが、本当に看護師いっていう仕事が、
永久に安泰なのか、それと、
確かに人気もあるし、立派な職業なんですが、
本当に私に向いてるのかどうかっていうのは、
よくよく考えてください。
正直、女子で看護を目指す人がちょっと多すぎるんじゃないかと。
というのが、ちょっと個人的に特に気になるところですね。
看護志望であれば、親も先生も反対しません。
でも皆さん、何かやっぱりきっかけがあって、
家族が病気とか自分がケガをして世話になったとか、
医療の問題に興味があるとか、
助産師やりたい、保健師になりたいとか、
立派な目標あると思うんですが、
よーく考えてほしいんですね。
看護はもちろん立派です。でも自分がやろうとしてる事って
他にもあるんじゃないの。
医療に関わるんだったらITから関わってもいいし、
あるいは法学部にいって、医療関係の医療機器作るとかですね。
あるいは理学部とか、農学部とかで、
学問として、生物学を探求して、医療に貢献するとか。
ほかの選択肢も考えていいのかなというふうに思います。
というわけで、6万人がなる看護師っていうのは、
多いのかもしれないという問題提起でした。
ありがとうございました。
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